F-35AでJSM巡航ミサイルの運用を米空軍が開始する段階に入りました。同ミサイルのねらいは対艦スタンドオフ攻撃で、日本も導入を早々に決めています。The War Zone記事からのご紹介です。 A U.S. F-35A releases a Joint Strike Missile (JSM) during a test. Norwegian Defense Material Agency 空軍のF-35Aに海上スタンドオフ攻撃という選択肢が加わる 米 空軍は、統合打撃ミサイル(JSM)巡航ミサイルの最初の契約を結んだ。ノルウェー製の同ミサイルは、表向きには、F-35A戦闘機がより大型のAGM-158C長距離対艦ミサイル(LRASM)を手に入れるまで暫定的にスタンドオフ対艦能力を持たせるのが目的だ。しかし、JSMは陸上標的も攻撃することができ、F-35Aの機内に収めることができる。 国防総省は、ノルウェーの コングスバーグ・ディフェンス との固定価格契約でJSM製造ロット1契約を空軍に授与したと発表した。 国防総省の毎日の契約発表によると、「契約は、統合打撃ミサイルのすべてのアップラウンド、コンテナ、およびテスト機器を提供する。「作業はノルウェーのコングスベルグで行われ、2026年8月31日までに完了する予定だ」とある。 Kongsberg 空軍が契約によって何発のミサイルを受け取るのかは不明だ。同軍は過去に、ロット1で48基のJSMを購入する予定であり、合計で最大268基を取得する可能性があると述べている。 JSMは、海上・地上発射型のネイバルストライク・ミサイル(NSM)を航空発射型に大型化したもので、米軍を含め着実に普及が進んでいる。コングスベルグが米国の防衛請負会社 レイセオン と共同開発したJSMは最大射程が約350マイルと公表されている。これは、ミサイルが低高度貫通モードで使用される場合、およそ半分に短縮される。 A briefing slide from 2014 with various details about the Joint Strike Missile's (JSM) capabilities. Kongsberg A general size comparison between the NSM, at top, and ...
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