Thai Gripens To Be Operational In 2011 aviationweek.com Jul 19, 2010 タ イ空軍のパイロット、技術要員の第一陣がスウェーデンで訓練中で同空軍はグリペンで編成する701飛行隊を来年から運用を開始する。 タイが購入するグリペンは当初6機で、その後 12機まで拡充する予定。さらに増強する可能性もあるが、まずは初期導入機体の運用経験からの判断となるはずだ。 現在訓練中のパイロット4名が教官となる予定。 現時点で使用しているのはグリペンA/B型だが、今後C/D型も投入して訓練は12月に完了する。 タイ空軍F-5およびF-16 のパイロットにグリペンへの機種切り替えは比較的容易とのことで、飛行制御システムは「とてもスムーズ」でマン・マシンインターフェースは「うまくできて いる」とのことだ。 グリペン各機体の引渡しは来年3月までに完了する。タイ空軍は当初はAIM-9M サイドワインダーおよびAIM-120 Amraamミサイルを搭載するが、IRIS-Tドッグファイトミサイルを別途導入するだろう。 グリペンはタイ空軍の通称グリペン統合防空シス テムの一部で、同空軍はErieye早期警戒機もあわせて導入する。このシステムも来年から稼動する。■ コメント なかなかよく考えた選定のようです。AEWまでサーブ製でまとめたのは、コストを一番に考えた結果と思いますが、グリペン が熱帯の気候の中、どのような働きをするのか、その他多数派の米製戦闘機とのインターフェースはどうなるのか、来年以降の運用の中で実態を知りたいもので す。
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