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米国防総省がコマックを軍事請負業者と認定(Aviation Week)―日鉄案件と同じく、無理筋の判断に思えますが、中国側がどこまで強烈な反発を示すかが見ものですね。

  C919 Credit: Xinhua / Alamy Stock Photo 米 国防総省は1月6日、コマックComacを米国内で活動中の中国軍需企業のリストに追加した。 国防総省による指定は2021会計年度の国防権限法(NDAA)第1260H条に準拠するものだが、直ちに新たな制裁や輸出規制が発動されるわけではない。 しかし、この動きは中国の民間航空機メーカーであるコマックに注意を促すものだ。2026年6月30日には、2024会計年度NDAA第805条が施行され、リストに掲載された企業に対してDODの新たな契約制限が課される可能性がある。 セクション1260Hリストのこれまでの更新には、AVIC、中国航天科技工業総公司、中国航天科技総公司、中国電子科技集団公司など、中国の防衛産業の重鎮が含まれている。 しかし、国防総省当局は以前、ARJ21リージョナルジェットやC919ナローボディーのメーカーであるコマックをリストに加えることを見送っていた。AVICが民間航空機事業を開発しようとして何度か失敗した後、中国はボーイングやエアバスの旅客機に対する競争力を高めるために2008年にコマックを設立した。 セクション1260Hのリストでは、コマックを中国の軍事請負業者のリストに加える正当性を示すには至っていない。 しかし、シンクタンクRANDによる2023年の報告書は、コマックが中国の軍事力に貢献する可能性を示唆していた。 戦時には、中国の旅客機が軍の空輸を補強するために使用される可能性がある、と報告書は述べている。また、民間旅客機を組み立てる産業能力も、産業動員時に軍の要求をサポートするために再利用できる、とシンクタンクは付け加えた。 2013年、コマックはカリフォルニア州ニューポートビーチに米国子会社を設立し、販売とマーケティング活動をサポートしている。■ Steve Trimble Steve covers military aviation, missiles and space for the Aviation Week Network, based in Washington DC. Pentagon Identifies Comac As Chinese Military Contractor Steve Trimble January 07, 2...