前回お伝えしたようにここに来てロシア法廷はA-50は非武装機で無害の存在なのにウクライナ軍が撃墜したとし、部隊指揮官を欠席のまま訴追することで、ウクライナ軍ミサイル部隊の関与を認めています。そこに今回は米陸軍幹部からペイトリオットミサイルの使用を確認する発言が出たわけです。The War Zone記事からお伝えします。 The Beriev A-50U ‘Mainstay’ airborne warning and control system (AWACS) aircraft based on the Ilyushin Il-76 transport aircraft belonging to Russian Air Force in the air. ‘U’ designation stands for extended range and advanced digital radio systems. This aircraft was named after Sergey Atayants – Beriev’s chief designer. (Photo by: aviation-images.com/Universal Images Group via Getty Images). ロシアのA-50レーダー機はペイトリオット・ミサイルが撃墜したと米陸軍将校が確認 米陸軍大佐は、1月にウクライナのペイトリオットの「SAMbush」でA-50を墜落させたと説明してくれた 米 国製のペイトリオット防空システムが、1月14日にアゾフ海上空でロシアのA-50メインステイ空中早期警戒管制機(AEW&C)を撃墜した。この高価値の航空機は、ロシアが即座に入手できる数少ない航空機のひとつであり、5週間の間に2機が墜落した。以前、ウクライナの当局者が本誌に確認したところによると、2機目のA-50はソ連時代のS-200(SA-5ガモン)長距離地対空ミサイルで墜落されたという。 先週開催された米国野戦砲兵協会のファイヤーズ・シンポジウム2024のパネルで、第10陸軍航空・ミサイル防衛司令部参謀次長のロザンナ・クレメンテ大佐は、最初のA-50がドイツが提供したペイトリオット・システムにより墜落したことを確認した。 クレメンテ大佐は「ウクライナでは今、ペイト...
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