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主張:ICBMミサイル防衛は期待通りに機能していない。どうするか

US ballistic missile defense just doesn't work — but we keep spending billions and billions on it 米弾道ミサイル防衛は機能しない。でも巨額の予算をつぎ込んでいる 米弾道ミサイル防衛の地上配備中間段階防衛(GMD)が発射される様子を見つめる親子 Thomson Reuters Alex Lockie http://www.businessinsider.com/us-ballistic-missile-defense-doesnt-work-but-we-spend-billions-on-it-2018-2 水曜日のミサイル迎撃実験は失敗したが、直後に65億ドルを迎撃ミサイルに追加支出する発表があった 米国は15年間でミサイル防衛に400億ドルをつぎ込んだが、信頼度の高い性能は実現していない 弾道ミサイル防衛が核抑止力体制で複雑な要素で、防衛能力を認める意見もあるが実証は不可能 今週水曜日に米海軍のSM-3ミサイル迎撃実験が失敗したと発表があった。同ミサイルは レイセオン が開発した。 同日にペンタゴンは65億ドルで地上配備中間段階防衛システム(GMD)の迎撃ミサイル20発を調達すると発表した。これは米本土を北兆円やロシアのミサイル攻撃から守るのが目的だ。 だがGMDの実績は芳しくない。最近の成功で北朝鮮との核対決の恐怖が下がる効果が生まれたがテスト実績を見ると非現実的な内容が盛り込まれているという。 弾道ミサイル問題に詳しい憂慮する科学者連盟所属のローラ・グレゴとデイヴィッド・ライトの二名による論文ではGMDでICBMを撃破できたというが実際より遅い速度で想定軌道上でのことで実際の北朝鮮ミサイルがここまで望ましい条件で飛翔することはないと指摘。結論として現時点で信頼できる弾道ミサイルへの本土防衛体制はないとしている。 これは米国がこれまで15年にわたり400億ドル超を投入しての成果だ。 この期間に ボーイング 、レイセオン、 ロッキード・マーティン の各社がBMDに関係し巨額の利益を享受したが、今もペンタゴンから契約を得ている。 まず、米国は短期ミサイルなら防衛能力がある。イージス搭載弾道ミ

米GMDがミサイル迎撃に成功した意味、MDAの中長期ミサイル防衛構想

技術はどんどん進んでいきます。北朝鮮が飛翔制御変更なミサイルを開発したと自称していますが、米側と同等のセンサー網を運用していないため、制御の有効性は疑問です。しかし米側も今後真剣な対応を迫られるのは間違いありませんが、技術が必ず解決策を出してくるはずです。今は北朝鮮ですが中国やロシアのミサイルへの対応もそのうち道が開けるでしょう。 アラスカのミサイルサイロに搬入される地上配備迎撃ミサイル。   GMD Missile Defense Hits ICBM Target, Finally GMDミサイル防衛が迎撃実験についに成功   By SYDNEY J. FREEDBERG JR. on May 30, 2017 at 5:45 PM http://breakingdefense.com/2017/05/missile-defense-hits-icbm-target-success-rate-now-50/?_ga=2.105801539.152203922.1496187275-1203066418.1493601734 WASHINGTON: 北朝鮮の最新のミサイル発射から二日目に米国が本土ミサイル防衛の効果を初めて確認することに成功した。コードネームFTG-15とされた本日のテストではこれも初めて「ICBM級」の標的が投入されたとミサイル防衛庁(MDA)が発表した。地上配備中間段階防衛構想(GMD)には会計検査院(GAO)調べで2002年以来1,230億ドルの巨費が投じられており、今回で1999年以来の迎撃テストは18回中9回成功とちょうど50パーセントとなった。 「本日の成功で命中=撃破方式の本土ミサイル迎撃に懐疑的な向きも反論が難しくなりました」と戦略国際研究所のミサイル防衛部門長トーマス・カレイコが指摘する「本土ミサイル防衛体制に重要な日となり金正恩には悪い日になりました」 どこまで悪い意味があったのだろうか。命中率50パーセントを現実の作戦で考えると、批判派の憂慮する科学者連盟がテストが非現実的で簡単なものだったと指摘するが、現在36基運用中の地上配備迎撃ミサイル(GBI)のうち18発が敵ICBMを迎撃することになる。少なくとも近未来で北朝鮮やイランには十分だと言える。ただし米政府はこの「限定