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2026年6月5日金曜日

ウクライナが有利になってきたのは、ドローン無人システムを巧みに運用する能力によるもの。戦場の常識がかわりつつあるが、まだ日本メディアはロシアの敗北を認めたくないようだ

 Ukrainian President Volodymyr Zelenskyy inspects a drone with German Federal Chancellor Friedrich Merz at an exhibition of German-Ukrainian products in the Federal Chancellery on April 14, 2026.

2026年4月14日、ドイツ連邦首相府で開催された独・ウクライナ製品展示会にて、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領が、フリードリヒ・メルツ独連邦首相と共にドローンを視察している。Michael Kappeler/picture alliance via Getty Images

ロボット導入でウクライナは「生き残る」段階を乗り越え、「勝利」が現実の選択肢となってきた

Thanks largely to robots, Ukraine is now talking about winning, not just surviving


ウクライナの無人・自律システム、適応する姿勢が、ロシアの優位性を無力化している

https://www.defenseone.com/technology/2026/06/ukraine-robots-winning/413902/?oref=d1-homepage-river


チェコ共和国・プラハ– 4年前には考えられなかったことを口にする欧州の当局者やアナリストたちが増えつつある。ウクライナはロシアとの過酷な戦争を単に生き延びているだけでなく、ある意味で勢いを増しており、勝利への道筋さえ見えているかもしれない、と。

これはまだ見出しには表れていないが、先週末にウクライナ周辺でロシアのドローンやミサイルが集中攻撃を仕掛けた件などでの詳細、例えば90パーセントが迎撃されたといった点に表れている。

長期的な傾向がウクライナに有利に傾いており、核心的な理由は、AIとロボティクスへの並々ならぬ注力にある。

戦争という試練の中で、ウクライナは領土を維持し、さらには奪還さえできるドローンや地上ロボットを開発してきた。物資補給ロボットや医療搬送車両のように、人間が完全に制御するものもある。しかし、空中ドローンに搭載される誘導システムから最高レベルの意思決定支援に至るまで、数十種類のAI製品によって一部の側面が制御されるケースが増えている。例えば「TFL-1」モジュールは、人間が標的を選択した後、片道飛行ドローンが自律的に機能できるようにし、ジャミングやその他の防御手段に対する脆弱性を低減する。製造元のウクライナ企業The Fourth Lawによると、TFL-1を搭載することでドローンの命中確率は4倍になるという。

技術と同様に重要なのが新戦術だ。実験に異例なまでの自由度を与えられたウクライナの戦闘員たちは、「1年以上前」から、空挺部隊と地上部隊による統合兵科攻撃など、ロボットを前面に押し出した歩兵戦術の概念を開発し始めた。「我々はこれを大規模に導入し始めている」と、国内外の安全保障に関する調整機関であるウクライナ国家安全保障・国防会議のダヴィド・アロイアン副事務局長はインタビューで語った。

ウクライナとパートナー諸国はロシアのドローンに対する高度に自律的な防衛のための新たな構想も急速に推進中で、ISRセンサーとAIを組み合わせ、より短時間で、より確実に敵ドローンを検知・識別しようとしている。

「すべてのシステムが相互に、さらに人間と連携している」とアロイアンは説明した。これにより、必要に応じ起動される迎撃ドローンを各地に配置した分散型ネットワークが構築される。「いずれは、迎撃の承認を担当する要員は10人程度になるだろう。そして、システムが自動的に標的へ直行するようになる」

人間オペレーターも分散配置される。「すべてをキーウやリヴィウ、あるいは他国の都市から制御することが可能だ」と彼は語った。

ウクライナの優位性は、兵器や戦術だけにとどまらない。ロシアや、さらにはキーウを支援する西側諸国を上回り、自律型戦争を軸に教義、調達、補給システムを再構築する意欲がウクライナにはある。

この流れに乗れない国は破滅のリスクを負う、とウクライナ有数のドローンメーカーの代表者が、当地で開催されたGLOBSEC会議で警告した。

「ヨーロッパの我々を恐怖に陥れるべきなのは、ウクライナに起きたこと(つまりロシアによるシャヘド・ドローンの集中攻撃)ではない」と、スワーマーのCEOセルヒー・クプリエンコは述べた。

その代わりに、クプリエンコは、平均的な軍事力(この場合はウクライナ)が、いかに迅速に、精密かつ壊滅的で長距離の打撃能力を身につけたかという点こそが、人々を恐怖に陥れると語った。

クプリエンコは、衛星画像など一部防衛技術分野において「我々は文字通り10年、あるいは20年遅れている」と認めた。にもかかわらず、ウクライナはわずか2年前には乗り越えられないと思われていた能力曲線を登り切った。他の国々も同様だと彼は語った。

「答えは常にAIソリューションにあり、官僚機構内の日常業務にさえAIを統合することにある」と彼は語った。

ウクライナはまた、ロシアの脅威に対抗できる防衛産業を発展させた。その成功は戦場だけでなく、ウクライナ国内で、あるいはウクライナと共同で開発された防衛製品に可能性を見出す増加する海外投資家の数にも反映されている。

「我々は2022年以降進化してきた。産業も、そして防衛体制も同様だ。現在、我々は[大量のドローン]資産だけでなく、エコシステムを構築するために必要なあらゆるもの——部品や生産、訓練、改造などを含めて——を提供できる」とアロイアンは述べた。

攻撃用ドローン万歳

ウクライナの攻撃用ドローンは、他のいかなる要因よりも、ロシアの主要な優位性——経済的に困窮した若年男性の大規模な人口と、死の代償を軽視する傾向——に対抗するのに役立っている。ウラジーミル・プーチン大統領は、前払いボーナスや保険給付で数十万人を動員しており、これはウクライナの戦場で数的優位をもたらすとともに、「低迷するロシア経済に相当の刺激」となっている、と海外在住の経済学者ウラジスラフ・イノゼムツェフは記している。同氏はこのシステムを「デスノミクス(死の経済学)」と呼んでいる。

しかし、兵士を補充できる速度よりも速くドローンが殺戮してしまうなら、人海戦術は無力となる――そして、まさにその状況になっていると、戦争研究所(Institute for the Study of War)は今週記した。

「ウクライナによる中距離および前線でのドローン攻撃作戦の成功は、ロシアが人員を前線へ輸送し、前線の陣地へ物資を供給・維持する能力を制限している」とISWは記した。プーチンは今や、「ますます疲弊するロシア国民に対し、5年目に突入する戦争を支持するだけでなく、すでに100万人以上の犠牲者を出している戦争への強制動員を受け入れるよう説得しなければならない」。

ウクライナによる深部攻撃能力は戦況を一変させている。ロシア領内の奥深くにある石油インフラはもはや安全ではなく、ホワイトハウスが制裁緩和をどうしようと、キーウはモスクワの輸出収入に影響力を行使できるようになった。さらに屈辱的なことに、ドローンの脅威により、プーチンは今月の恒例の戦勝記念日パレードを、ソ連風の戦車やミサイルの整列なしで行わざるを得なかった。

「信じてほしい。我々は50年間ソ連の占領下にあった。戦勝記念日パレードがいかに重要か、我々は知っている」と、エストニアのマルグス・ツァクナ外相はGLOBSECで語った。「プーチンは初めて、このパレードを執り行うことができなかった。これはまさに、見せかけが崩れ去ったということだ。そしてプーチンは、我々だけでなく、ロシア国民にも面目を失いつつある。」

「プーチンは、ウクライナは5日間で解決する問題だと思っていた。率直に言えば、我々も『5日で終わりだ』と言っていた」と、ルクセンブルクのザビエル・ベッテル副首相は述べた。「実際、ウクライナ人の粘り強さは、私たち全員にとって大きな驚きでした。」

情勢の急変

ウクライナの展望がいかに劇的に変化したかを理解するには、3月時点で国家情報局長(ODNI)だったタルシ・ガバードが、米情報機関はロシアが紛争で「優位に立っている」と見なしていたと証言した事実を想起すればよい。

現在、ウクライナ当局者やその他の観測筋は、ウクライナを支援する諸外国の間で時期尚早な勝利意識が広まりつつあることを懸念し始めている。キーウは支援と武器の輸入に依存していることにかわりはない。先週、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、米国から高性能なペイトリオットミサイルの供与を確保するための政府の取り組みについて、引き続き「非常に粘り強く」取り組んでいると述べた。「(米国は)もっと迅速に行動すべきだと考えている」と、彼はスウェーデン訪問中に記者団に語った

しかし、一部の欧州諸国政府は、単にウクライナのためだけでなく、自国の利益のためにも、欧州の新たな防衛リーダーとのより深い関係を築くことに、これまで以上に意欲的だ。

「これは将来的に、欧州連合(EU)やNATOの拡大プロセスを意味する」とエストニアのツァフクナは述べた。「ウクライナに対する、そしてウクライナのための安全保障の保証を意味するだけでなく、その逆もまた然りだ。なぜなら、実際にはウクライナは現在、欧州最大の軍事大国で産業基盤も拡大しているからだ」

ウクライナ政府にとって、勝利宣言するには、単に戦闘行為の停止だけでは不十分だ。アロイアンは、2014年のクリミア侵攻後に見られたような再軍備を許さないよう、侵略国を「はるかに弱体化」させなければならないと述べた。

「停戦が成立するとしても、制裁解除には極めて厳しい条件と困難な交渉が伴い、その時期も不透明だ」と彼は述べた。そうでなければ、ロシアは「全面侵攻前の段階ですべての(軍事増強の)プロセスを再開するだろう」。

「現在、ロシアは経済の約30%を防衛産業に充てようとしている」が、これは過剰だと彼は指摘した。

20世紀末からロシアを率いてきたプーチンの失脚では不十分だろう。

「体制の変化は、単に外部からであってはならない。内部からのものでもあるべきだ」と彼は語った。

もしそれが実現すれば、功績の多くはウクライナのドローンの製造者や運用者に帰属することになるだろう。■


2026年6月2日火曜日

ウクライナがグリペン戦闘機、メテオ滞空ミサイルを2027年受領するとウクライナの空の戦いは大きく変わる

 

グリペン戦闘機がウクライナに2027年到着へ。長距離ミサイル「メテオ」も


スウェーデンによるグリペンの供与は、単なる新型戦闘機以上のものをウクライナに提供する。同国の分散作戦と、「メテオ」ミサイルおよびレーダー搭載機を組み合わせた戦力をもたらすからだ

A timeline has been provided a timeline for the arrival of Saab Gripen fighters in Ukraine, with the first jets to be delivered early next year. Significantly, as well as getting another modern Western combat jet, Ukraine expects to receive highly capable Meteor beyond-visual-range air-to-air missiles, Ukraine’s President Volodymyr Zelensky has announced.サーブ

ーブ製グリペン戦闘機のウクライナへの到着スケジュールが示され、最初の機体は来年初頭に引き渡される予定だと判明した。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、最新の西側製戦闘機を入手するだけでなく、高性能なメテオ超視程空対空ミサイルの供与も受けられる見込みであると発表した。

本日、スウェーデンのウプサラ市でゼレンスキー大統領と会談したスウェーデンのウルフ・クリステルソン首相は、同国が最大16機のグリペンC/Dをウクライナに供与すると発表した。納入を迅速化するため、スウェーデンの備蓄から調達される中古機となる。クリステルソン首相は、ウクライナへの機体の引き渡しは2027年初頭に行われると付け加えた。

2026年5月28日、スウェーデンのウプサラで記者会見を行うウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領(左)とスウェーデンのウルフ・クリステルソン首相。写真:Christine Olsson/TT / 各種情報源 / AFP via Getty Images

スウェーデン当局によると、ウクライナのパイロットおよび技術者に対するグリペンC/D関連の訓練はすでに開始されており、今秋に拡大される予定である。

長期的な展望として、クリステルソン首相は、ウクライナが高性能版グリペンE/F型を最大20機、初期ロットとして導入する計画であることを確認した。本日X(旧Twitter)に投稿したスウェーデンのパール・ヨハンソン国防相は、グリペンE/Fの導入資金として欧州連合(EU)からの29億ドルの融資が充てられると述べた。同相は、長期的な目標は依然として100~150機のグリペン機であると付け加えた。

グリペンC/Dと外観は似ているものの、グリペンE(および2座型のグリペンF)は完全に新しい機種と見なされている。詳細はこちらを参照。

グリペンE(左)とグリペンC(右)による2機編隊。Saab

「ウクライナは、グリペンを長期的な空軍の優先選択肢として明確に位置付けており、最新型グリペンEの購入を意図している」とクリステルソンは述べた。「交渉は進行中だが、2030年までにこれらの機体を移管できる見込みだ。」

サーブはプレスリリースにおいて、ウクライナ向けグリペンE/Fに関する契約はまだ締結しておらず、受注も受けていないことを改めて強調した。つまり、現時点では引き渡しは意向表明の段階にとどまっている。

サーブによると、「ウクライナおよびスウェーデン当局の次のステップは、ウクライナによるグリペンE/Fの取得に関する交渉を完了させることであり、これは段階的に行われる見込みだ。当社はこのプロセスを支援する」としている。

一方、スウェーデン政府は、スウェーデン空軍から寄贈されるグリペンC/D型機の補充機材を更新することも発表した。「寄贈した能力の代替に関するスウェーデンとの協議は、まもなく開始される予定だ」とサーブは述べた。

スウェーデン空軍のグリペンC 2機。サーブ

昨年10月、クリステルソン首相とゼレンスキー大統領は、クリステルソン首相によれば「おそらく100機から150機の戦闘機」を対象とする潜在的な輸出契約を含む意向書(LOI)に署名している。このLOIは、サーブのグリペン製造拠点があるリンシェーピングで署名された。

中古グリペンに関しては、ウクライナはスウェーデン空軍の中古グリペンC/Dの譲渡の可能性と繰り返し関連付けられてきた。ゼレンスキー大統領は以前、2026年から中古機の納入を開始したいと述べていた。

グリペンC/Dの到着は当初の予定より遅れることとなるが、それでもウクライナ空軍にとっては大きな案件である。同空軍は西側諸国から供給されたF-16や、少数のミラージュ2000を受け取っているものの、依然としてソ連時代の戦闘機に大きく依存している。特にMiG-29は、西側諸国から供給されたものも国内開発されたものを問わず、新たな兵器を搭載できるよう継続的に改良されてきたが、老朽化した機体であり、消耗により機体数は着実に減少している。

グリペンの供与において、おそらく最も重要な要素は、同機の武装に関する部分だろう。

ゼレンスキー大統領は、グリペンC/D型に「メテオ」ミサイルが装備されることを期待していると具体的に言及した。

スウェーデンのパール・ヨハンソン国防相は、グリペンC/D型について「IRIS-T、AMRAAM、そして長距離ミサイル『メテオ』などの兵器を装備して納入することが可能だ。これは航空機、兵器、技能、そして維持管理に関する問題である」と述べた。

今年初め、ウクライナ国防省は、メテオがウクライナ向けの次期スウェーデン安全保障支援パッケージに盛り込まれる武器の一つであることを確認した

以前にも論じた通り、メテオは、ロシアの戦闘機に対する戦力均衡を是正するためウクライナが切実に必要とする空対空兵器になる。

メテオは世界中で実戦配備されている空対空ミサイルの中でも最も高性能な部類に入る。飛行の各段階で推力を調整可能なラムジェット推進システムのおかげで、メテオは概して約130マイル(約209キロメートル)の距離にある特定の種類の目標に対して有効であると見なされている。

メテオ

また、メテオは終末段階用のアクティブ・レーダー・シーカーと、目標へ向かう飛行中に最新情報を取得し、発射機内のパイロットに情報を提供する双方向データリンクを備えている。

ウクライナのF-16戦闘機に搭載されているAIM-120 先進中距離空対空ミサイル(AMRAAM)もアクティブ・レーダー・シーカーを備えているが、メテオの射程距離はない。

ウクライナが使用中のAMRAAMで最も高性能なのはAIM-120C-8であり、一般的に75~100マイルの距離にある目標を撃墜できると見られている。

もちろん、実際の運用においては、メテオもAMRAAMも、その射程は様々な要因、とりわけ発射機と標的のエナジー状態や高度状態によって影響を受ける。とはいえ、「メテオ」はウクライナ上空の空軍力バランスに大きな変化をもたらす可能性がある。

ロシアは、NATOでAA-13「アクスヘッド」として知られるR-37M空対空ミサイルの長射程型を繰り返し活用しており、通常は、ウクライナ戦闘機が搭載するミサイルや地上配備型防空システムの射程外を飛行するジェット機から発射している。

特定の種類の目標に対して124マイルの射程を持つとされるR-37Mは、中距離での無線補正機能を備えた慣性航法システムによって制御され、放物線状の弾道で目標へ向かい、終末段階の攻撃にはアクティブ・レーダー・シーカーを使用する。

主にSu-35S フランカー多用途戦闘機やMiG-31BM フォックスハウンド迎撃機によって運用されるR-37Mは、本誌が過去にくわしく検証したミサイルである。これは長きにわたり、ウクライナ空軍の戦闘機パイロットにとって悩みの種となってきた。

本誌が以前指摘したように、長射程のR-37Mに対抗し、空戦の均衡を取り戻すそうとウクライナが導入すべき最良の候補は「メテオ」であり、これによりようやくロシア機を自軍のミサイル射程圏内で脅威にさらすことが可能となる。

同時に、「メテオ」は、ウクライナの防空システムの射程外から、スタンドオフ兵器を投下するロシア機を標的とできる武器をウクライナに与えることになる。ゼレンスキー大統領は本日、このミサイルが「ロシアの滑空爆弾攻撃を阻止する」と述べた。この種の兵器が導入されて以来、これはウクライナの防空にとって大きな問題となってきた。

2022年4月に本誌が詳細に指摘した通り、メテオ搭載能力とは別に、グリペンは、初期のC/D型であっても、ウクライナにとって最適な選択肢となるだろう

冷戦時代にソ連の脅威に対抗するため設計されたグリペンは、戦時下における効率性、耐久性、そして運用容易性を追求して開発された。特に、通常の航空基地ではなく、道路や即席の滑走路といった分散した拠点から運用しながら、少人数のチームによって整備や再武装が行える設計されている。同機のコンセプト全体は、長期にわたる寒冷地環境を含む過酷な環境下での戦闘行動の維持に重点を置いている。

遠隔地の基地に駐機するスウェーデン空軍のグリペンC。Saab

「グリペンは、数的に劣勢で、プレッシャーを受け、分散した基地から戦わなければならない可能性のある国のために建造された」と、スウェーデンのパール・ヨハンソン国防相は述べた。「そのため、ウクライナに極めて適している。高い即応性、迅速な展開、近代的な兵器、そして絶え間ない脅威下での運用能力を備えているからだ」と彼は付け加えた。

全体として、グリペンはウクライナが現在実践している分散型かつ機動性の高い戦術に相性が良い。

同時に、F-16であっても、ウクライナ空軍は戦術と装備を開発し、国内の分散拠点から運用できるようにしている点に留意すべきだ。現在の紛争以前から、ウクライナの戦闘機パイロットたちは、通常の滑走路に代わる代替手段として幹線道路を活用する訓練を行っていた。

ある動画では、ウクライナのF-16の分散運用を支援するための車両が紹介されている:

プロジェクト61:カム・バック・アライブ財団によるF-16向けエコシステム

グリペンとメテオの能力は、スウェーデンから寄贈された、エリーアイ(Erieye)レーダーを搭載した2機のサーブ340空中早期警戒管制(AEW&C)機との連携でさらに強化されるだろう。

ウクライナのサーブ340 AEW&Cは、ロシアの目標を検知・追跡し、脅威の優先順位を付け、戦闘機に迎撃を指示することで、空中戦闘指揮プラットフォームとして機能する。また、データリンクシステムを通じて、飛行中のミサイルに直接、飛行経路の誘導情報を送信することも可能だ。その結果、戦闘機パイロットは攻撃する際、自機レーダーを起動する必要さえなくなる可能性がある。代わりに、発射前にミサイルに目標を割り当て、発射した後、飛行中を通じてAEW&C機からの更新情報によって継続的に誘導することが可能となる。

ウクライナ上空でサーブ340 AEW&Cが使用された最初の証拠は今年3月に明らかになったが、その活動内容は依然として厳重に秘匿されている。

総合すると、グリペンとメテオミサイルの導入は、ウクライナ空軍にとってこれまでで最も重要な戦力強化の一つとなるだろう。単に西側製の戦闘機をもう1機種追加するだけでなく、このパッケージは、高い生存性を持ち分散運用が可能な戦闘機と、世界最高水準の長距離空対空ミサイルの一つを組み合わせ、さらにスウェーデンのAEW&C資産による支援を受ける体制をもたらすことになる。

たとえメテオが配備されなくとも、「グリペンC/D」は、ウクライナが視界外空戦におけるロシアの長年にわたる優位性に挑む一助となるだろう。同時に、ウクライナ空軍が戦争を通じてやむを得ず採用してきた、分散型の運用モデルにも自然に適合する。また、乗員にとって貴重な経験となり、将来の「グリペンE/F」導入に向けた足がかりとなるだろう。■


トーマス・ニューディック

スタッフライター

トーマスは、軍事航空宇宙分野や紛争に関する取材経験20年以上の防衛分野のライター兼編集者である。数多くの著書を執筆し、さらに多くの書籍の編集を手掛け、世界有数の航空専門誌にも多数寄稿している。2020年に『The War Zone』に参加する前は、『AirForces Monthly』の編集長を務めていた。

Ukrainian Gripen Fighters To Arrive In 2027, Long-Range Meteor Missiles Claimed To Be Included

Sweden’s transfer of Gripens will give Ukraine more than a new fighter, pairing its trademark dispersed operations with Meteor missiles and radar planes.

Thomas Newdick

Published May 28, 2026 12:36 PM EDT

https://www.twz.com/air/ukrainian-gripen-fighters-to-arrive-in-2027-long-range-meteor-missiles-claimed-to-be-included




2026年5月23日土曜日

ウクライナの軍用ドローン技術革新の内幕―ウクライナは短期間でここまでのドローン大国になった

 

Inside Ukraine's Shahed interceptor program.

(写真:Genya SAVILOV / AFP via Getty Images)

ウクライナの迎撃ドローン技術革新の内幕――ロシア製「シャヘド」数千機を撃墜している

ロシアの片道攻撃型ドローン部隊に対し、ウクライナが低コストで対抗している姿を本誌独占でBrave1のCEOアンドリー・グリツェニュクが、語っている

回の戦闘で最大規模となったロシアのシャヘド-136ドローンによる集中攻撃から数時間後、ウクライナの防衛技術インキュベーターの責任者が、対抗手段として自国が開発した迎撃ドローンについて語った。

小型兵器の一部は、1機あたり約1,000ドルで、時速200マイル(約320km)近い速度に達する。また、AI支援による誘導機能を備えたものもある。これらは、1機あたり500万ドル以上もするペイトリオット迎撃システムのような兵器や、長年にわたりウクライナ全土に甚大な被害をもたらしてきたシャヘドを撃墜する技術的にはるかに劣るミサイルに比べても、はるかに安価な代替手段であることが実証されている。1時間にわたるインタビューで、Brave1のCEOアンドリー・グリツェニウクAndrii Hrytseniukは、ウクライナがシャヘド迎撃ドローンをどのように開発したか、その有効性、そして米国(ウクライナが使用した独自のドローン迎撃システムを開発した国)やその他の同盟国からの関心の高まりについて語った。また、ウクライナで急成長中の無人地上装備産業に言及しており、これについては本インタビューの第2部で取り上げる。

質問と回答の一部は、読みやすさを考慮して若干編集されています。

Brave1 CEO アンドリー・グリツェニュク (Brave1) ヴァシル・チュリコフ

Q: ウクライナによるシャヘド迎撃ドローンの開発について教えてください。

A: シャヘドの大部分は迎撃ドローンによって撃墜されています。つまり、防空分野ではすでに迎撃ドローンが支配的な存在となっているのです。そしてウクライナは、世界的に見ても新たなクラスの兵器を構築しました。以前は存在しなかったものです。迎撃ドローンには極めて高い潜在能力があり、最大の利点は極めて低価格であることです。

現在、ウクライナ国内には150社以上の企業が迎撃ドローンを生産しています。各社それぞれ異なる構造を持っています。小型ロケット型のファーストパーソンビュー(FPV)ドローンもあります。小型機に似たものもあれば、大型機もあります。FPVと固定翼を組み合わせたような「Xウィング」型もあります。地域や状況に応じ、様々な種類を運用しています。

ウクライナが生産する迎撃ドローンの一例。

Q: どの迎撃ドローンが任務に適しているかを、どのように判断しているのですか?

A: 例えば、オデーサなど沿岸都市に黒海方面からシャヘドが飛来する場合、小型ドローンは最後の数キロメートルでのみ使用されます。これらの機体はロイタリング・ミューニション(滞空型兵器)のように使用され、数時間飛行し、シャヘドを発見するとそれを破壊します。

数時間、数百キロメートルを飛行可能な迎撃ドローンを必要としている。一方で、保護範囲が小半径で済むケースもあります。

Q:迎撃ドローンでの成功を踏まえ、イランが発射したシャヘド・ドローンによる死傷者破壊を考慮して、米国や湾岸諸国の同盟国から接触はありましたか?

A: 常に協議を行っており、当社は迎撃ドローンとその可能性に関する議論に関与しています。そしてもちろん、迎撃ドローンを使用する能力を構築することは、各国にとって最優先事項の一つです。

ウクライナは1日あたり2,000機以上の迎撃ドローンの生産が可能であり、しかも1日あたりの最大生産数が2,000機を超えています。そして我々にとって、これは閾値でも限界でもありません。輸出契約や調達に関しては、1日2,000機をはるかに上回る供給が可能です。例えば、ロシアによるテロ攻撃の際、彼らは過去24時間で1,300発以上のシャヘドを使用しました。ですから当然、こちらは膨大な数の迎撃手段を保有する必要があります。

Q: 対抗するために、1,000機以上の迎撃ドローンを使用しましたか?

A: 迎撃ドローンやその他の兵器によって何機のシャヘドが撃墜されたかといった詳細は明かしませんが、全体として、シャヘドの97%を撃墜することができました。これは防空司令部からの公開情報です。

Q: では、米国や同盟国から支援要請が来たら、どのように回答しているのでしょうか?また、輸出の現状はどうなっていますか?前回この問題について書いた際、法律により輸出が禁止されていました。

A: Brave1は、ウクライナや国際的な企業と連携してソリューションの構築やテストを行っています。当社は輸出問題には深く関与していません。そのため、現状を把握していないので、コメントできません。

Q: 米国は2024年、独自の迎撃ドローンである「Meropsシステム」をウクライナに送りました。その効果は極めて高く、現在は一時停止しているイランとの戦争において、米国の資産を守るために中東へ派遣されました。ウクライナはそこから、もしあるとすれば、どれほどのことを学んだのでしょうか?

A: 成功を収めている防衛メーカーの多くは、ウクライナ軍や当社Brave1から学びました。ウクライナ軍や専門家からの直接的なフィードバックがなければ、Meropsは現在のような高性能なシステムには決してなり得なかったでしょう。

An interception drone of the American MEROPS counter drone system is seen during tests at the Nowa Deba military training ground, south-eastern Poland, on November 18, 2025. (Photo by Wojtek RADWANSKI / AFP) (Photo by WOJTEK RADWANSKI/AFP via Getty Images)

2025年11月18日、ポーランド南東部のノヴァ・デバ軍事演習場で行われた試験中に、米国の対ドローンシステム「MEROPS」迎撃ドローンが確認された。(写真:Wojtek RADWANSKI / AFP) WOJTEK RADWANSKI

Q:中東での事態を受けて、ウクライナと米国や同盟国との関係について、どのようなことが言えますか?

A:非常に興味深い状況であり、質問が多数寄せられています。私たちは自らの経験を共有しています。

Q:米軍と直接対話したことはありますか?

A:我々は同盟国の大半と協力しています。電話会議や会合、カンファレンスを通じて経験を共有し、Brave1がウクライナの防衛産業を変革・改善した成果を伝えています。誰もが関心を寄せています。これほど短期間で実現できることこそが、まさに魔法のようなのです。現在、Brave1には武器を製造する2,300社以上のウクライナ企業が集まっています。戦争が始まった当初は、国営企業が大部分で、民間企業はごく少数でしたが、今では膨大な数の民間企業が名を連ねています。

Ukraine's $2,000 Drone Is Destroying Russia's $50,000 Shaheds. And Everyone Wants It thumbnail

ウクライナの2,000ドルのドローンが、ロシアの5万ドルのシャヘドを撃墜している。そして誰もがそれを欲しがっている

Q:ウクライナには小型から大型まで多種多様な迎撃ドローンがあると伺いました。イランが発射したものを防ぐために、米国と同盟国はいくつの種類の迎撃ドローンが必要なのでしょうか?

A:最低でも10種類は必要だと考えています。

Q: 10種類?なぜですか?

A: 10種類のアーキテクチャが必要だからです。私たちにとって、より多くの異なる製品を持つことは重要です。なぜなら、それによってウクライナの企業間の競争が生まれ、彼らははるかに迅速に新たなイノベーションを生み出し、競合他社――ライバル――に先んじるためにより速く動くからです。迎撃ドローンだけを用意するだけでは不十分です。迎撃ドローン単体では何もできません。これは、多様な技術、レーダー、常時制御システム、航法システム、遠隔操作システムを組み合わせたものです。なぜなら、それらを操作する兵士は最前線にいてはならないからです。要員はシェルターに身を隠していなければなりません。つまり、これは様々なサブ技術の組み合わせであり、全体としてドローンを基盤とした防空システムの一分野なのです。

Q: Wild Hornets社は、同社の「Sting」迎撃ドローンが2,000キロメートル離れた場所から兵士で操作可能だと主張しています。これはどの程度一般的ですか?

A: 現在、当社のパイロットは世界中のどこからでも迎撃ドローンを操作することができます。

Wild Hornets 2,000 Km

Q: 中東における米軍の活動を統括する米中央軍のフロリダ州タンパ本部にいるパイロットが、迎撃ドローンを操作することは可能でしょうか?

A: 例えば、私がパイロットを出張で米国に派遣し、そこで何らかの事態が発生して、そのパイロットが迎撃ドローンの操作を求められる状況を考えてみましょう。パイロットは、ニューヨークやカリフォーニアからでも操作を行うことができます。

Q: 米国と同盟国が必要としている10種類の迎撃ドローンについて話を戻しましょう。どのような種類になるのでしょうか?その違いは何ですか?

A:ISR(情報・監視・偵察)ドローンに対抗する迎撃ドローン。シャヘド(Shahed)のような大型自爆ドローンに対抗する迎撃ドローン。囮(おとり)に対抗する迎撃ドローン。極めて高高度を飛行できる迎撃ドローン。ジェット機型の自爆ドローンを捕捉するため速度を上げられる迎撃ドローン。急加速可能な迎撃ドローン。飛行時間が長く、長距離を飛行できる迎撃ドローン。このように、様々な種類の迎撃ドローンが存在します。

11 May 2026, Ukraine, Kiew: A Ukrainian soldier returns the Zirka interceptor drone after a test flight during Defense Minister Pistorius' visit to a drone defense site on the outskirts of Kiev. Political talks are on the agenda. Photo: Kay Nietfeld/dpa (Photo by Kay Nietfeld/picture alliance via Getty Images)ウクライナの兵士が、ボリス・ピストリウス・ドイツ国防相のキーウ郊外にあるドローン防衛施設への視察中に実施された試験飛行の後、迎撃ドローン「ジルカ」を返却している。(写真:Kay Nietfeld/picture alliance via Getty Images)picture alliance

Q: AIはどのように活用していますか?

A: 私たちはAIの倫理的側面について非常に責任ある姿勢を持っています。ヒューマン・イン・ザ・ループが用いられることもありますが、主に採用しているのはヒューマン・オン・ザ・ループです。これは、人間が武装・解除や決定の取り消しを行う同期的な運用であり、人間の決定を待つ必要がある「ヒューマン・イン・ザ・ループ」と異なります。なぜなら、意思決定のスピードを考慮しなければならないからです。シャヘド・ドローンの有効な撃墜率は、人間がループ内ではなく、ループ上にいる場合の方がはるかに高くなります。

Q: 米国と同盟国がイランのシャヘド・ドローンに対抗する様子を見て、ウクライナは何か教訓を得ましたか?

A: これは、最近のインタビューで最も優れた質問です。Brave1や国の代表としてではなく、私個人の主観としてお答えします。主な教訓の一つは、「自分たちは十分に安全であり、技術は完璧だ」と決して確信してはならないということです。なぜなら、敵が何を隠し持っているか分からないからです。そして、常に最悪の事態に備え、全く予測不可能な様々な事態に対抗・対応するための準備態勢を絶えず向上させなければなりません。そして、反応の速さが極めて重要です。

Q:イランのドローンが米国、イスラエル、UAE、その他の国々に対して行った攻撃の性能について、特に驚かされた点や、それらを撃破するための新たな手法を開発する必要があると感じた点はありますか?

A:いいえ。ご存知のように、ロシアとイランの間には強固な協力関係があり、イランの技術をロシアが戦場で使用しているようですし、その逆も同様だと確信しています。

Q:イランによるドローンの運用方法に、何か奇異な点は見られましたか?

A:特に異なる点は見当たりませんでした。私が目にしたものは以前と同じでしたが、私は軍事の専門家ではありません。我々は技術面に焦点を当てています。

Q:ウクライナの企業についてはどうでしょうか? 各社はこのイラン戦をどの程度注視していますか?また、あなたと話す際、ウクライナの兵器改良に活用できる知見について何か言及していますか?

A:誰もが支援したいと考えています。なぜなら、ウクライナこそが、ロシアの最新技術から自国を守る方法を熟知し、長年にわたりその実証を重ねてきた唯一の国だからです。もちろん、私たちにとっても、同じ経験があるからこそ、この状況を見るのは非常に辛いことです。我々は何をすべきか分かっている。数千万もの人々がこうした問題に直面しているが、我々は支援できるはずだ。

DNIPROPETROVSK OBLAST, UKRAINE - FEBRUARY 22: Ukrainian soldier holds interceptor drone Sting before a test flight on February 22, 2026 in Dnipropetrovsk Oblast, Ukraine. With the help of interceptor drones, the Ukrainian army shoots down Shaheds and Gerbers drones, which the Russian army launches over Ukraine. Interceptor drone can reach speeds of up to 300 kilometers and hit an air target at an altitude of 3 kilometers. The interceptor can be controlled using VR glasses or a small ground station. (Photo by Alex Nikitenko/Global Images Ukraine via Getty Images)2026年2月22日、ウクライナ・ドニプロペトロウシク州で、試験飛行を控えた「スティング」迎撃ドローンを手に持つウクライナ兵。(写真:Alex Nikitenko/Global Images Ukraine via Getty Images) Global Images Ukraine

Q:3月、ドナルド・トランプ大統領は次のように述べています: 「ドローン防衛で彼らの助けは必要ない。我々は誰よりもドローンについて熟知している。事実、我々は世界最高のドローンを保有している。」これについてどうお考えですか?

A: コメントは差し控えます。

Q: 戦争開始当初と現在とで、米国や同盟国からの関心の度合いに違いがあると思いますか?

A: もちろん、関心度は全く異なります。以前は、関心はほぼゼロでした。そして現在、これが最優先の課題となっている。

TOPSHOT - A member of the 3rd Army Corps Interception Squadron holds an interceptor drone used to protect against Russian drone attacks, at an undisclosed location near the front lines of eastern Uraine, on October 9, 2025. (Photo by Ed JONES / AFP via Getty Images)2025年10月9日、ウクライナ東部前線近くの非公開地点で、第3軍団迎撃中隊の隊員が、ロシアのドローン攻撃から防衛するために使用される迎撃ドローンを手にしている。(写真:エド・ジョーンズ/AFP) ED JONES

Q:シャヘド(Shahed)を撃破するために、米国にどのような助言をしますか?

A: 第一に、準備に十分な時間がある、多くの時間があるなどとは決して思わないことです。その時間はもう過ぎ去っています。第二に、コストです。防衛費は、敵の攻撃費用よりも少なくなければなりません。第三に、常に非対称的な解決策に焦点を当てることです。

Q: 具体的にはどのようなものですか?

A: ウクライナに防空ミサイルが不足していた時、私たちは迎撃ドローンを発明しました。155mm砲弾が不足した時は、FPVドローンを開発しました。ヘリコプターが不足した時は、ドローン爆撃機を開発しました。海軍艦艇が不足していたため、海軍ドローンを開発しました。

そして、戦場におけるこうした新技術の劇的な変化が、至る所で多くの革新をもたらしていることがわかります。当社は、様々な産業関係者の軍事的なアイデアをすべて分析するウクライナ政府のクラスターです。アイデアの数は毎月増え続けており、これは始まりに過ぎません。新技術の新たな時代への扉を開くものです。

Members of the 3rd Army Corps Interception Squadron check the delivery of a mobile workstation used to control interceptor drones, at an undisclosed location near the front lines of eastern Uraine, on October 9, 2025. (Photo by Ed JONES / AFP via Getty Images)

2025年10月9日、ウクライナ東部前線近くの非公開の場所で、第3軍団迎撃中隊の隊員たちが、迎撃ドローンの制御に使用される移動式ワークステーションの納入を確認している。(写真:エド・ジョーンズ/AFP) ED JONES

Q: 迎撃ドローンは、ペイトリオット防空システムなどのハイエンドシステムが発射するミサイルに取って代わることができたのでしょうか?

A: いいえ。これは「代替」の話ではありません。迎撃ドローンがペイトリオットに取って代わることは決してありません。ペイトリオットは素晴らしい技術で、弾道ミサイルや極超音速ミサイルに対する防御において世界最高のミサイルです。しかしもちろん、シャヘドに対してこれを使用するのでは全く意味がありません。高価すぎ、明らかに過剰な能力です。

The Pentagon is brushing off concerns that it is running low on Patriot interceptors.Brave1の代表は、ウクライナの迎撃ドローンはペイトリオット迎撃システムを補完するものではあるが、決して置き換えることはないとしている。(ロッキード・マーティン) ロッキード・マーティン

次回の記事では、フリツェニウクが、ウクライナが今年5万台の無人地上車両を生産するというウォロディミル・ゼレンスキー大統領の指示にどう応える計画かについて語る

ハワード・アルトマン

シニア・スタッフライター

ハワードは『The War Zone』のシニア・スタッフライターであり、『Military Times』の元シニア・マネージング・エディターである。それ以前は、『Tampa Bay Times』のシニア・ライターとして軍事問題を担当していた。ハワードの記事は、『Yahoo News』、『RealClearDefense』、『Air Force Times』など、様々な媒体に掲載されている。


Inside Ukraine’s Interceptor Drone Innovations Swatting Down Thousands Of Russian Shaheds

Brave1 CEO Andrii Hrytseniuk gives us exclusive insights into Ukraine's ability to counter Russia's one-way attack drone armada on the cheap.

Howard Altman

Published May 15, 2026 1:29 PM EDT

https://www.twz.com/news-features/inside-ukraines-interceptor-drone-innovations-swatting-down-thousands-of-shahed-drones