MQ-9スカイガーディアンのスタンドオフ兵器能力をジェネラル・アトミックスが検討
Aviation Week
トニー・オズボーン
2026年2月9日
クレジット: GA-ASI
リヤド—ジェネラル・アトミックス・エアロノティカル・システムズ(GA-ASI)は、MQ-9BSkyGuardian無人航空システムに長距離スタンドオフ兵器を搭載する可能性を調査する。同機が担う役割の範囲拡大を目指す動きだ。
スカイガーディアンはMQ-9 シリーズの最新バージョンで、近接航空支援用の短距離レーザー誘導精密誘導兵器と関連付けられることが多いが、海上監視や対潜水艦戦への採用が増えていることから、GA-ASIは、ロッキード・マーティンの空対地スタンドオフミサイルや長距離対艦ミサイル、コングスバーグ/レイセオンのジョイントストライクミサイルなどの兵器を搭載した長距離深部攻撃の役割も、同機に期待できると考えている。今月下旬に開催される空軍・宇宙軍協会戦争シンポジウムで、この計画の詳細が明らかにされる予定だ。
GA-ASI の社長 David Alexander は、本誌に対して、「この航空機は、多くの兵器を搭載でき、長距離を飛行でき、長時間の飛行が可能であり、ダーウィンから台北までの距離に相当する超長距離の対水上作戦を遂行できると考えています」と語った。これらの兵器を用いた飛行や適合性試験は実施されていないが、同社は 3 種類の兵器のうち 1 種類を用いて飛行を行う予定だ。
「適合チェック用の性能分析はすべて完了していますが、実績のあるプラットフォームで、その性能はわかっています」とアレクサンダーは付け加えた。
大型兵器を運搬できる能力は、中東地域で引き続き大きな関心を寄せられている同機にとって、さらなる強みとなるだろう。
これまでのところ、同地域で MQ-9B について締結された契約はカタールだけだが、サウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)両国からも大きな関心が寄せられている。
アレクサンダーは、同社がUAEで確立した「ビジネス関係」を、サウジアラビアでも再現したいと考えている。UAE は過去 10 年間に RQ-1 プレデター XP を運用しており、同社は Edge や Calidus などの企業と緊密な関係を築いている。先月、GA-ASI は、米空軍向けに開発中の連携戦闘機「ガンビット」の共同生産の可能性について、Calidusと契約を締結した。アレクサンダーは、サウジアラビアでも、その能力に対する現地の関心の高さを踏まえ、GA-ASI は同様の成果を達成したいと考えている、と述べてる。
アレクサンダー社長は、ガンビット・ファミリーへの世界的な関心の高さに強気の見通しを示し、開発と生産をカリフォーニア州のグレイビュート施設に集中させ、自社の財務リスクでプラットフォームの生産を開始することを決定したと述べた。「当社は、契約締結前に顧客の生産ラインに資金を提供しています」とアレクサンダーは述べている。「そうすることで、継続的な学習曲線と迅速な納品を実現しているのです」。
同社幹部は、このアプローチは、ピート・ヘグセス米国防長官が提唱する「自由の兵器庫」というビジョンに沿ったもので、同長官が「信頼性の高い需要と適応性の高いビジネス慣行を通じて、スピードと量に重点を置いた、戦時のような産業基盤」と表現したものだと述べている。
「当社は、これまでずっとそれを実践してきました」(アレクサンダー)。■
トニー・オズボーン
ロンドンを拠点とするトニーは、欧州の防衛プログラムを担当しています。2012年11月にアビエーション・ウィークに入社する以前は、シェパード・メディア・グループで、雑誌「Rotorhub」および「Defence Helicopter」の副編集長を務めていました。
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