MQ-25スティングレイ試作機T1が F/A-18F Super Hornetに初の空中給油を実施した
米海軍は2025年にMQ-25無人給油機の納入を受ける予定であり、これは「海軍航空の未来を垣間見せてくれる」ものだと、米中央海軍軍司令部の司令官は述べた。
「MQ-25プラットフォームは、海上からの無人作戦の新基準となるだろう」と、ジョージ・ウィコフ海軍中将(米中央海軍軍司令官および第5艦隊副司令官)は今週、マナマ航空パワーシンポジウムで述べた。
National Defense Magazineおよび中東軍高官によると、同中将は、開発中のMQ-25は、F-18を燃料補給任務から解放し、攻撃作戦により集中させることができるはずだと述べた。4月時点で、海軍はMQ-25が運用可能になるのは2026年と予想していた。
「MQ-25は、海軍航空の未来を垣間見せてくれる。高度な無人システムが空母航空団で果たす潜在的な戦力増強の役割を示してくれる」と、ウィコフ中将はマナマで述べた。
8月には、MQ-25をに運用させるための初の空母搭載型コントロールルームが空母ジョージ・H・W・ブッシュで完成したと海軍が発表し、翌月にはMQ-25の製造元であるボーイングが、P-8偵察機の乗組員がMQ-25を空中で制御できる能力を実証したと発表した。
ウィコフ中将は、そのスピーチの中で、昨年初期運用能力に達したばかりの大型長距離無人機MQ-4Cトライトンが中東で運用開始したことに言及した。海軍は10月、グアムとイタリアへの展開に続き、第5艦隊の作戦区域(AOR)内でトライトン運用の3つ目の「軌道」を確立したことを発表した。
米中央軍のAORは北東アフリカ、中東、中央および南アジアをカバーしており、第5艦隊はアラビア湾、紅海、オマーン湾、インド洋の一部を管轄しており、ホルムズ海峡、バブ・エル・マンデブ海峡、スエズ運河などの重要な海峡も含まれている広大な海域である。■
‘Glimpse into the future’: US Central Command plans to fly MQ-25 unmanned refueler
“The [MQ-25] platform will set a new standard for future unmanned operations from the sea,” said commander of the NAVCENT and Fifth Fleet Vice Adm. George Wikoff
By Agnes Helou
on November 14, 2024 at 2:09 PM
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