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トルコの次世代戦闘機「カーン」が初飛行に成功(2024年2月)

  トルコの航空宇宙産業の進展には注目を集めるだけの理由があります。また同国の地政学上の位置づけを考えると、リージョナルパワーとしてトルコがこれからさらに発展剃る可能性があります。日本にとっても無視できない存在のはずです。The War Zone記事がこのたび、初飛行にこぎつけた第5世代新型戦闘機の初飛行の様子を伝えていますのでご紹介します。 Via X TFカーンは、トルコの野心的な軍事航空宇宙産業で最新かつ最も印象的な存在だ 以 前はTF-Xとして知られ、現在はTFカーンKaanとして知られるトルコの次世代戦闘機が、初飛行に成功した。試作機の飛行開始は遅れたが、急成長中のトルコ航空宇宙産業にとって非常に重要なマイルストーンであることに変わりはない。 A screencap from the official video showing the first flight of the TF Kaan. @halukgorgun/via X トルコ航空宇宙産業のテストパイロット、バルバロス・デミルバシュは、今朝初飛行を行ったカーン試作機のコックピットにいた。追撃機としてトルコ空軍のF-16Dが同行した。最初の報告によると、カーンは13分間飛行し、高度8,000フィート、速度230ノットに達した。初飛行の慣例として、飛行中はランディングギアが展開されていたようで、着陸時にはブレーキシュートが展開された。  初飛行の最初の画像は、新型ジェット機の姿を示している。全体的な大きさと内部の容積が明らかになった。カーンは第5世代戦闘機のラインを持っており、低観測性にある程度は最適化されているが、どの程度ステルス性を持っているかは不明だ。  また、このプロジェクトの目標が、レーダーシグネチャーを低減し、高性能と最新のエイビオニクスなどのシステムを備えた先進的な戦闘機を開発することであったことも忘れてならない。この分野でのトルコの経験を念頭に置けば、多くは達成可能と思われる。一方、F-35含む第5世代戦闘機の特徴であるハイエンドセンサー、そして何よりもデータフュージョンと相互運用性は、トルコの手の届かないところにある可能性が高い。米国製戦闘機に見られるステルスレベルも同様だ。それでも、レーダー・リターンの大幅な低減は、重要な前面半球からのレーダー・リターンを考えれば大歓迎だ。  ざ