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JSOW-ER対艦ミサイル

Raytheon Tests JSOW-ER As Anti-Ship Weapon aviationweek.com Nov 2, 2009 1. ハープーン対艦ミサイルの後継モデルとして米海軍の検討対象となるJSOW-ER(共用スタンドオフウェポン)の動力付き射程延長型ミサイルの初めての試射・自由飛行がレイセオンにより実施された。 2. テストは10月1日でハミルトンスタンダード製TJ150ターボジェットの装着具合の実証となり、BLU-111弾頭部分は空にされ燃料タンクとした。 3. テストミサイルは海軍のF/A-18よりポイント・マグー(カリフォルニア州)の太平洋ミサイル試射場上空で投下され、主翼を展開しエンジンに点火後260マイル(約416キロメートル)以上飛行した、とレイセオンは発表。 4. レイセオンの当初目標は150海里(約270キロメートル)で今回のテストでは250海里(約450キロメートル)の達成を目標とした。弾頭部分を小型西、その後部に燃料タンクを装着することでJSOW-ERは300海里の飛行が可能となると同社は見ている。 5. テストでは三次元参照点を経由しながら水平飛行をした。レイセオンは推進装置をつけていないJSOW C-1(現在開発中)に続き四年以内に実戦化可能と見ている。 6. 射程延長型にもC型の画像処理赤外線シーカー(陸上の静止目標用)とC-1の持つ移動海上目標用のデータリンクを搭載する。 7. JSOW-ERは単なる実験プログラムではない、とマット・ウィンター大佐(海軍精密攻撃兵器開発主査)は強調するが、この先1月から開始となる対艦戦用兵器の比較検証候補のひとつとなる。検証作業は18ヶ月から24ヶ月の予定で採用装備は2014年度から整備となる。 8. 現有のハープーンの維持については予算は2025年まで予定済みで、新型ミサイルが投入されるまでの性能ギャップを埋めるための改修作業が行われる。(ウィンター大佐) JSOW以外の検討対象はハープーン改良型、ロッキード・マーティンの共用空対地スタンドオフミサイル、ボーイングのスタンドオフ陸上攻撃ミサイル射程延長型、コングスバーグの共用打撃ミサイルであるという。 9. 比較検証作業では空中発射、艦上発射、潜水艦発射の各種対艦兵器が対象とな