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ホワイトハウスが発表した日米首脳会談の共同声明を訳してみました

  ホワイトハウスから先週末の日米首脳会談の共同声明全文が発表されていました。石破首相がトランプ大統領の信頼を勝ち取ったかはわかりませんが、大きな枠組みで両国が以下確認したことの意味は大きいと言えるでしょう。こっちで勝手に訳したものなので外務省発表と異なる点があれば「翻訳しない自由」を政府が講師したことになります。切り貼りのニュースだけでなくこうした資料にも目を通す必要がありますね。それくらい既存メディアへの不信感が強くなっています。 日米共同首脳声明 2025年2月7日 ドナルド・J・トランプ大統領と石破茂首相は本日、ワシントンで初の公式会談を行い、自由で開かれたインド太平洋を堅持し、暴力的で無秩序な世界に平和と繁栄をもたらす日米関係の新たな黄金時代を追求する決意を確認した。 平和のための日米協力  日米両首脳は、日米安保条約の下での二国間の安全保障・防衛協力がこれまで以上に強固なものとなることへの共通の願いを表明し、日米同盟がインド太平洋地域及びそれ以外の地域における平和、安全、繁栄の礎であり続けることを強調した。日本は、自国の防衛力を根本的に強化するという揺るぎないコミットメントを改めて表明し、米国がこれを歓迎した。 米国は、核戦力を含むあらゆる能力を駆使し日本を防衛することへの揺るぎないコミットメントを強調した。 両首脳は、日米安保条約第5条が尖閣諸島にも適用されることを再確認し、日本の長年にわたる尖閣諸島の平和的な施政を損なおうとするいかなる行動にも強く反対することを改めて表明した。 日米相互協力・安全保障条約および日米防衛協力のための指針に沿い、日本は、平時から有事まであらゆる状況にシームレスに対応することにより、インド太平洋地域の平和と安全を維持する役割を再確認した。 これは、日米同盟の抑止力と対処能力を強化する日本の2015年平和安全法制により可能になった。 厳しさと複雑さを増す安全保障環境に対処するため、両首脳は日米同盟の抑止力と対処能力をさらに強化する意向を確認した。これには、日米両軍のそれぞれの指揮統制の枠組みの改善、日本の南西諸島における二国間のプレゼンス向上、より現実的な訓練・演習を通じた即応態勢の強化、米国の拡大抑止のさらなる強化、同盟国のサプライ・チェーンを強化し、海事を含む日米の防衛産業能力を強化する共同生産、共同開...