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2026年3月31日火曜日

中国、ロシアは本邦周辺で不穏な動きを相変わらず示しており、引き続き注意が必要。中国の新型対潜哨戒機Y-9FQが初めて空中で視認された。日本の潜水艦を探知しようとした模様。

 

2026年3月30日に日本防衛省が公開した画像。東シナ海上空で迎撃された中国人民解放軍海軍航空部隊の対潜哨戒機Y-9FQ。(画像提供:日本防衛省/統合幕僚監部)

中国の新型対潜哨戒機「Y-9FQ」が東シナ海上空で初めて迎撃される

The Aviationist

公開日時:2026年3月30日 午後9時43分 

Parth Satam

Y-9FQ「高新15」は、2025年9月3日に北京で行われた「勝利記念日」パレードで初公開され、今回、日本によって初めて迎撃された。

国人民解放軍海軍航空隊(PLANAF)のY-9FQ海上哨戒・対潜戦機が、2026年3月28日、東シナ海上空で航空自衛隊(JASDF)により初めて迎撃された。同機は2025年9月3日に北京で行われた「戦勝記念日パレード」で初めて公の場に姿を現した。

3月30日、X(旧Twitter)でこの事案を報告した防衛省統合幕僚監部は、Y-9FQを検知し緊急発進した戦闘機パイロットが撮影した中国機の画像を公開した。声明でY-9FQの独特な機首形状に言及し、このような中国の特殊任務機が迎撃されたのは今回が初めてと指摘した。

同じ迎撃任務中に、KQ-200対潜哨戒機(ASW-MP/MR)と思われる旧式のY-8も確認された。両機とも、潜水艦探知用の細長い尾部「スティンク」型磁気異常探知機(MAD)アンテナを備えている。

これは、ここ数日間に相次いだ迎撃に続くもので、日本軍は3月27日、オホーツク海から日本海へ移動中のロシア軍Tu-142対潜哨戒機2機を追跡・追尾した。また、日本側は、津軽海峡と日本海の間を航行するロシア海軍のバルザム級「情報収集艦」についても報告している。

しかし、少なくとも今年に入って最も挑発的な迎撃は、3月17日にKh-47M2キンジャール極超音速ミサイルを装備したMiG-31 2機が日本海を飛行した件である。これらのMiG機は、Il-78M給油機とSu-30戦闘機2機を含む5機編隊の一部であった。当時、自衛隊はまた、ロシア海軍のウダロイIII級駆逐艦を追跡していた。

中国人民解放軍空軍のY-9FQが迎撃

防衛省の声明は次のように述べている:

「3月28日、航空自衛隊南西航空防衛部隊の戦闘機は、東シナ海上空を飛行した中国軍の哨戒機(Y-9)1機に対し、緊急発進を行った。

中国軍の哨戒機(Y-9)については、過去にも東シナ海周辺の空域やその他の地域での飛行が確認されているが、今回確認された機体は、機首(最前部)の形状が従来の機体とは異なっており、自衛隊がこのような機体を確認し公表したのは今回が初めてである。

防衛省および自衛隊は、領空侵犯に対してはあらゆる措置を講じつつ、引き続き情報を収集し、わが国周辺の軍事動向に対し24時間体制で警戒・監視を行っていく。」

その他Y-9/Y-8対潜機とは異なり、機首の下にドームがあり、MAD(磁気探知機)の「スティンク」もより長いのが特徴である。Chinese Military Aviation (CMA) ブログによると、Y-9は2020年頃から陝西飛機工業集団(SAC)が次世代対潜機として開発していたと噂されており、2025年9月3日のパレードでついに公開された。

延長された機首には、空対空、空対地、および合成開口レーダー(SAR)監視モードに対応可能なアクティブ電子走査アレイ(AESA)レーダーが搭載されているとされる。

CMAはまた、風防下に電視システム(EVS)が配置されていること、AESAレーダーを冷却するための機首後方の吸気口、胴体中央部上部の衛星通信(SATCOM)アンテナ、 翼端のESMアンテナ、および前部胴体、尾部、後部胴体上部に設置された新型のミサイル接近警報センサー(MAWS)についても言及している。

フロントガラス下にEVS、頬部にエアインテークが見えるY-9FQの正面画像。(画像提供:CMAブログ/中国インターネット経由)

東シナ海(ECS)の迎撃区域に最も近い宮崎県にある航空自衛隊新田原基地が、今回の緊急発進に関与した可能性がある。同基地にはF-15Jを運用する航空自衛隊第305戦術戦闘飛行隊が駐屯している。

防衛省が公開した航跡図によると、迎撃された両機とも東シナ海(ECS)の中央部で迂回する航路をたどっており、観測筋は、同機が日本の排他的経済水域(EEZ)の境界付近で活動しており、海上自衛隊(JMSDF)の潜水艦を追跡していた可能性があると指摘している。

ロシアの偵察艦とTu-95ベア

3月27日から28日にかけて追跡されたロシア連邦海軍のバルザム級信号情報(SIGINT)艦については、防衛省は「津軽海峡周辺の接続水域を東進し、折り返して同水域を西進し、日本海へ向かった」と述べた。海上自衛隊は、護衛艦「出島」および「周防」、ならびに第2航空群所属のP-3Cにより、同艦を追跡・監視した。

一方、3月27日にはTu-95ベア2機が太平洋からオホーツク海を経由して日本海へ飛行し、秋田県沖まで到達した。これに対し、航空自衛隊北方航空防衛部隊は戦闘機を緊急発進させ、防衛省は発進した機体の画像を公開した。

結論

なお、基本型である陝西Y-9は、KJ-500およびKJ-700空中早期警戒管制(AEW&C)機、ならびに少なくとも5種類の電子戦/電子/信号情報(EW/ELINT/SIGINT)機の運搬機でもあることに留意すべきである。KJ-500とKJ-700の両機は、Y-9FQと同様の細長い機首を備えている。

本誌は、中国の多様な特殊任務機群、特に空中早期警戒機に触れてきた。これには、新型のKJ-3000、旧式のKJ-2000、KJ-200、海軍のKJ-600(CNS福建から運用可能)、そして無人機WZ-9 Divine Eagle AEWも含まれる。

第一に、これは損失が発生した場合の冗長性を確保するものである。第二に、すべての航空機間でデータリンクや主要なISR(情報・監視・偵察)およびELINT(電子情報)機能が標準化されていると推測されるため、中国は戦域全体にわたる恒常的かつ持続的な状況認識を得ることができる。

これは、Y-9に腹部に搭載された電気光学(EO)ボールタレットの存在からも見て取れる。これは、連合軍における長距離海上哨戒、対潜戦(ASW)、攻撃、および二次的な電磁探知任務の主力であるP-8Aポセイドンにも見られる特徴である。

前回のレポートやキンジャルを装備したMiG-31について論じたように、日本や韓国の迎撃を誘発している中国およびロシアの軍事飛行の急増は、西アジアでの出来事とはほとんど関係がない。

ロシアと中国のジェット機はここ数年、同地域上空で共同哨戒飛行を行っており、日本と韓国が報告した直近の共同飛行は2025年12月9日であった。これらは通常、ロシアのTu-95 ベア爆撃機、A-50 空中早期警戒管制機(AEW&C)、Su-30戦闘機に加え、中国のJ-16戦闘機およびH-6K/N爆撃機で構成されている。

2020年11月17日に撮影された、陝西Y-9をベースにした旧式の対潜哨戒機KQ-200。(画像提供:台湾国防部)

最近の日中関係は悪化しており、中国は3月30日、高市早苗首相の補佐官が台湾を訪問したことを受け、制裁措置を講じた。中国は台湾を自国の主権下にある領土とみなしている。■

執筆:パース・サタム

フォロー:

パース・サタムは、2つの日刊紙と2つの防衛専門誌で15年にわたるキャリアを持つ。彼は、戦争という人間の活動には、どのミサイルやジェット機が最も速く飛ぶかという問題をはるかに超えた原因と結果があると信じている。そのため、外交政策、経済、技術、社会、歴史と交差する点から軍事問題を分析することを好んでいる。彼の執筆活動は、防衛航空宇宙、戦術、軍事ドクトリンと理論、人事問題、西アジア・ユーラシア情勢、エナジー部門、そして宇宙に至るまで、その全領域に及んでいる。


China’s Y-9FQ Next Gen ASW Aircraft Intercepted for the First Time Over East China Sea

Published on: March 30, 2026 at 9:43 PM Parth Satam

https://theaviationist.com/2026/03/30/china-y-9fq-intercepted-first-time-east-china-sea/


2021年3月14日日曜日

中国の弱み 規模こそ巨大だが中国の空軍力にはまだ実力が不足しているのが現状だ。

 


 

ハイライト PLAAF ・PLANAFあわせた戦闘機材の三分の一が旧世代機で戦闘性能に制約がつく。一斉飽和攻撃しか活躍の余地がないといってよい。28%の機材が戦略爆撃機など性能は高いが第3世代設計の旧型機だ。

 

人民解放軍空軍PLAAF、人民解放軍海軍航空隊PLANAFと合計1.700機と相当な規模の戦闘機材を運用している。これを上回るのは3,400機供用する米国だけだ。中国は多様な機種を運用しており、一部は西側も把握できていない。

 

ただし、中国の軍用機は大部分がロシア、米国の設計をもとにしており、出自がわかれば性能の推定も困難ではない。

 

ソ連機のクローン

ソ連と共産中国は1950年代に最良の友好関係にあり、ソ連は戦車、ジェット戦闘機など大量の技術を移転してくれた。中国生産の初期機体にJ-6があり、これは超音速MiG-19のクローンだった。J-6は大量生産され、一部を除き今日でも供用が続いている。同機の派生型南昌Q-5は対地攻撃機で供用中で、精密誘導弾運用の改修を受けている。

 

ところが中ソ関係は1960年ごろから怪しくなった。それでも1962年にソ連は最新のMiG-21戦闘機を友好の証として贈与している。中国は甘い言葉にはつられず機材をリバースエンジニアリングで堅牢かつ重量を増やした成都J-7に変えた。文革の影響で生産開始が遅れたが、1978年から2013年にかけ数千機が生産され、現在も400機近くがPLAAF、PLANAFで供用中。

 

J-7は1950年代設計としては操縦性、速力がすぐれ、F-16並にマッハ2飛行も可能だが、燃料兵装の搭載量が少ない。J-7Gは2004年に登場し、イスラエル性ドップラーレーダー(探知距離37マイル)、改良型ミサイル、視界外対応能力、デジタル「グラスコックピット」を備える。

 

こうした機材では第4世代戦闘機へ対応は苦しいだろう。敵機には遠距離探知能力がある。仮説だが、一度に大量投入し敵を圧倒する攻撃形態を想定しているのだろう。

 

中国のB-52

もうひとつソ連時代のクローン機材が西安H-6双発戦略爆撃機で原型は1950年代初頭のTu-16バジャーだ。米B-52、ロシアTu-95ベアのような大型機と比べれば性能は劣るが、空中給油対応となったH-6Kは今も有効な機体で長距離大型巡航ミサイルを敵の防空圏外から発射できる。ただし、PLAAFはこの想定で同機への期待を捨てたようで、西安航空機では新形H-20戦略爆撃機の開発を進めていると言われる。だが同機の情報は皆無に等しい。

 

国産戦闘機の開発

中国は国産戦闘機開発を1960年代中に開始し、1979年に瀋陽J-8が生まれた。大型双発超音速迎撃機のJ-8は最高速度マッハ2.2を実現し、MiG-21とSu-15の中間の存在となった。ただし、エイビオニクスは旧型で操縦性も劣った。とはいえ、J-8IIではイスラエル製レーダーの導入でエイビオニクスを改良し、大量兵装を運用するところはF-4ファントムを思わせる。現在も150機が活躍している。

 

1992年に供用開始した西安JH-7飛豹は200機以上が第一線にあり、大型複座の海軍用戦闘爆撃機として20千ポンドのミサイル等を搭載し最大速度はマッハ1.75だ。ドッグファイトには不向きだが、対艦ミサイルを長距離発射すれば安全だ。

 

成都J-10猛竜は対照的に中国のF-16で、高度の操縦性能の軽量多任務戦闘機でフライ・バイ・ワイヤのエイビオニクスで空気力学上の不安定さを補正している。エンジンはロシア製AL-31Fターボファンに頼らざるを得ず、J-10B型が21世紀にふさわしいエイビオニクスとして赤外線探知追尾装備やアクティブ電子スキャンアレイ(AESA)レーダーを搭載し、後者はF-16でも一部にしか搭載されていない。250機ほど供用中のJ-10で死亡事故が数件発生しているのはフライ・バイ・ワイヤ関連で問題があるのか。

 

フランカーの導入

ソ連崩壊後のロシアはキャッシュほしさにイデオロギー対立は捨てて、当時最新鋭のスホイSu-27を求める中国の要望を受け入れた。Su-27は双発で高度の操縦性を誇り、F-15イーグルに匹敵する長距離運用とペイロードを実現した。これが運命的な決定になった。今日、Su-27原型の各機が中国の新鋭戦闘機部隊の中心となっている。

 

Su-27を輸入した中国は国内生産ライセンスを購入し、瀋陽J-11が生まれたが、ロシアにとって悲報は中国がより高性能のJ-11B型、D型を勝手に製造したことだった。

 

ロシアは怒りつつ、さらに76機の新型対地攻撃仕様のSu-30MKK、海軍仕様のSu-30MK2を売却した。問題は中国がSu-30からも独自の派生型を瀋陽J-16紅鷲としてAESAレーダー搭載、空母運用用の瀋陽J-15飛鮫を製造したことだ。後者はウクライナから調達したSu-33が原型で約20機を001型空母遼寧で運用中。さらにJ-16Dはジャミングポッドを搭載した電子戦用機材で米海軍のEA-18グラウラーに匹敵する。

 

中国のスホイ派生型各機は理論上は第4世代機のF-15やF-16に対抗可能のはずだが国産WS-10ターボファンエンジンが整備性の悪さ、推力の性能不足で足を引っ張っている。ジェットエンジン技術が中国軍用機で大きな制約条件となっている。2016年に高性能版フランカーSu-35の24機を購入したのは、AL-41Fターボファンエンジン取得が目的だったのだろう。

 

ステルス戦闘機

驚くべき短期間で中国はステルス戦闘機2型式を開発した。成都J-20は20機がPLAAFで2017年から供用されている。J-20はF-22、F-35のいずれとも異なり大型双発の機体でスピードと航続距離、大量兵装を運用する狙いで操縦性は二の次にしている。

 

J-20は対地対艦の奇襲攻撃に最適だろう。ただし、機体後部のレーダー断面積の大きさが問題になりそうだ。あるいは敵陣営に忍び込み、脆弱な支援機材の給油機やAWACSレーダー機を狩るねらいがあるのか。任務特定型のステルス戦闘機として高度な作戦内容の実行を始めたばかりの中国には意味のある機体になりそうだ。

 

他方で、小型の瀋陽J-31シロハヤブサ(別名FC-31)はF-35ライトニングを双発にしたような機体だ。ロッキード社のコンピュータに侵入して得たデータを流用している可能性が高い。中国は垂直離着陸用の構造など空気力学を洗練させているが、ライトニング並みの高性能センサーやデータ融合機能は搭載していないはずだ。

 

J-31は今後登場する002型空母に搭載をするようだ。また輸出用にはF-35より相当低価格に設定されるだろう。ただし、同機もロシア製エンジンを搭載しており、中国製WS-13エンジンが信頼性十分になるまで本格生産はお預けのようだ。

 

展望

PLAAF・PLANAFの戦闘機材のほぼ三分の一が第2世代戦闘機や戦闘能力に限定がつく機材で、一斉攻撃に投入するしか使いみちがないはずだ。28%が戦略爆撃機など一定の性能はあるものの第3世代機だ。第4世代機は38%でF-15やF-16に対決可能な機材で、ステルス戦闘機は1%相当だ。

 

だが、機体の性能だけがすべてではない。同様に重要性を持ってくるのが訓練であり、組織の運用思想であり、支援体制だ。

 

中国にも情報収集機材があり、空母攻撃用のミサイルや機材があるのは事実だ。だが、各機材を一体運用しキルチェーンを構成するのは簡単ではない。2016年のRAND研究所レポートでは中国の訓練方法には現実的な状況設定が欠如し、地上海上部隊と一体化した運用経験は未確立とある。

 

いずれにせよ、中国に旧型機の更新を急ぐ様子はない。国内航空産業が実力をつけるまで大規模な新型機調達事業は待つという考えなのだろう。■

 

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Size Isn’t Everything: Why China’s Huge Air Force Is Not That Scary


March 10, 2021  Topic: China Air Force  Region: Asia  Blog Brand: The Reboot  Tags: ChinaMilitaryTechnologyWorldAir ForceJ-20J-10

Size Isn’t Everything: Why China’s Huge Air Force Is Not That Scary

by Sebastien Roblin

 

Sébastien Roblin holds a Master’s Degree in Conflict Resolution from Georgetown University and served as a university instructor for the Peace Corps in China. He has also worked in education, editing, and refugee resettlement in France and the United States. He currently writes on security and military history for War Is Boring. (This first appeared several years ago.)

 


2016年7月6日水曜日

6月17日東シナ海上空で何があったのか どちらの言い分が正しいのか


この問題の背景には中国が狙う心理戦もありますが、世界に孤立する様相を示す中国が多方面で大胆な動きに出ていることにも注目すべきでしょう.一体真実はどうだったのか。否定するだけではだめで、日本も情報開示すべきではないでしょうか。でないとウソを言い続けるほうが真実だと受け止められるようになります。日本も主張する際に計算された戦略戦術が必要ですね。

China says Japanese F-15s locked onto its fighters over East China Sea

Gabriel Dominguez, London - IHS Jane's Defence Weekly
05 July 2016


Source: JASDF
中国国防省が火器管制レーダーを東シナ海上空を6月17日に飛行中のスホイSu-30戦闘機二機に航空自衛隊のF-15戦闘機二機がロックオンしたと非難した。
中国は中国戦闘機のうち一機が航空自衛隊F-15に攻撃を加える構えを見せて接近したとの報道を否定している。F-15はスクランブル出撃していた。
「日本側の発表は事実を捻じ曲げ白を黒と言いくるめ不和を植え付けようとするものである」と同省情報局報道官が述べているとChina Military Onlineが伝えた。
それによると報道官はSu-30の二機編隊が「東シナ海防空識別圏で通常の哨戒飛行を行っていたところ」航空自衛隊F-15が二機高速で接近し「火器管制レーダーを中国機にロックオンした」とし、日本側がいつでも武器を発射できる状態だったとしている。
Su-30編隊は「戦術行動など必要措置」で日本側の「挑発行為」に対応したと報道官は述べ、F-15二機は赤外線フレアを放出しその場を去ったという。
中国側報道官は日本の行為は「空中事故で深刻な被害や損傷を航空機搭乗員に与えかねない」事態だったと注意喚起した。また同報道官は日本政府が「中国に歩み寄り」かつ「交渉の障害を取り除き」中日海上空中連絡メカニズムの立ち上げ・運用の条件整備に向かうよう希望すると述べた。日中両国は海上での意図しない衝突回避のしくみづくりで昨年12月に基本合意している。
萩生田光一内閣官房副長官は中国の言い分を否定しており、航空自衛隊機は「中国国防部が言うような挑発行動は一切取っていない」と述べ、中国戦闘機へのロックオンレーダー作動の事実はないと述べている。■