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F-35 購入機数を減らしたオランダの決定

Netherlands To Buy Fewer JSFs By Anthony Osborne tony.osborne@aviationweek.com Source: AWIN First aviationweek.com September 18, 2013 オランダ政府は共用打撃戦闘機導入をついに正式決定したが、当初よりも少ない機数の購入になる。 同国政府によると当初の85機ではなく37機を購入する。F-16ファルコン更新機材導入予算が45億ユーロ(60億ドル)と規定されており、これを遵守する必要があるため。 「F-35なら軍の求めるオプションの大部分を実現できる」と国防相ジャニン・ヘニス=プラシャート Jeanine Hennis-Plasschaert は発言。「同時に今後の発展の可能性も高く、とくにネットワーク状態での作戦が期待できる。また国際協力を訓練、保守点検、配備で実施する機会になる可能性も重要」 オランダの計画ではF-35国防省2019年にF-16と平行して開始する。同国国防省は「財政事情のため」追加購入はないとしている。ただし、国防力整備を展望する同国政策文書ではJSF購入をめぐる不満を記述しており、結果として予算措置では導入、運用の10%分を「リスク予算」として追加計上している。 国防省は「37機の購入相当の予算措置は十分」とし、これを根拠に今後同機共同開発国に導入規模変更を通知する。 政治論争や計画反対派により最終決定がここまで遅れてしまった。実際には同国はすでに分担金を10億ユーロも負担しており、開発機材としてF-35Aを2機購入し、現在は米国において運用評価試験に使用されている。 .うち一機はエドワーズ空軍基地で保管中で、残りはフォートワースのロッキード・マーティン工場にあり、飛行中である。■