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2026年10月17日土曜日

対ドローン用指向性エナジー技術のパイロットプログラムに米国防総省が企業4社を選定

 

対ドローン用指向性エナジー技術のパイロットプログラムに米国防総省が4社を選定

Pentagon picks 4 vendors for counter-drone directed energy pilot program

AeroVironment、Epirus、Kord、Boeingの4社が、JIATF-401のパイロットプログラムに選定された

ジェネシス・アームズ製の12ゲージ・ショットガンによって撃墜される前の、固定翼ドローン。(写真:カーリー・ウェルチ/Breaking Defense)

ワシントン発 — 国防総省は本日、指向性エナジーパイロットプログラムの参加業者4社を選定したと発表した。国防総省のプレスリリースによると、この取り組みは、国内における高エナジーレーザー(HEL)および高出力マイクロ波(HPM)能力の「実戦運用」拡大を目的としている。

同発表によると、2026会計年度の国防授権法に基づき命じられたこのパイロットプログラムは、陸軍が主導する合同省庁間タスクフォース(JIATF)401により運営される。選定された4社は、パレタイズドHELシステムを持つエアロバイロメント、 「レオニダス」HPMシステムを提案したエピルス;「ファイアフライ」HELシステムを提案したコード;そして「コンパクト・レーザー兵器システム」を提案したボーイングである。

「パイロットプログラムでは、実戦環境下でこれらの能力を試験し、国土防衛のためにそれらをどのように統合・維持するのが最善かを把握することを目的としている」と、JIATF-401のディレクターであるマット・ロス准将は本日の国防総省の発表で述べた。

発表によると、同タスクフォースは、連邦航空局(FAA)、米北部軍、および各軍と「緊密に連携」してこのパイロットプログラムを実施する。

この連携は、2月に発生した事件を受けたものだ。当時、税関・国境警備局による対ドローン用レーザーの使用をめぐり、連邦機関間の意思疎通の不備により、FAAがテキサス州エルパソ空港周辺の空域を一時閉鎖した。後に判明したところによると、レーザーは陸軍から貸し出されていたものだった。

それ以来、同タスクフォースはFAAと連携し、ニューメキシコ州で行われたHELのデモ中にリスク評価を実施した。その結果、同システムは「国家空域システムに対して最小限のリスクしか及ぼさない」ことが判明したと、本日の発表は述べている。また、このデモを契機に、南部国境を保護するためのレーザーシステムに関する共同合意が成立した。

本誌が以前報じたように、JIATF-401は12月にパイロットプログラムの「実射試験」を開催する予定だ。ロス准将は当時、良好な性能を示したソリューションはその場で購入される可能性があると述べていた。発表によると、実証実験において、国防総省(DoD)とタスクフォースは、今回選定されたシステム以外にも、追加の指向性エナジーシステムについて「評価」を継続する予定である。

2019年5月5日日曜日

レイセオンの指向性エナジー装備が無人機複数の撃破に成功

Raytheon Directed-Energy Weapons Down Drones in Air Force Demonstration レイセオンの指向性エナジー兵器が空軍向け実証で無人機撃墜に成功

Raytheon's mobile high energy laser looks out into a wide-open sky. The company's advanced high power microwave and high energy laser engaged and defeated dozens of unmanned aerial system targets in a recent U.S. Air Force demonstration. (Photo: Raytheon)
レイセオンの移動式高出力レーザーが空を監視している。同社の高出力高周波及び高出力レーザーが十数機の無人機を標的にし空軍の実証で撃墜に成功した。 (Photo: Raytheon)
レイセオンが開発の高性能高出力マイクロフェーブ(HPM)および移動式高エナジーレーザー(HEL)装備が無人機複数の撃墜に成功した。
撃墜したのはDJIファントム4クワッドコプターほか固定翼式、その他クワッドコプターでホワイトサンズ・ミサイル試射場で空軍の実証実験として行われたとレイセオン広報が伝えている。
「長年の研究開発を経て高出力エナジー装備が実用化に近づいており、実戦で人員や重要施設の防衛に役立てる」とレイセオンの高度ミサイル防衛装備担当副社長トーマス・ブッシングが報道発表で語った。
発表資料ではHPM、HELの各システムが投入され「無人航空装備数十機」を撃破したとある。
レイセオンの複合目標捕捉システムと組み合わせHELは非可視光線で無人機を撃墜したと広報資料が述べている。
システムを組み合わせ無人機の探知、識別、追尾、交戦が可能でポラリスMRZR全地形装甲車両に搭載できるという。
レイセオンのHPMシステムは「高周波エナジーで無人機の誘導装置を妨害する」と資料にある。.
「大出力高周波を操作し目標にビームを当て小型無人機の大群を即座に打破出来る。電源供給が続く限りHPMで文字通り無限の防御が可能となる」
「無人機対策には多様な解決手段が必要です」とレイセオン電子戦システムズ副社長ステファン・バウアーが述べる。「HEL、HPMにより重要インフラ、輸送隊や人員の防御が第一線で実現できます」
今回の空軍向け実証で指向性エナジーはHELとHPMのみだったという。
2017年にロッキード・マーティンが同様の技術をテストしていた。同社は高性能テスト用高エナジー装備ATHENAと称し、試作型で翼幅10.8フィートのアウトロー無人機5機を撃墜した。
無人機対策技術は民生用軍用双方で活発化しており今後も成長が期待される。
空軍からは戦術高出力高周波実戦レスポンダーTHORで小型無人機数機を光速で排除したとの発表があったばかりだ。また非致死性THORの開発も進んでいる。■
-- Oriana Pawlyk can be reached at oriana.pawlyk@military.com. Follow her on Twitter at @Oriana0214.

コメント 指向性エナジー兵器での進展がすごいようで、ロッキードも別個レーザーの空軍機への応用につながる技術を実証中です。この記事は別途ご紹介します。なお、本ブログではエネルギーというかわりに今後はエナジーを用いますのでご了承ください。無人機対策は一層重要になっており、オリンピックを来年開催する日本でもこうした技術に関心が高いはずです。