キエフのロシア大使館を抗議デモが取り囲んだFUTURE PUBLISHING VIA GETTY IMAGES / OLENA KHUDIAKOVA
ウクライナの政府、金融系各種ウェブサイトが2月23日一時的に利用できなくなった。内閣府、保安省、議会、外務省の各サイトが短時間ながら不通となったとウクライナ戦略通信センターが公表した。金融機関Privatbankの一般向けサイトも一時的ながら利用できなくなった。
大規模な利用妨害攻撃denial-of-service attacksがあったためで、先週の事例と類似しており、先週米側はロシアによる犯行と断定していた。
各サイトは現在通常通り機能しているが、今後も中断される可能性があると、同センターは言っている。
今回の攻撃は先週ウクライナを襲ったサイバー攻撃に酷似している。2月18日に米サイバー新興技術分野の国家安全保障補佐官アン・ニューバーガーはロシア軍が「大量の通信をウクライナにあるIPアドレスおよびドメインに送信した」ためとした。
2月23日、米国防関係者は「今回の攻撃対象となったサイトは増えている。やり口はたしかにロシアのものだが、現時点では犯行がどこからだったのかは確実に示せない」と述べた。■
More Cyber Attacks Disable Ukrainian Websites
Wednesday’s denial-of-service attacks on government, financial sites resemble earlier ones attributed to Russia.
TECHNOLOGY EDITOR
FEBRUARY 23, 2022 02:34 PM ET
https://www.defenseone.com/threats/2022/02/more-cyber-attacks-disable-ukrainian-websites/362328/