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ラベル(2021面6月台山原子力発電所事故)が付いた投稿を表示しています

台山原子力発電所で何が起こっているのか。燃料棒破損を中国が認めたが、相変わらずの透明性欠如で状況がわからず、米国も原発所有企業が反米企業リストにあるため手が出せないようです。

状況はどうなっているのか、例によって中国の透明性欠如のため、ちっともわかりません。当初報道では米国が支援するなどと言っていましたが、原発の所要企業が悪い筋なので簡単に手を差し伸べられない事情があるのですね。本当に困った国ですね。 PUBLIC DOMAIN ポイント 中国はすべて制御下だと世界に保証しているが、中国南方の原子力発電所の状況はホワイトハウスも注視し続けている。   台 山原子力発電所Taishan Nuclear Power Plant で燃料棒数本が破損し、原子炉建屋内に放射性ガスがたまっている状況を中国がついに認め、生態学のみならず地政学的でも大事故になりかねないとの危惧が世界に広がっている。中国政府は今週に入り放射能異常値は発電所の外で探知されていないと述べたものの、同発電所を共同所有し運営を支援するフランス企業は「放射能の脅威が迫っている」と警告している。   原子炉の一つで燃料棒を取り巻く蒸気と冷却水中に放射性ガスがたまってきたことに懸念が高まっている。中国は燃料棒のうち「5本くらい」が破損したと認めているが、発電所自体は600本あまりの燃料棒のうち四分の一が損傷しても安全操業が可能といわれる。フランスの原子力エナジー企業フラマトム(フランス電力EDFの傘下)が発電所の状況を管理し運用支援しているが燃料容器が原子炉内で劣化したことで今回の事態が発生したと説明している。「希ガスが主回路上に発生する現象は知られており、研究され原子炉運営上では想定済み」とEDFは声明を発表している。しかし、ニューヨークタイムズ記事によれば放射性ガスがたまっている原因は「設計、製造、あるいは管理の不具合によるもの」と専門家が見ている。正反対の観測がでているのだが、現時点で台山の危険度がどこまでなのか把握できない。   ASSOCIATED PRESS/BOBBY YIP 台山原子力発電所の建造現場で。2013年。   台山は広東省にあり、マカオ、香港、広州といった人口稠密地に近く、深センにも近い。この立地で原子力事故となれば健康面の影響は避けられない。香港含む周辺4都市は世界の人口トップ50圏内にあり、合計4千万人が暮らす。   GOOGLE MAPS 発電所は主要都市に近い場所にある。   CNNはバイデン...