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中国の新型原子力潜水艦が武漢で謎の事故で沈没: 衛星写真に写った奇妙な事件は、中国潜水艦が巻き込まれた大規模な事故だった(The War Zone)―PLAの隠蔽体質は予想どおりだが、軍需産業でなにかおかしなことが発生しているようだ

     PHOTO © 2024 PLANET LABS INC. ALL RIGHTS RESERVED. REPRINTED BY PERMISSION T WZが以前報じた、今年春に中国の武昌造船所で発生した不可解な事件は、米国当局によると、同国の最新の原子力攻撃型潜水艦の沈没だった。問題の艦は、当初は通常動力型潜水艦とされていたが、新型の041型周 Zhou 級SSNの1番艦であった。  ウォール・ストリート・ジャーナル紙の本日の報道は、匿名アメリカ政府関係者を引き合いに出し、中国当局が事故を隠蔽しようとしていることを描写している。   この潜水艦は、海に出る前の最終仕上げ作業中であった。「アメリカ政府関係者は、中国当局が海水や付近の環境について放射線のサンプルを採取した形跡を発見していない」と記事は続く。   「潜水艦が沈没して、中国の関係者が死傷した可能性はあるが、アメリカ当局は死傷者が出たかどうかはわからないと言っている」。   武漢市郊外の長江沿いにある国営の中国国家造船公司 China State Shipbuilding Corporation (CSSC)の武昌造船所では、すでに何かがおかしいという兆候があった。  武昌造船所の異常な動きを最初に観測したのは、シンクタンク「新アメリカ安全保障センター(CNAS)」の非常勤上級研究員で、元米海軍潜水艦戦将校のトム・シュガートだった。   TWZは以前、中国の造船所に突然現れた4隻のクレーン船を示す衛星画像を調査したが、これらは少なくとも6月12日から17日まで設置されていた。   5月にバースに入っていた潜水艦は、これらの期間中不在であったが、それが最後に目撃されたのは正確にはいつであったかは不明である。   7月の第1週までには、バージはなくなり、武昌の活動は通常に戻ったようだ。  2024年6月15日に撮影された衛星画像。4隻のクレーン船の群れと、武昌造船所でのその他の異常な活動が写っている。 photos © 2024 planet labs inc. REPRINTED BY PERMISSION   米政府関係者は、新型SSN「周」級の1隻が巻き込まれたという事実以外、事故の詳細を明らか...

改良型フリゲートType 054AG1号艦を進水させ、さらに建造中の中国に要注意。沿岸警備隊向けにも同じ船体を利用。(The War Zone)

  黄浦造船所から進水した最初の054AG型。画像は中国のソーシャルメディア Sinodefenceforum 経由 。  新型Type 054Aは、大型化した飛行甲板と格納庫でZ-20ヘリコプターに対応し、新型主砲を搭載 中 国の 中船黄埔文沖船舶 Huangpu-Wenchong、 滬東中華造船 Hudong-Zhonghuaの両社がType 054A の改良型の建造に従事している。この新型フリゲート艦は、非公式には054AG型(PLANの命名法ではGは「改良型」または「アップグレード型」を意味する)と呼ばれている。現在、広州にある黄浦造船所は、8月上旬頃に最初の054AG型を進水させた。  最近の上空からの画像に写っている長興島のHudong乾ドック。ドックには2隻の054AG型フリゲート、1隻の054A型沿岸警備型、そして076型LHDがある。画像は中国のソーシャルメディアより。  一方、上海のHudongは、長興島の新しい大型ドライドックで、少なくとも2隻の054AG型の建造を続けている。この施設は、電磁カタパルトを装備した新型076型水陸両用強襲揚陸艦の組立も行っていることで注目されている。同じドライドックでは、2隻のフリゲート艦とLHDと同時に、中国沿岸警備隊向けの054A型1隻も建造されている。 飛行甲板の拡大、新しい主砲   黄浦で進水した最初の054AG型は、先週ソーシャルメディアに新たな画像で登場した。写真から、先行する054A型と比較して変化した特徴をさらに観察することができる。最も注目すべき点は、飛行甲板の延長と拡張された格納庫スペースである。 この変更は、052D型マルチロール駆逐艦の努力にも似ており、その結果、052DLと呼ばれる新型が誕生した。どちらのケースでも、この変更は新しいZ-20 ASWおよびマルチロール海軍ヘリコプターを収容するものである。S-70由来の中型ヘリコプタZ-20は、PLANに就役する初期段階にある。Z-20はPLAの地上軍、空軍、憲兵隊(PAP)向けにも生産されている。Z-20の海軍バージョンは、Z-20F対潜水艦バージョンとZ-20J海軍ユーティリティヘリコプターである。このタイプは、PLANで使用されているロシアのKa-27/28ヘリコプターに加え、Z-9シリ...

中国が「ドローン空母」艦艇を建造中でテストに使用? PLAの「学習」マインドを示すものと注目する アナリスト

中国は新興勢力であり、これまでの実績の延長にとらわれず、自由な発想が可能なのでしょう。空母に関しても超大型空母の概念から離れられない米国と違い、とんでもない装備が出現してもおかしくないわけです。一方で、米国のデッドコピーのような大型空母の建造も進めているのですが、これは色々試すと云う精神のあらわれなのでしょう。とはいえ、こうした観測記事で逆に米国に新しい発想をまきおこそうという意図もあるのかもしれません。Breaking Defense記事からご紹介しましょう。 Chinese president Xi Jinping and a PLA Navy honor guard await the King of Bahrain (Photo by Feng Li/Getty Images) その通りなら、習近平国家主席と部下は、「柔軟で革新的な真の能力を示している」ことになる。革新が全部成功する保証はないが、挑戦する意欲が重要だ」と中国の防衛専門家ディーン・チェンは語る 中 国がドローン専用と見られる小型空母を上海江蘇造船所で建造している可能性がある。  同艦は、ミッチェル航空宇宙研究所の上級研究員で元米海軍情報将校のジョン・マイケル・ダームの分析に基づくNaval News報道で今週明らかになった。双胴船で、どんな種類の空母にも似ていない。ダームは本誌へEメールで、同艦が「完成して運用されるまでは、おそらく真の目的はわからないだろう」と認めている。  しかし彼はまた、もし同艦がドローン空母であれば、「PLAN『青軍』は、これまで我々が船から発進させてきたヘリコプタードローンの代わりに、固定翼ドローンを海上で発射・回収できるようになる」と述べた。同艦は、「固定翼ドローンの運用試験と評価に貢献するかもしれない。これは、最終的に中国の新型075型ユーシェン級強襲揚陸艦にドローンを搭載するのをサポートするかもしれない」と述べた。  ダームは、中国では「PLAは "赤 "部隊であり、"敵 "または反対勢力は "青"部隊である」と説明した。つまり、実験やテストに使用されるということだろう。  外国の軍隊を監視する役割を担う国防情報局からは、本誌記事の発表時点で、コメントは得られなかった。  中国軍の専門家ディーン・チェン...

中国J-35の海軍仕様機の新たな画像が流出。空母整備と並行してPLANが同機を運用するつもりなのか。

  しばらく鳴りを潜めていたJ-35ですが、空母搭載を想定してPLANはゆっくりとテストを進めているようです。F-35との類似性がとかく指摘される同機ですが、双発の機体は海軍運用では好まれるでしょうが、その性能は未知数です。The War Zoneの分析記事を御覧ください。 Chinese internet via X/Twitter 中国のJ-35海軍ステルス戦闘機の新しい画像 海軍仕様のJ-35が、中国の最初の2隻の航空母艦と3隻目の航空母艦で運用される可能性が示唆される中で画像が公開された 最 近の画像は、中国の空母ベースの瀋陽J-35ステルス戦闘機の3番目の飛行プロトタイプの可能性のある機体を示している。J-35は最終的に、中国の就役中の空母2隻、001型遼寧と002型山東、そしてまもなく出航する003型福建を含む、カタパルトとアレスターギアを装備した将来の空母から運用される可能性があるとの指摘が高まっていることを受けて、航空機を下側からとらえた新しい画像が公開された。  画像はもともと、3月初めに中国のマイクロブログサイト「微博(ウェイボー)」に投稿されたもので、その後広く共有されるようになった。正確な撮影日は不明だが、中国軍用航空ブログのHui Tongは、テスト飛行を終えた航空機が遼寧省の瀋陽飛機公司に近づくところを撮影したものだと指摘している。同ブログは、これが3機目のJ-35ではないかと推測しているが、現時点で確認できない。  画像ではJ-35の底面が見える。これまでの写真から、J-35の表面は全体的に非常に滑らかであることが分かっている。機体後部には、ほぼ標準的な排気ノズルが写っている。J-35のノズルには鋸歯状の花びらがあることが分かっているが、この記事の一番上にある拡大画像では、花びらが滑らかになっているように見える。このジェット機は、ステルス戦闘機で低視認性を必要としない場合に一般的であり、また密集した空域を飛行する際の課題にもなり得るように、腹部にボルトオン・ルネーブルグレンズ(レーダー反射板)を装着しているように見える。このスタイルと配置は、F-22やそれに続くJ-20に見られるものに似ている。J-35の着陸装置は、空母運用のためのツインノーズホイールとF-35Cと同様の一般的なレイアウトを特徴としている。  陸上型の瀋陽FC-...

尖閣諸島周辺での中国、ロシアの気になる動き。外交(だけ)で平和は守れると奇妙な主張をする野党に不利なニュース。参院選挙での与党圧勝を後押しする効果になるか。憲法改正を妨害する野党には消えてもらいたい。

    ロシア、中国両国の海軍部隊の活動が尖閣諸島周辺に展開した。防衛省     西 太平洋で中国とロシア両国の活動が活発化しており、尖閣諸島付近で中国の作戦がより頻繁になってきたと、日本政府が27日に発表した。   岸信夫防衛大臣は、尖閣諸島の現状を変えようとする中国のいかなる試みにも日本は断固として、かつ冷静に対処する、と述べた。   中国が釣魚島、台湾が釣魚台と呼ぶ尖閣諸島は、台湾の北東約186キロ、沖縄の西約410キロに位置する無人島群であり、日本が実効支配しているが、中国と台湾双方が領有権を主張している。   岸大臣によると、月曜日午前7時44分頃、人民解放軍海軍のフリゲート艦「Jiangwei II」が尖閣諸島の魚釣島南西を通過した。中国艦船が尖閣諸島の接続水域に入ったのは、2016年、2018年、先月とあわせ4回目となった。国際法では、軍艦含むどの国の船舶も、国家の安全を脅かさない限り、沿岸国の領海の航行が認められている。米国も、中国が支配するパラセル諸島を自国艦が通過する際に、同じ権利を主張している。   岸大臣は、ロシア海軍のSteregushchiy級コルベット艦一隻も月曜日に魚釣島周辺の接続水域を航行したと付け加えた。   松野博一内閣官房長官は、火曜日の記者会見で、ロシア艦は台風8号を避けて同地域にいた可能性があると述べた。長官はまた、中国沿岸警備隊2隻が火曜日未明に尖閣諸島内の領海に接近し、日本漁船に接近したと述べ、日本はこれらの行為について中国へ外交的な抗議を行ったと述べた。   記者会見でロシア艦の名前は特定されなかったが、土曜日と火曜日の防衛省統合幕僚監部(JSO)発表では、ロシアのコルベットRFS Gremyashchiy(337)が尖閣諸島付近を航行したとある。   土曜日に発表された統合幕僚監部の声明では、ロシア海軍の艦船3隻が金曜日に八重山諸島の与那国島の南方を航行しているのが目撃された。各艦はその後、与那国島と西表島の間を北東に航行したと、同声明にある。JSO公表の写真に見える艦番号から、ロシア艦は駆逐艦RFSマーシャル・シャポシニコフ(543)、コルベット艦RFSグレミャーシチー(337)、補給艦ペチャンガであると確...

(再出)海軍記念日に合わせ、強引に艦艇三隻を同時就役させたPLANだが、スピード建造で品質は大丈夫なのか他人事ながら心配。注目は台湾侵攻を狙う075型LHD。

  左より ジン級SSBN、055型DDG、075型 LHDが 同時にPLAN 艦隊に加わった。 4月23日、人民解放軍海軍(PLAN)で主要艦艇三隻が同時就役という今までにない成果が生まれた。 三隻は055型駆逐艦(NATO名称レンハイ級巡洋艦)、075型LHD(NATO名称ユーシェン級)、094型SSBN(NATO名称ジン級)。 7万トン超が一日に就役したのはPLAN創設72周年記念日に合わせたもの。 就役式典は海南島三亜海軍基地で行われ、習近平主席が参列した。 055型駆逐艦大連 (105) Type 055 Destroyer Dalian (105) 055型駆逐艦は大連(艦番号105)と命名され、同級三号艦で、3月に就役した二号艦につづき今年二隻目となった。 055型駆逐艦は現在建造中の艦艇として世界最大で全長180メートル、満排水量13千トン(米海軍タイコンデロガ級巡洋艦、フライトIIIアーレイ・バーク級駆逐艦はともに9.800トン、英海軍45型駆逐艦は8,500トン)で、PLANの制式名称は「1万トン級駆逐艦」だが、米国防総省は巡洋艦と区分している。 一号艦「南昌」は2017年6月進水し、二号艦は2018年4月にともに上海の 江南造船で建造されている。055型ではさらに2018年、2019年とつづけて2隻ずつ、2020年に1隻の建造が始まっており最終的に8隻となる。 南昌は2020年1月に就役した。055型の兵装は以下の通り。 130 mm H/PJ-38主砲一門 VLS サイロ112 門  H/PJ-11 CIWS一門、毎分発射速度 10,000 rd/min HQ-10短距離ミサイル発射装置1 デコイ発射機 魚雷発射装置 VLSサイロは64を艦前方に、48を後方に分けて搭載。型式は052D型と同一で、 同心キャニスター発射装置Concentric Canister Launcher (CCL) となっている。 PLANは初期建造型の055型にHQ-9B対空ミサイルを搭載し200Kmの射程を誇る。 YJ-18A対艦ミサイル、新型中距離対空ミサイル、対地巡航ミサイルをYJ-18系として搭載しているのは052D型と共通している。 また新型対潜ミサイルYu-8Aも搭載しているとの推測がある。 075型 LHD 海南 (31) 075型ヘ...