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ロイド・オースティン米国防長官は、「そう遠くない将来、日本がAUKUSの第2柱に加わり、まだ名前の挙がっていない特定のプロジェクトに取り組むことを期待している」と明言した
シドニー発-
中国の侵略を背景に、日米豪は今週末、オーストラリアへの日本の海兵隊の定期的な派遣を初めて含む、より緊密な軍事関係で合意した。
日曜日にダーウィンで行われた記者会見で、以下発表された。
リチャード・マールズ豪国防相は「本日、日本の水陸機動団がオーストラリアに定期的に派遣されることを発表する」と述べた。
「今日、我々は演習と訓練を拡大するための次のステップについて議論している。日本がインド太平洋で毎年3カ国の水陸両用訓練を行うと約束したことは、ここオーストラリア北部の(米)海兵隊ダーウィンローテーション部隊を含め、我々の勢いを示すものだ」。 ロイド・オースティン米国防長官は、リチャード・マールズ豪国防相、中谷元・防衛相とともに出席し、「我々はまた、二国間演習を三国間演習へと発展させている」と述べた。
オースティンにとってオーストラリアはインド太平洋地域4カ国歴訪の最初の訪問地で、12回目にして最後の訪問となる。この後、オースティンはフィリピン、ラオスでのASEAN国防相会議、そしてアメリカの国防長官として初めてフィジーを訪問する。
今回の合意の一環として、日本は来年、オーストラリアが毎年実施する「タリスマン・セイバー」演習の常連参加国となり、「サザン・ジャッカルー演習」への参加を強化し、より複雑なシナリオに参加することで、三国間の相互運用性を高める。
さらに、ダーウィンに常駐している米海兵隊とともに、約600人の日本海兵隊員が定期的にローテーションで参加することが期待されていると、取材に応じた地元報道陣は語った。
また、オーストラリア軍は来年からオリエント・シールド演習に参加し、従来から行われている日米二国間演習「山桜」「キーン・エッジ」「キーン・ソード」への参加も強化する。
昨年は、指揮所演習である山桜に3カ国から7000人が参加した。
マールズは9月、ペニー・ウォン外相とともに、日本の木原稔、上川陽子両外相とジーロングの町で年次会談を行った際に、ダーウィンに向けて北上する前に、日米同盟の締結を示唆した。マールスはジーロング地区の代表を務めている。
三国間の声明によると、演習への参加拡大や日本軍の定期的なローテーションに加え、両国は「日米二国間情報分析セル(BIAC)への豪日要員の参加を含め、インド太平洋地域における三国間の情報・監視・偵察協力を優先事項として成長させ続ける」という。
2年前に開設されたこのセルは、日本の横田基地におかれており、両軍で極秘情報の分析と共有を可能にするために作られた。
今回の発表により、オーストラリア、日本、アメリカ三国はより効果的に情報を共有できるようになる。
そしてオースティンは、「そう遠くない将来、日本がAUKUSの第2柱に加わり、まだ名前が挙がっていないプロジェクトに取り組むことになるだろう」と断言した。
同長官は、量子、自律性、共同戦闘機、長距離攻撃など、3カ国が研究開発協力する分野を列挙した。
オースティンは、「ともに協力できることはたくさんある」と語った。■
Japanese marines to regularly rotate through Australia, as US-AUS-Japan military ties strengthen
US Defense Secretary Lloyd Austin said categorically that "we expect that Japan will join AUKUS Pillar Two at some point in the not-too-distant future to work on specific projects that have yet to be named."
By Colin Clark
on November 18, 2024 at 1:01 AM
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