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Su-30SM1戦闘機が登場、スホイ優勢の構図は崩れそうもないですね

  Russia's New Sukhoi Su-30SM1 Fighter: Could It Crush America's Best Fighters? ロシアの新型スホイSu-30SM1戦闘機は米国の最強戦闘機に勝てるのか。 Dave Majumdar November 28, 2017 http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/russias-new-sukhoi-su-30sm1-fighter-could-it-crush-americas-23390 ロ シアが スホイ Su-30SMフランカーHの開発を完了し、エイビオニクスと兵装類を改良している。 Su-30SM1と呼称され、シリア作戦の戦訓を盛り込んでいるとロシア紙イズベスチアが伝えている。 記事によれば 合同航空機企業 傘下の イルクート がSu-30SM1を生産中ですでに数機が完成しているという。ただし国防産業筋は The National Interest にイルクーツク工場内に一機しかないと述べている。 Su-30SM1は兵装搭載装備を見直して精密誘導兵器のKAB-250やХ-59МК2対地攻撃ミサイルを搭載とイズベスチア記事は述べている。KAB-250はロシア版の小口径爆弾(250ポンド)でGPS/GLONASS補正付き完成誘導あるいはレーザー誘導式だ。 Х-59МК2 はX-59対艦ミサイルを対地攻撃用にしたものだが、対艦能力を維持しているか不明だ。 イズベスチア記事はエイビオニクスの改良に触れているが、詳細は不明。おそらく、センサー装備、通信機器が以前は弱点だったので改良されたのだろう。 Su-30SMで改良が進むこと自体が驚きだ。ロシア空軍はシリア作戦で多くの戦訓を学んでいるはずでSu-35フランカーEやSu-34フルバック爆撃機に生かされている。 今年中にSu-30SMは17機が納入予定でSu-35SやSu-34とロシア空軍の主力機となり、さらにSu-57PAK-SAが加わりそうだ。■ Dave Majumdar is the defense editor for The National Interest . You can follow h

短信)MiG、スホイが2019年に統合される

Russia’s aircraft corporation to merge MiG and Sukhoi into combat aviation complex MiG、スホイの統合でUACに戦闘航空機事業体が生まれる Military & Defense   June 20, 19:37 UTC+3 http://tass.com/defense/952422 LE BOURGET (France), June 20. /TASS/ ロシアの合同航空機企業(UAC) はMiGおよびスホイ両航空機企業を単一戦闘航空機事業体として2019年に統合するとUAC社長ユーリ・スリュサアルが6月20日述べた。 「当社にとって2019年は企業形態を単一企業体に切り替える年であり、該当事業部はUAC傘下企業になる」とスリュサアルは述べた。これはスホイ、MiGから生まれる戦闘航空機事業の在り方についての質問への回答。UAC法人形態の切り替えは2019年末になるとも述べた。 「現在統合に向け作業中で参照するロードマップは2016年末に取締役会で承認済みだ」(スリュサアル) ロシアの産業貿易相デニス・マンチュノフからは先に統合があってもMiG、スホイ両ブランドは残ストの発言があった。■ More: http://tass.com/defense/952422

再び遅延するPAK-FA(T-50)

出る出る詐欺のようなPAK FAですがさらに実戦配備が遅れそうです。ロシア航空産業の実力が低下しているのかもしれません。インドとの共同開発もこれで遅れることになるのでしょうか。 We go to war so you don’t have to T-50のエンジンコンプレッサーが不良となっている。 Photo via Wikimedia Oof — Russia’s Stealth Fighter Delayed Again The problem is with the engines by DAVE MAJUMDAR https://warisboring.com/oof-russias-stealth-fighter-delayed-again-819b8a776d46 スホイT-50 PAK-FAステルス戦闘機開発が再び遅延している。エンジンテストが2018年に先送りされたためだ。 「現時点での作業はロシア国防省との契約の枠内で実施中」と合同航空機製造会社のセルゲイ・コロトコフがTASS通信に語っている。「フライトテストは実施中だ。来年第二段階に入る」 もともと新エンジンは2017年第四四半期にPAK-FAでフライトテストを始める予定だだった。 次世代エンジンのサトゥルン・イズデリエ izdeliye 30 (別名イズデリエ129)をT-50用に開発した。推力はドライで24,054ポンド、アフターバーナー付きで39,566ポンドといわれる。 新エンジン搭載でPAK-FAはロッキード・マーティンF-22ラプターに匹敵する運動性能を発揮すると期待されている。アフターバーナー無しで巡航速度がマッハ1.5で高度60千フィートで最高速度はマッハ2.0を超える。 ロシアはステルスより操縦性や運動性能を重視し、エイビオニクスも充実しているようだ。 「目にした分析内容ではきわめて洗練された設計で米第五世代戦闘機と同等から一部では優れているとあった」と米空軍で情報部門に籍をおいていたデイヴ・デプチュラ中将は述べていた。「推力ベクター、尾翼が全面的に可動式で空力学上も優れた設計でF-35を上回る」が、アクテイブ電子スキャンアレイレーダー、赤外線センサー、電子戦装備をどこまで統合したエイビオニクスになっているか疑

インド・ロシア共同開発で新型第五世代戦闘機開発へ

インドとロシアの第五世代戦闘機共同開発ですが、思惑通り進むのか興味津々ですね。 ロシアが狙うのはインドのエイビオニクス等高度技術のようですが、果たしてどうでしょうか。 交渉事ではタフそうな両国ですから途中で意見が衝突しそうな気もします。 Indo-Russian Jet Program Finally Moves Forward Sep. 15, 2014 - 02:50PM   |   By VIVEK RAGHUVANSHI   |    Comments 第五世代戦闘機をロシアのT-50を基にインドとロシアが共同開発する。写真は2013年モスクワ上空を飛行する同型機。 (KIRILL KUDRYAVTSEV/ / AFP/Getty Images) NEW DELHI — インドとロシアが第五世代戦闘航空機Fifth Generational Fighter Aircraft (FGFA) 共同開発で残っていた課題を解決したと在印ロシア外交筋が述べている。計画では200機を300億ドルで生産する。 課題がすべて解決したとインド国防省は認めておらず、両国間の作業分担率で合意できていなかった。 ただナレンドラ・モディ首相Prime Minister Narendra Modi とウラジミール・プーチン大統領がこの問題を7月にブラジルで協議したことを外務省が認めており、FGFA事業の前進を確認していると消息筋が追加している。 2010年に初期設計合意がインド国営 ヒンドゥスタン・アエロノーティクス・リミテド Hindustan Aeronautics Ltd. (HAL) と スホイ設計局 の間で成立しており、FGFAを共同生産するとしていた。ただしこの最終版で生産を開始する予定だったが、インド空軍から設計案の承認が取れず、一方で両国の間で作業分担の合意が取れず棚上げになっていた。 インドは分担率を25パーセント以上に引き上げる変更を求めている。両国は295百万ドルを投入ずみ。 上記ロシア外交官によればインドの作業比率はインド産業界の成熟に伴い40%まで増加し、高度技術の機体搭載が期待されるという。 インドとロシアは今年末までに最終合意にサインする予定と外務省は説明している。ロシアもインド空軍の

明らかになったスホイT-50(PAK-FA)の飛行制御性能の革新性

Sukhoi T-50 Shows Flight-Control Innovations By Bill Sweetman Source: Aviation Week & Space Technology aviationweek.com August 19, 2013 Credit: Sukhoi MAKSエアショーがモスクワ郊外のジューコフスキー空港で来週開催されるが、目玉はスホイ‘T-50PAK FA (Perspektivny Aviatsionny Kompleks Frontovoy Aviatsii—将来型戦術航空機システム)戦闘機の展示飛行だろう。 T-50は二年前の同航空ショーで登場しているが、現在もテスト飛行中で性能限界を徐々に伸ばしている。最近のビデオを見ると高度を維持したままの水平回転や高迎え角で方向転換といった高機動飛行をしており、パリ航空ショーでSu-35Sが示した展示飛行と同様の飛行をしている。T-50試作機の5号機が今年末までに飛行を開始し、公試は2014年に開始予定と United Aircraft Corporation 社長のミハイル・ポゴシヤンMikhail Pogosyanが伝えており、本生産開始は2015年という。 ロシア大統領ウラジミール・プーチンRussian President Vladimir Putin は量産型の配備は2016年と発言している。ただし、搭載エンジンがまだ確定しておらず、ロシア空軍はソ連時代と同じくテスト用エンジンを稼動中の機体に搭載し、一方でエンジン含むシステム完成度を上げる方法をとっている。 搭載する機器、兵装は未公表だが、ここに来てスホイ設計局がT-50関連でステルス機の根幹にかかわるもの含む特許数件を取得したと判明している。 また取得特許にはロッキード・マーティンF-22に類似した基本設計内容があるが、Su-27から10年近く経て再開したロシアの戦闘機設計には従来の欠点を改善しようと懸命な様子があらわれている。F-22の推力ベクトル制御 thrust-vector control (TVC) システムではロールあるいはヨーの制御は実現できない。なぜならエンジン二基の配列が接近しすぎているからだ。 エンジン取り付け位置次第で兵倉庫