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JSM導入で大きく変わる日本の戦略戦術地図

JSM導入のニュースは昨日にお伝えしていますが、相当の関心を集めています。さらに詳しい分析が出ましたので追加でご紹介します。この通りならすごい装備品で大いに楽しみですが「平和主義」の皆さんが騒ぎ立てそうです。必要な情報は開示して「左巻き」の人でさえ文句が言えない形にしてスムーズな導入になるよう祈るばかりです 。 Japan Buying Joint Strike Missiles For Its F-35As Is A Much Bigger Deal Than It Sounds 日本が導入する共用打撃ミサイルのF-35A運用にはもっと大きな意味がある It's the first land attack capable cruise missile Japan has bought, opening the door to a whole new set of tactical and strategic possibilities. 日本初の対地攻撃巡航ミサイルで全く新しい戦術戦略面の可能性を開く BY TYLER ROGOWAY MARCH 13, 2019 http://www.thedrive.com/the-war-zone/26939/japan-buying-joint-strike-missiles-for-its-f-35as-is-a-much-bigger-deal-than-it-sounds THE WAR ZONE U.S. AIR FORCE PHOTO BY CHRISTOP—U.S. AIR FORCE ノ ルウェイの コングスバーグ・ディフェンス&エアロスペース と日本防衛省が共用打撃ミサイル(JSM)の大量導入につながる契約を調印したと発表があった。巡航ミサイルJSMはF-35A機内に収まり、同時に対艦ミサイルを超えた軍事力を実現し、日本の軍事戦略の変貌の象徴にもなる。 JSMは海軍打撃ミサイル(NSM)が原型でレイセオンと共同開発したものだ。JSMは最大350マイルの射程で低高度の飛翔でその半分の射程を突破できる。500lb弾頭を搭載しGPS、INS、地形マッピング含む誘導装置を駆使し、GPSを遮断する環境も想定する。 JSMには画像化赤外線(IIR

★F-35用に日本がJSMミサイルを世界に先駆けて採用

慎重な日本がまっさきに採用したのはJSMが唯一のF-35機内搭載可能な対艦対地ミサイルであるからでしょう。それだけF-35による抑止力の整備がまったなしということですか。日本が量産開始前の装備品を導入するのは異例かもしれません。 KONGSBERG awarded JSM Joint Strike Missile contract with Japan コングスバーグがJSM共用打撃ミサイルを日本から受注 11.03.2019 https://www.kongsberg.com/en/kog/news/2019/march/kongsberg%20awarded%20jsm%20joint%20strike%20missile%20contract%20with%20japan/ コ ングスバーグディフェンス&エアロスペースASは日本政府よりJSM(共用打撃ミサイル)を同国F-35の装備として受注した。 JSMは2008年に開発開始し実証段階を経て2018年に完成した。 「今回の受注は国際市場への突破口として重要で、ノルウェイ国防研究機関および国内産業含むノルウェイ関係機関間の協力の重要性をあらため示した」と同社CEOGeir Håøyが述べた。 JSMはF-35機内搭載可能な唯一の長距離対艦、対地ミサイルである。 「F-35運用国からJSMへの関心が高まる中でコングスバーグがこの度日本から選定されたのは非常に誇らしい。JSM事業で大きな一歩となり、量産段階に入る」とコングスバーグディフェンス&スペースAS社長 Eirik Lieが述べている。 コングスバーグ、日本政府共に今回の契約金額、調達量を明らかにしていない。■

★日本がスタンドオフ巡航ミサイルを配備する日がやってくる

巡航ミサイル導入は関連装備の導入規模も大きく、米国として貿易赤字対策の切り札になるのでしょうね。その前に日本側は野党のセンティメント(政治首長ではありません)を封じ込める必要に迫られるでしょう。実戦化は早くて5年、あるいは10年かかるかも知れません 。 Japan Wants Cruise Missiles (And that Should Terrify China or North Korea) 巡航ミサイル導入を目指す日本に中国や北朝鮮は恐れをなすはず Kyle Mizokami June 9, 2018 https://docs.google.com/document/d/19bqnA4Vyj0knWTcsZ-4jgemwjHR1l1Dl0HF_9PH1w9g/edit# 北 朝鮮の核兵器開発で東アジアに不安定度がましているが、その影響は世界全体にまで及んでいる。その中で日本は核攻撃を受けた唯一の国として再び攻撃を受ける可能性に直面している。これに対して日本は第二次大戦終結後初めて攻撃兵器の導入を検討している。その狙いは核ミサイルが発射される前に発射台もろとも破壊することにある。 日本か国権の発揚として戦争を放棄し攻撃兵器の保有を自ら禁じてきた。空母、弾道ミサイル、爆撃機、上陸部隊はすべて攻撃兵器として保有していない。だが海兵部隊など以前は保有してこなかった装備の再評価が進み防衛的あるいは敵の攻撃前に先んじて投入することは可能とされるようになっている。 日本は弾道ミサイル防衛で優秀な体制を整備してきたが、攻撃回避で最良の方法は検討してこなかった。すなわち先制攻撃だ。一番よくみられるシナリオは日本の衛星が北朝鮮の液体燃料核ミサイルが発射台にあり燃料注入が進み攻撃準備に入る様子を探知することだ。発射が近づく中、他国なら絶好の機会としてミサイルや戦術機で攻撃を加え、ミサイルを発射台もろとも粉砕するだろう。だが日本にこの能力がなく、ただ見守りミサイル防衛体制が期待通り作動するのを祈るしかない。 北朝鮮が原爆さらに水爆兵器まで保有していることがわかり、ミサイル搭載を進める中で日本のリスクは高まっている。日本政府は巡航ミサイル二型式の導入に前向きな姿勢を明らかにした。米国製共用空対地スタンドオフミサイル射程