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MQ-25Aを2026年に空母打撃群に統合させると関係者が語る(USNI News)―遅れているスティングレイが今年中に準備でき、来年に空母航空団に投入されるか見ものですが、給油任務ならMQび制式名称がおかしいのですね。

  空母USSジョージ・H・W・ブッシュ(CVN-77)の飛行甲板で、ボーイングの無人航空機MQ-25の位置を変更する乗組員。 米海軍写真 米 海軍航空部隊司令官によると、海軍初の無人タンカーは2026年に空母に配備される。  ボーイングのMQ-25Aスティングレイの最初の低率生産仕様機は、2026年に空母で最初の飛行テストを行う予定と、海軍航空部隊司令のダニエル・チーバー中将Vice Adm. Daniel Cheeveは今週、USNIとAFCEAが共催したWEST 2025会議で述べた。  同中将は、このプラットフォームが空中給油に重点を置きながら、他の仕事もできる可能性があることを認めたが、詳細については明言を避けた。  MQ-25Aを有人機と統合することについて、同中将は「それが我々の未来を切り開くことになる。「25年にMQ-25を飛ばす。そう言って構わない、26年に空母に搭載して統合を開始する」と述べた。  2026年の空母テストは、 ノースロップ・グラマン X-47Bが初めて空母着陸を行ったテストを中止してから13年後に行われる。  2018年に8億500万ドルの初期契約を獲得して以来、ボーイングは、空母から500海里を飛行し、最大15,000ポンドの燃料を運べる無人航空機の最初の生産モデルで品質管理の問題を克服してきた。  ボーイングのスティングレイの初期設計は、給油用に最適化されておらず、海軍の頓挫した無人空母発射空中偵察・攻撃(UCLASS)の一部として、軽攻撃能力を備えた長距離偵察機用に最適化されていた。  ボーイングは、イリノイ州のミッドアメリカ空港から離陸し、初期の飛行範囲と給油テストに使用されたプロトタイプのUCLASS、T-1を製造した。飛行試験の後、海軍はT-1をUSSジョージ・H・W・ブッシュ(CVN-77)に搭載し追加の甲板試験を行い、2021年後半に初期試験を完了した。  MQ-25A初号機の生産の遅れは、海軍が2023年に発表した、無人タンカーを空母の飛行甲板に統合する計画を妨げている。それ以来、海軍は同機を空母に統合する計画についてほとんど語っていない。海軍は推定13億ドルで76機のスティングレイを購入する予定だ。  今週、海軍首脳は、空母に無人航空機を導入するための大きなハードルとして、MQ-25の空母への統合を強調...

MQ-25無人給油機が米中央軍管轄区域に投入される(Breaking Defense)

  MQ-25スティングレイ試作機T1が F/A-18F Super Hornetに初の空中給油を実施した 米 海軍は2025年にMQ-25無人給油機の納入を受ける予定であり、これは「海軍航空の未来を垣間見せてくれる」ものだと、米中央海軍軍司令部の司令官は述べた。 「MQ-25プラットフォームは、海上からの無人作戦の新基準となるだろう」と、ジョージ・ウィコフ海軍中将(米中央海軍軍司令官および第5艦隊副司令官)は今週、マナマ航空パワーシンポジウムで 述べた 。 National Defense Magazineおよび中東軍高官によると、同中将は、開発中のMQ-25は、F-18を燃料補給任務から解放し、攻撃作戦により集中させることができるはずだと述べた。4月時点で、海軍はMQ-25が 運用可能になるのは2026年 と予想していた。 「MQ-25は、海軍航空の未来を垣間見せてくれる。高度な無人システムが空母航空団で果たす潜在的な戦力増強の役割を示してくれる」と、ウィコフ中将はマナマで述べた。 8月には、MQ-25をに運用させるための 初の空母搭載型コントロールルーム が空母ジョージ・H・W・ブッシュで完成したと海軍が発表し、翌月にはMQ-25の製造元であるボーイングが、P-8偵察機の乗組員がMQ-25を空中で制御できる能力を 実証 したと発表した。 ウィコフ中将は、そのスピーチの中で、昨年初期運用能力に達したばかりの大型長距離無人機MQ-4Cトライトンが中東で運用開始したことに言及した。海軍は10月、グアムとイタリアへの展開に続き、第5艦隊の作戦区域(AOR)内でトライトン運用の3つ目の「軌道」を確立したことを 発表した 。 米中央軍のAORは北東アフリカ、中東、中央および南アジアをカバーしており、第5艦隊はアラビア湾、紅海、オマーン湾、インド洋の一部を管轄しており、ホルムズ海峡、バブ・エル・マンデブ海峡、スエズ運河などの重要な海峡も含まれている広大な海域である。■ ‘Glimpse into the future’: US Central Command plans to fly MQ-25 unmanned refueler “The [MQ-25] platform will set a new standard for future unmanned op...

米海軍はF/A-18スーパーホーネットの航続距離拡大に向け新たな方法を模索中(The War Zone)

  海軍は数年前にスーパーホーネットのコンフォーマル燃料タンクの作業を中止したが、現在では航続距離の延長がさらに重要になっている 米海軍は、F/A-18E/Fスーパーホーネット戦闘機とEA-18Gグラウラー電子戦機の無給油飛行距離を伸ばす新しいアイデアを求めている。技術的な問題などを理由に、米海軍は4年前にスーパーホーネットに搭載する航続距離延長用コンフォーマル燃料タンク(CFT)の計画を中止している。また、海軍のMQ-25スティングレイ空中給油無人機プログラムも、大幅な遅延とコスト増に見舞われている。 海軍航空システム司令部(NAVAIR)は本日、スーパーホーネットおよびグラウラーの航続距離延長に関する「革新的なコンセプト」の情報を求める契約通知を発表した。 上から下に向かって、F/A-18E、F/A-18F、EA-18G。 ボーイング  「このRFI(情報提供依頼)の目的は、そのようなコンセプトの存在、プラットフォームの航続距離を拡大する潜在的な能力、コンセプトを海軍のTACAIR(戦術航空機)に統合する方法、および信頼性と空母での飛行運用への適合性に関するあらゆる考慮事項について、初期の洞察を提供することです」と通知には記載されている。「回答者には、航続距離を拡大する能力を提供する可能性のある、複数の工学分野にわたるコンセプトを提出する幅広い自由度が提供されることを意図しています。  「これらの概念が対象とする可能性のある分野の例として、揚力を増大させる方法、抗力を低減させる方法、利用可能な燃料を増やす方法、甲板上の燃料消費量を減らす方法、エンジン性能を高める方法、および/またはサブシステムの統合、および/またはアーキテクチャ、および/または先進飛行制御の調整などが挙げられますが、これらに限定されるものではありません」と、通知にはさらに記載されている。  NAVAIRのウェブサイトでは、F/A-18E/Fの最大戦闘航続距離は1,275海里(2,346キロメートル)とされているが、これはAIM-9サイドワインダー空対空ミサイルを2発搭載した場合だ。スーパーホーネットの製造元ボーイングは、過去に、AIM-9X サイドワインダー2発、AIM 120 Advanced Medium Range Air-to-Air Missiles(AMRAAM)、2,000...

MQ-25運用開始を想定し、空母ジョージ・H・W・ブッシュに専用完成設備が完成。MQ-25は初の無人空中給油任務に加え限定的な攻撃ISR任務も担う。(Breaking Defense/The War Zone)

  米海軍がMQ-25運用を想定した初の空母管制室を完成し、MQ-25の運用開始に向け重要なマイルストーンとなった USSジョージ・H・W・ブッシュ(CVN77)艦上で休むボーイングの無人航空機MQ-25。(米海軍撮影:Mass Communication Specialist 3rd Class Brandon Roberson) 米 海軍は次世代無人タンカーMQ-25Aスティングレイを運用・監視する乗組員用に新しい管制室の最初の空母設置を終えたと発表した。 海軍航空システム司令部によると、この新しいセクションは「無人航空戦センター」と名付けられ、USSジョージ・H・W・ブッシュ(CVN-77)艦上への設置を完了した。 「UAWCとして知られるCVN上の管制室には、完全運用可能で統合された最初の無人空母航空ミッション・コントロール・システム(UACS)MD-5E地上管制ステーション(GCS)を構成するソフトウェアとハードウェア・システムが含まれる。 リリースによると、「UAWCとして知られるCVNベースの管制室には、完全運用可能で統合された最初の無人空母航空ミッション管制システム(UMCS)MD-5E地上管制ステーション(GCS)を構成するソフトウェアとハードウェアシステムが含まれている」。UMCSはシステム・オブ・システム」であり、MD-5Eは「海軍によって開発され、ロッキード・マーチンのスカンクワークスのマルチドメイン・コンバット・システム(MDCX)、GCSの背後にあるパワー、および追加のサポート機器とハードウェアを含む」とリリースは続く。 無人空母航空プログラム・マネージャーであるダニエル・フチート少佐は、UAWCは、海軍がMQ-25や将来の共同戦闘機など無人航空機の運用で「基礎」を構成すると述べた。海軍は最終的に、ニミッツ級とフォード級のすべての空母にUAWCを追加する。 USSジョージ・H・W・ブッシュの新しいUAWC内部からの眺め。米海軍 以前に公開されたMD-5シリーズGCSの要素を示す写真。DODIG経由USN ゼネラル・アトミクスのMQ-9用CGCS(Certifiable Ground Control Station)の写真。GA-ASI MD-5シリーズのGCSは、海軍の頓挫した無人空母発射空中偵察・攻撃(UCLASS)プログラムに...

MQ-25スティングレイ無人タンカーの開発で遅延、リスクに懸念の声が国防総省内で起こっている

  確かに最近の航空装備は複雑になっており、開発も大変なのですが、ボーイングが手掛けるプロジェクトがことごとく遅延、コスト超過を招いているのはどうしてなのでしょうか。ボーイングだけに限ったことではないので同社を責めるのはフェアではないとしても、あまりにも目立つ話が同社では目立つと思うのですが...The War Zone記事からのご紹介です。 USN MQ-25スティングレイ・タンカーの遅延とリスクが明らかに ボーイングがMQ-25開発に新たな資金を得る中、新たな報告書がMQ-25に対するリスクについて警告 米 海軍がMQ-25スティングレイ・タンカー・ドローンの開発を急ぎすぎ、新たなリスクを招いていると米国防総省のトップ監視団が新たな報告書で懸念を示している。これと別に米軍は、ボーイングのMQ-25開発継続を支援するため、予備設計見直しの一環として6つのサブシステムにおける「部品の陳腐化を軽減」策として3600万ドルを追加供与する。 国防総省の監察総監室(DODIG)はMQ-25プログラムに関する海軍の管理について、部分修正した監査内容を昨日公表した。 「海軍当局は、プログラムオフィスと連携し、プログラムが運用能力要件を満たしていることを検証する試験と評価をプログラムオフィスが実施する前に、MQ-25プログラムの生産決定を行おうとしている。「DT&E(開発試験・評価)およびIOT&E(初期運用試験・評価)を実施せず重要な生産決定を行うことは、MQ-25プログラムが運用能力要件を満たさないリスクを高め、CVNへのMQ-25Aの配備を遅らせ、プログラムコストを増加させる」。 海軍は2018年に空母搭載空中給油システム(CBARS)コンペの勝者としてボーイングの設計を選択し、現在の計画では76機のMQ-25Aを取得することになっている。DODIGによると、この総計は7機の生産前機材、12機の低率初期生産(LRIP)モデル、そして多くのフルレート生産ロットの57機で構成されている。 ニミッツ級空母とフォード級空母には、人間のオペレーターがMQ-25の飛行を監督できる地上管制ステーションも設置される。試験、訓練、その他の目的のために、追加の地上管制ステーションが設置される予定だ。 DODIGのレビューによると、MQ-25プログラムは、研究、開発、試験...

米海軍が期待する無人タンカーMQ-25の開発最新状況。空中給油だけが任務ではない。

  Boeing Screencap ボーイングのセントルイス工場で、MQ-25が生産ラインから静止試験へと移動した   ボ ーイング は、現在米海軍向けに開発中のMQ-25スティングレイ無人給油機の最初の量産前実機の姿を公開した。この時点まで、MQ-25デモ機(T1として知られる)が、スティングレイ・プログラムの「顔」として公開されてきた。ボーイングはこの機体を本物のMQ-25と説明しているが、この特定の機体がどのような計画なのか、はっきりしたことはわからない。  ボーイングが本日公開したビデオでは、ボーイングのセントルイス工場で生産ラインから静的試験スペースに移される量産前のMQ-25が映っている。静的試験は、飛行させずに機体の構造的完全性を分析する。  ボーイングによると、ビデオに映っているMQ-25は、静的試験にかけられる9機のうちの最初の機体だという。同機は、ボーイングが2018年に作業開始するため契約していた技術・製造開発(EMD)バリエーションの1つである可能性もあるし、飛行しない地上試験用である可能性もある。 移動中のMQ-25。ボーイングのスクリーンショット 道路で輸送される航空機。ボーイングのスクリーンショット 静的試験のあとドローンは疲労試験に進むと同社は指摘する。これは機体にさらなる応力を加えるもので、機体にどのように微細な亀裂が形成され、それがいつ限界の大きさまで拡大するかを明らかにすることを目的としている。これらは、量産前の機体で本格的な飛行試験を開始する前の耐空性に対する重要な安全性試験であり、機体の長期耐久性試験でもある。 ボーイングの静的試験施設でのドローン。ボーイングのスクリーンショット 新しいビデオで見られる胴体は、T1デモンストレーターに非常によく似ている。ボーイングが量産モデルのためデモ機の基本設計をどの程度手直しするつもりなのかは明らかではなかった。このようなやり方は、先進的な航空戦闘機のデモ機から量産型に移行する際に通常行われる。この場合、T-1の最も魅力的な特徴のひとつである機体上部のフラッシュマウント吸気口は基本的に同じで、ジェット機上部の追加吸気口も同じだ。機首には同じ3つのエアデータプローブがあり、独特な台形の排気口も同じである。これらのことから、T-1と量産型MQ-25の変更は比較的軽微であることがわか...

米中が空中給油機開発を懸命に進めている。中国はY-20改装、米国は無人機MQ-25とアプローチが全く異なるのが興味深い。

  MQ-25スティングレイがF/A-18スーパーホーネットへの空中給油に成功した  Courtesy photo/Boeing   米中両国で新型空中給油機開発に大きな進展 輸送機、無人機と形態は異なるが、空中給油機として僚機の運用距離を延ばす効果を期待 米 中両国で新型空中給油機開発が進んでいる。両国軍それぞれで長距離作戦運用を重視する動きを反映したもので、広大な太平洋を考えると当然といえる。 Y-20 11月28日にY-20空中給油機1機がその他軍用機26機とともに台湾防空識別圏に進入した。中国機の大量侵入は日常茶飯事となっているが、11月28日はY-20戦略輸送機の空中給油型が初めて加わり注目された。 Y-20空中給油型の写真を台湾国防部が公表した. Taiwan Ministry of Defense Y-20タンカーはJ-20など戦闘機やH-6爆撃機への空中給油が可能で、H-6は11月28日にも5機が加わっていた。 中国の空中給油機は現在30機ほどあり、旧ソ連製Il-78やH-6爆撃機を改装したHU-6がある。中国国営通信によればY-20タンカーは燃料90トンを搭載し、Il-78に近いが、HU-6を上回る。 タンカーの「大きな意義」は「H-6K爆撃機の作戦行動半径を延ばすことにあり、米艦艇や台湾東海岸も脅威を受けることにあるとRANDコーポレーションのティモシー・ヒース Timothy Heath 主任研究員が評している。 中国軍に関する最新レポートをまとめた米国防総省はY-20給油機の登場で中国の航空戦力は「第一列島線外でも運用可能となる」としている。 Y-20タンカーは完成した機体ではなく、ソ連製エンジンに代わり中国製エンジンに換装し、性能向上が期待される。 中国は空中給油の経験を増やす中で、Y-20タンカーについて「PLAは時間をかけて新機材の運用の経験を積むだろう」とヒースは見ている。 MQ-25 数日後に米海軍から最新鋭無人空中給油機MQ-25スティングレイが空母USSジョージ・H・W・ブッシュ艦上で初の「空母艦上運用テスト」を開始したとの発表が出た。 米海軍は2018年8月にボーイングへMQ-25契約800百万ドルを交付し、同機は一年後に初飛行した。 2021年6月に海軍のF/A-18スーパーホーネットへ無人機による初の空中...