中国のインターネット Y-20輸送機が原型の空中早期警戒管制機は、現在はターボプロップ機が主流の中国にとって大きな能力強化となる 4 発エンジンのY-20予想機を改装した中国初の空中早期警戒管制機(AEW&C)の写真が公開された。 中国にはAEW&Cプラットフォームがすでにあるが、ほとんどは小型のターボプロップ機だ。国産機をベースとした近代的な大型ジェットエンジンのタイプは、ロシアのIl-76キャンディッド機体をベースとした既存の少数のジェットエンジン搭載のKJ-2000メインリングの後継となるか、少なくともそれを補強することができる。 Y-20 AEW&C航空機の登場は、過去2日間に行われた、2機の未公開の最新鋭戦闘機の登場や、PLAN初の怪物的な076型水陸両用強襲揚陸艦の公式発表など、中国の軍事的な重大発表のなかでのことである。 Y-20をベースにしたAEW&C機(俗にKJ-3000と呼ばれることが多い)は、開発が進められているとの報道が前からあった。現在のところ、このような航空機は2020年に初めて登場したY-20Bのアップエンジンをベースにしたものだろうと予想されている。国営の西安飛機公司(XAC)が開発したベースラインのY-20A輸送機は、2013年初飛行した。 Y-20UやYY-20Bとして知られるY-20の空中給油タンカー型も就航している。 エンジン換装型Y-20B。 中国のインターネット 基本形のY-20A。 台湾国防省 昨日ネット上に出回り始めたKJ-3000と思われる機体の写真では 既存の中国のKJ-2000、ロシアのA-50 Mainstay(同じくIl-76ベース)、アメリカのE-3 Sentryなど、多くのAEW&C機で一般的に見られるように、胴体後端上部に大きな円形レドームがある。 今判明しているところでは、Y-20をベースにした新しいデザインは、前部胴体の上部と尾翼の下に大型のドームを追加する可能性がある。 KJ-2000とA-50はともに、AEW&C機のもうひとつの重要な要素である広範な通信設備と連動して、前部胴体の上部と下部に追加のドームを備えている。 KJ-3000は、レーダー以外にも情報、監視、偵察能力を持...
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