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米空軍公式発表に載る想像図は第六世代機NGADの姿なのか。YF-23の話題がいまだに出ているのはここに理由があったのか。

    No Room For Error As Democratic Majority Slims   鋭 い観察眼をお持ちのかたならNGAD戦闘機の外観にYF-23ステルス戦闘機を思わせるものがあることに気づくはずだ。 米空軍が刊行した公式報告書に空軍が狙う次期制空戦闘機の構想図があり、次世代制空機材(NGAD)として開発中の機体なのか。   新型機は高性能第四世代機F-15と高性能ながら機数不足のF-22の間を埋める機体として期待されている。   米空軍が昨年9月にNGAD試作機を完成させ、飛行開始していると発表し世界が驚いた。同機が初の第六世代機なのか、詳細がほとんど入手できないが、航空ジャーナリストや専門家の多くがこの試作機の完成度は低いとみている。技術実証機として後に控える機体用の技術をテストしているというのだ。   今回発表された公式構想図から浮かび上がってきた情報がある。昨年の空軍によるNGADテスト飛行開始の発表と並行して、空軍創立73周年を祝い、現行機材のいずれとも共通点がない三角形機体の画像が発表されていた。この構想図には第六世代戦闘機としてロッキード・マーティンが先に公表していたイメージの影響が見えるが、NGADの発表とこのアートは意図的なタイミングを狙ったものとの意見がある。   今週月曜日に空軍は隔年刊の調達報告書が発表され、2019-2020年度を対象にしている。報告書では空軍が進める60件超の調達事業を取り上げており、ロシアや中国への優位性を引き続き確保するために重要となる技術に触れている。   その中でNGADは28ページに記述があり、興味をそそるイラストが添えられている。   今回のイラストと昨年9月発表の作品には類似性があり、無尾翼形状には前例がある。ノースロップ・グラマンのB-2スピリット、B-21レイダーだが、これ以外にロッキード・マーティンF-22に対抗し制空戦闘機の採用を狙ったYF-23ブラックウィドウIIも無尾翼に近い設計だった。   YF-23はずば抜けた性能を示し、ステルスや航続距離ではラプターをしのいでいた。いまだにYF-23が採択されていたら優秀な戦闘機になっていたはずと主張する向きがある。   ノースロップ・グラマンは米空軍向け次期ステルス爆撃機としてB-21レイダーの完成を急いでおり、NGAD契約の受注も狙

F-23が制式採用されていればF-22以上の高性能戦闘機になったはずなのに...

いまさら30年も前の不採択機について言うのはなんですが、敗けたのは性能でなく、企業力の違いと ここまではっきり 言われてしまうと、選択が違っていれば安全保障環境は今ごろどうなっていたかと思わざるを得ません。技術で優れていてもアピールが足りなかったということでしょうか。F-3となるNGFにもその設計思想が影響を与えるのか、F-3の話でこの機体の存在がちらちらするのは何か意味があるのでしょうね。National Interestの記事からです。 ノ ースロップ が受注成功していればF-23が実現し、より高い性能を誇っていたはずだが、相当の高額機材になっただろう。  1991年、 ロッキード が米空軍の高性能戦術戦闘機(ATF)競合を勝ち抜き、F-22ラプター制空戦闘機となり、ステルスで世界を圧倒した。  敗けたノースロップYF-23は設計で上回っていたのに、米空軍がロッキード案に傾いたのは同社の開発管理の実力の方が高く、ラプターの方が費用を抑えられると判断したためだった。  当時のノースロップはB-2スピリット・ステルス爆撃機事業他で大幅なコスト超過を発生させており、ペンタゴン、議会からにらまれていた。共同事業体の マクダネル・ダグラス も誇れる状態ではなかった。「空軍がATF交付先をどう決めたかわからないが、ノースロップのテスト不正事例、契約不履行や過去の罰金事例が考慮にあっただろう」とジョン・コニヤース下院議員(民、ミシガン)がLAタイムズに語っていた。  だがF-23として実用化されていたらどんな機体になったのか。 ジェネラル・エレクトリック 製の革命的な可変サイクルエンジンYF120の搭載でどんな性能が実現していたか。 1991年当時でも、YF120エンジン搭載のYF-23は プラット&ホイットニー YF119を搭載した競合機を上回る性能との認識だった。YF-23は超音速巡航機能、ステルスで上回り、低速域の操縦性に難があると指摘があった。  「YF-22、YF-23でAoA迎え角60度で全く同じだったのは興味深い。YF-23は推力偏向機能を使わずに実施できた。V字尾翼が本来不安定な機体で大きな機能を果たした」と両機種に詳しい内部筋が述べている。「YF-22の利点は超低速の飛行時に発揮されたが、両社とも時間不足のため低速での運

★F-3はブラックウィドウの生まれ変わりになるとの観測が大...なのか

Japan's New Black Widow Stealth Fighter Could Look Like This   日本の次期戦闘機はブラックウィドウの新型版になるのか How does it compare to the F-22? F-22との比較ではどうなるのか by Sebastien Roblin September 28, 2019  Topic: Security   Blog Brand: The Buzz   Tags: F-22 F-22 Raptor Military Technology World https://nationalinterest.org/blog/buzz/japans-new-black-widow-stealth-fighter-could-look-83866 Key point: Old, but impressive technology. 時間が経過しても目を引く技術だ。 日 本が航空自衛隊向けのF-3制空ステルス戦闘機開発で共同開発相手を模索している。もっとも大きな注目を集めたのは ロッキード・マーティン 提案のF-22ラプターとF-35ライトニングIIのハイブリッド版だった。ただしF-3はF-22のライバルだった ノースロップ YF-23ブラック・ウィドウIIの復活になるとの見方が一部に根強い。ラプターの性能を凌駕していたと多くが認める機体だ。 1981年、ペンタゴンは高性能戦術戦闘機(ATF)競合でソ連のSu-27フランカーやMiG-29フルクラムにドッグファイトで勝てる次世代ステルス戦闘機を求めた。当時唯一のステルス機F-117ナイトホークには空対空装備も超音速飛行性能もなかったので、同構想は一気に高い次元をめざすものだった。米空軍はアフターバーナーを使わずに超音速飛行を持続するスーパークルーズの実現をATFで目指した。 1986年にはAFT競合はロッキード・マーティンとノースロップに絞られ、YF-22およびYF-23試作機をそれぞれ製造し、4年以内に完成させることになった。その時点で両社ともにステルス機の知見を一定程度持っていた。ロッキードはF-117、ノースロップはB-2ステルス爆撃機である。ノースロップは マクダネル・