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NASCARのレーシングカーに潜水艦建造を訴えるメッセージ。米国は潜水艦建造の産業基盤再整備に真剣だ。各種奨励策は日本の例を想起させる。では、ものづくり大国日本の将来はダイジョブなのか。

  好景気に沸く米経済の中で潜水艦建造という地道な仕事が人気がないのは想像にかたくありません。しかも技術の習熟に時間がかかるので、長期的な人材確保ができないと産業基盤そのものが成立しなくなります。そのため、これまでの米国では考えられないほどの支援策が稼働しているとDefense One記事が伝えています。翻って我が国の若者はどうでしょう。最近のNISAなど資産形成を訴える動きを見ると、地道な労働よりも金融財産を重視する動きと写り、日本も同様に製造業の担い手が後悔しないように制度を整備しないと大変なことになる気がするのですが。では、地道な努力より一攫千金を追い求める傾向が強い中国の造船産業がどうなっているのでしょう。手抜き工事が当たり前の国なので艦艇にもしわ寄せが実は潜んでいるかもしれませんね。 David Ragan rounds Turn 4 in the NASCAR Cup Series Daytona 500 on February 19, 2024, at Daytona International Speedway in Daytona Beach, Florida. JEFF ROBINSON/ICON SPORTSWIRE VIA GETTY IMAGES NASCARレーシングにも広告を出す。潜水艦建造の労働者不足を解消したい米海軍のあの手この手の努力は日本にとっても無関心でいられないのではないか BuildSubmarinesは、産業基盤の強化にむけたキャンペーンの一環だ 米 海軍は、造船業者や特殊サプライヤー数千社とともに、今後10年間で攻撃型潜水艦や弾道ミサイル潜水艦の建造を支援するために10万人以上の労働者を必要としている。BuildSubmarines.comによれば、リアリティ番組やNASCARのボンネット、WNBAの試合会場、メジャーリーグ中継などで広告を目にすることがあるかもしれない。しかし、そのウェブサイトとは何なのか、そして誰が運営しているのか?  BuildSubmarines.comは、防衛産業労働力の重要な一翼を担うアメリカ人労働者を呼び込もうとする、革新的な複数の組織による取り組みの表向きの顔だ。そのハブが、海軍との契約と新世代の造船技術者育成を使命として2022年11月に設立された非営利団体、 ブルーフォージ・アライア