2025年の基本給などの情報がAir and Space Forces Magazineに載っていたのでご紹介します。ドル円交換レートはこの記事の執筆時の114.49円=1米ドルで計算したものです。
1. 将校(士官)の皆さんの年俸は
49,942ドル(約720万円)
から
四つ星将官の最高額
225,698ドル(3260万円)
までとなっています。
2. 一方で一般隊員のお給料です
こちらは27,828ドル(400万円)
から
112,489ドル(1625万円)
であることがわかります。
3. ちなみに国防総省の文官組は
22.360ドル(323万円)
から
162,672ドル(2,350万円)であることがわかります。制服組より最高額最低額の差が大きいですね。とはいえ、制服組の水準を意識して設定されていることがわかりますね
4. 以上は基本給で、Air & Space Forces Magazineでは
その他手当についても紹介しています
まず、航空手当です
とあり、こちらは操縦経験年数により決まっているようですが単純な構造ですね。
最後に、危険手当に相当する費目です。こちらも月額ですが、本俸に比べると少額でしかも差が少なくなっています。
米軍の給与構造は本俸が中心で、手当による差は少額なようです。
自衛隊の給与は300万から1000万程度と3倍程度の差しかないのは「民主的」なのでしょうが、給与以外の官舎の環境なども含め、安全保障の第一線にあたる自衛隊隊員にはできるだけの好待遇を提供してもらいたいものです。
皆さんはどう思いますか。コメントでお知らせください。