2022年8月9日、占領下のクリミア半島にあるロシアのサキ空軍基地を揺るがした爆発の余波を示す衛星画像。 PHOTO © 2022 PLANET LABS INC. ALL RIGHTS RESERVED. REPRINTED BY PERMISSION サキ空軍基地で何があったかはまだ不明だが、衛星画像から損傷破壊された航空機や構造物、クレーターが確認できる The War Zoneは、Planet Labsからクリミア半島にあるロシアのサキ航空基地の衛星画像を入手した。航空機は最も大きな被害を受け、特に標的とされたようで、少なくとも10機が深刻な被害を受けたか破壊されたことが確認されている。また、航空機の防御などの構造物にも目に見える損傷があるが、主要インフラは無傷のようだ。基地で何が起こったのか、正確な状況は不明なままだ。 衛星画像から明らかなのは、サキ基地は大きな被害を受けたということだ。被害の大部分は、基地の南西端のエプロンと周辺の防御構築物で発生しているようだ。 2022年8月10日、サキ基地を襲った連続爆発の翌日の衛星画像 PHOTO © 2022 PLANET LABS INC. ALL RIGHTS RESERVED. REPRINTED BY PERMISSION 昨日の同基地の画像と比較すると、Su-24フェンサー旋回翼戦闘機3機とSu-30フランカー戦闘機1機がオープンエプロンで破壊されたようだ。昨日、少なくとも1機のフェンサーが基地のエプロンで焼失している映像が公開された。隣接する建造物多数も被害を受けたようだ。 サキ基地南西端のタラップをクローズアップしたもので、複数の航空機の残骸が見える。消防車やその他の車両も見えます。南側と東側の建造物にも被害が見られる。 PHOTO © 2022 PLANET LABS INC. ALL RIGHTS RESERVED. REPRINTED BY PERMISSION プラネットラボ画像では、掩護壁内に比較的大きなクレーターが少なくとも4つあり、すべて同じような大きさであることがわかる。昨日の画像との比較から、少なくとも3機のSu-30フランカーと...
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