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「もがみ」級12隻の連続建造は順調に進展中。さらに、発展形FFM12隻の企画も。高度省人化は日本特有のニーズだとしても、有事の対応力に疑問も残るのだが....(訂正ずみ)

  The War Zone が日本の未来型フリゲート「もがみ」に注目しています。 JS Yubetsu (FFM-8) launching ceremony at Mitsubishi Heavy Industries Maritime Systems November 14, 2023. Hunini via Wikimedia Commons, CC-BY-SA-4.0 「もがみ」級フリゲート艦は、大幅な自動化と少人数の乗組員、適切な能力、そして低コストという興味深い組み合わせの艦だ 11 月14日、本州南部に位置する岡山県玉野市で、8隻目となる「もがみ」級フリゲート艦「ゆうべつ」が進水した。「もがみ」級30FFM多機能フリゲート艦は、海上自衛隊(JMSDF)の基幹艦となる予定で、いろいろな先進機能を満載している。高ステルス性フリゲート艦は、幾何学的な形状から未来的な外観が特徴で、海上自衛隊の各種任務をこなす能力を持つ。これを念頭に、この魅力的で高度なまで自動化された艦のプロフィールを紹介する良い機会だと考えた。 「もがみ」級は、対地、対空、対潜水艦戦だけでなく、監視から掃海活動まであらゆる能力を持つ。このフリゲート艦は、先進的な電子戦とセンサー・スイートを備える。しかし何よりも、極めて少人数の乗組員で運用できるように設計されている。要するに、このフリゲート艦は、はるかに少ない人数で、はるかに多くのことをこなし海上自衛隊を支援する。 「もがみ」級の8番艦「ゆうべつ」は、元請けの 三菱重工業 (MHI)が建造中だ。「もがみ」級は日本の有名な河川にちなんで名付けられている。三菱重工はすでに、2022年4月、2022年12月、2023年3月に就役した「もがみ」、「のしろ」、「みくま」の3隻を海上自衛隊に引き渡している。「もがみ」級2番艦「くまの」は下請けの 三井造船 が建造し、「もがみ」に先駆けて2022年3月に就役した。 三菱重工は、海上自衛隊に5番艦から10番艦までのフリゲート艦を引き渡す契約を結んでおり、最初の4隻は「やはぎ」、「あがの」、「によど」、「ゆうべつ」と命名された。「やはぎ」と「あがの」は年内に就役し、「によど」と「ゆうべつ」は2024年に就役する。 合計12隻の「もがみ」級を海上自衛隊が調達する予定であり、その最終艦は2027年までに建造を終え

もがみ級FFM四号艦「みくま」が進水!

  もがみ級フリゲート艦みくまの進水式。JMSDF picture. 三 菱重工業 で海上自衛隊向けFFMもがみ級フリゲート艦四号艦「みくま」が12月10日進水した。同級は海上自衛隊が調達を進める次世代フリゲート艦でFFMと呼ばれる。 一号艦もがみは2021年3月に三菱重工が進水させており、 三井E&S が岡山で二号艦くまのを2020年11月に先に進水させていた。三号艦のしろは三菱重工で2021年6月進水した。 同艦は大分県の三隈川にちなみ命名され、同級各艦は国内河川の名をつけている。同艦は同造船所で艤装工事に入り、2022年末から2023年初頭の引き渡しを予定する。 同級はFFM(30FFM)との名称で多任務フリゲート艦として海上自衛隊向けに建造される。計22隻が就航する予定だ。 各艦は三菱重工長崎造船所と三井E&Sのある岡山で建造される。 もがみ級FFMの諸元 「みくま」の進水式 JMSDF picture. FFM多任務フリゲート艦は満排水量5,500トン、全長132.5メートル、全幅16.3メートルで最高速度は30ノット超、乗組員は90名と極めて少ない。これは高度の自動化を採用したことで実現した。 FFMは以下の各種武装装備品を搭載する。 BAEシステムズ製Mk.45 mod.4 5-インチ砲 ×1 日本製鋼所製J12.7mm遠隔操作兵器システム ×2 Mk.41 VLS レイセオン製SeaRAM ×1 MHI 製 17式対艦ミサイル ×8 三菱電機製OPY-2 多機能レーダー 三菱電機製OAX-3EO/IR センサー 日立製OQQ-11 機雷ソナー NEC製OQQ-25対潜ソナー(VDS/TASS) UUV (MHI製OZZ-5) ・USV (型式不明) を掃海任務に 機雷敷設も可能 Mk.41VLS搭載の予算化について 当初、もがみ級FFMにはMk.41VLSの搭載は想定しながら調達していなかった。だが令和3年度補正予算によりFFM2隻分のVLS調達のめどがたった。VLSは16セルで、74百万ドルを調達にあてる。令和4年度予算ではFFM9番艦、10番艦用にVLS調達予算を要求している。このため補正予算で調達するVLSは1号艦から8号艦のいずれかに搭載される。■ Japan’s MHI Launches ‘Mikuma’ 「みくま」Fourth FFM M