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南シナ海に広大な海軍演習海域を設定した中国の不穏な動き

不利な判定が出ることを織り込んで中国はなりふり構わず力で南シナ海を支配していくことを誇示するのでしょうか。中国の常識が世界の常識からどんどんはずれていけば、面子を重んじる中国が理屈に合わない行動に出る可能性が高いと思います。また米軍はじめ各国部隊も静観できず、なんらかの行動に出れば常識の通じない中国側が予想外の反応を見せて、一触即発状態になりかねません。ここまで状況がホットになっているのに日本は鈍感ですね。 China Declares a No-Sail-Zone in Disputed Waters During Wargame BY ECHO HUANG YINYIN JULY 5, 2016 http://www.defenseone.com/threats/2016/07/china-declares-no-sail-zone-disputed-waters-during-wargame/129607/ . 中国が南シナ海で軍事演習を今週開始した海域は米メイン州より広い。 中国語による発表では演習は7月5日から11日までで中国の領海主張に対する国連仲裁裁定結果が言い渡される前日までだ。中国は裁定内容は無視すると公言しており、そもそも仲裁手続きに参加していない。 声明では正確な座標情報で演習地を指定しており、海南島から南へ中国が実効支配するパラセル諸島(ヴィエトナムも領有を主張)に達する海域だ。ヴィエトナム外相は演習への抗議を7月4日に発表している。. 中国は演習海域への船舶立ち入りを禁止している。該当する海域は10万平方キロに及ぶ。これは48百万人が暮らすフィリピンのルソン島の11万平方キロに匹敵する規模だ。 今回発表の演習海域は船舶で混雑する航路と近接するが、重複していない。 中国ネチズンからは演習に興奮する向きもあり、中国の実力を誇示できるとする一方で憂慮する声もSina News WeiboやFT Chinese に見られる 。 演習開始日は米独立記念日の翌日であり、終了日の7月11日が国際法廷の結果発表の前日という微妙なタイミングになっている。■