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KC-10エクステンダー・タンカーが全機退役へ (The War Zone)

     U.S. Air Force photo by Senior Airman Sean Hetz トライジェットKC-10エクステンダー・タンカー輸送機の43年のキャリアに幕が下ろされたが、米空軍のタンカー機材構成案はまだ定まっていない 米 空軍は本日、KC-10エクステンダーに正式に別れを告げ、1981年の初就航以来、タンカーおよび貨物輸送機として活躍してきた同機の功績を称えつつ、その最後の1機を処分場へ送り出した。KC-10の在庫はここ数年で急速に減少していた。 KC-10お別れセレモニーは、カリフォーニア州トラビス空軍基地の格納庫46で行われた。公式スピーチの後、最後のKC-10コールサインGUCCI 10はトラビスからアリゾナ州デービスモンサン空軍基地へ飛行した。トラビス基地のKC-10は1994年以来、第660航空機整備中隊の支援を受けた第6および第9空中給油中隊によって運用されていた。 「グッチ」または「ビッグ・セクシー」という非公式ニックネームを持つKC-10は、民生DC-10-30CFをベースとし、システム共通性の88%を保持していた。空軍は、KC-135ストラトタンカー・ファミリーを補完する「ヘビー・タンカー」としてKC-10を取得し、緊急に必要とされる追加タンカー能力を提供するために迅速に投入できることから選択された。KC-10はこのミッションに特に適していた。DC-10の主翼にある3つの燃料タンクに加え、貨物室床下にある3つの大型燃料タンクにより、KC-135のほぼ2倍、356,000ポンド以上の航空燃料を収容することができた。 KC-135Rのほぼ全機とは異なり、KC-10には独自の給油レセプタクルが装備されていた。つまり、KC-135や他のKC-10から燃料を補給し輸送距離を伸ばすことができた。もう1つの興味深い特徴は、KC-10が燃料を逆送できることで、別の航空機からブームで燃料を送り返すことができた。  2018年2月14日、大西洋上空で別のKC-10から燃料を補給される第514航空機動団第76空中給油飛行隊の米空軍KC-10。U.S. Air Force photo by Master Sgt. Mark C. Olsen Mark Olsen その他の利点として、KC-10はホース&ドロ...

KC-10の退役が進んできた。最後の戦闘ミッションを終了し、24年9月に全機姿を消す。次期タンカーが決まらず、KC-135も稼働を続けざるを得ない中、中国を睨んで給油機の体制に不安が残る。

U.S. Air Force photo by Tech. Sgt. Alexander Frank 米空軍はKC-10エクステンダー・タンカーの退役を2024年9月までに完了する  空 中給油と空輸を提供してきた40年以上の後、米空軍のKC-10Aエクステンダーが最後の戦闘任務を飛行した。空軍は2020年からKC-10を廃棄処分場に送り始めたが、今回のマイルストーンは、同型機の引退がいよいよ間近に迫っていることを示している。 国防視覚情報配信サービス(DVIDS)が本日公開した写真には、10月5日にサウジアラビアのプリンス・スルタン空軍基地(PSAB)を出発するKC-10が写っている。添付されたキャプションによると、エクステンダーの離脱は、同基地における同型機の最後の戦闘配備を終了させた。 2023年10月5日、サウジアラビアのプリンス・スルタン基地(PSAB)でエクステンダー最後の戦闘配備を行い、出発を始めるKC-10に敬礼する米空軍兵士。米空軍撮影。アレクサンダー・フランク軍曹 PSABでのKC-10の離陸は、米空軍中央軍(AFCENT)担当区域内での同型機の30年以上にわたる任務の終わりを意味する。米空軍撮影:Tech. アレクサンダー・フランク軍曹 航空機動軍団(AMC)は、今回がKC-10の最後の戦闘配備であることを本誌に確認した。AMCのジェシカ・ブラウン報道官は、「40年近くにわたり、KC-10はアメリカのグローバル・リーチの確保に貢献してきた。KC-10は間もなく母国へ再配備される予定です」。 KC-10の経歴には、PSABを含む米空軍中央部(AFCENT)の責任範囲内で過ごした30年以上が含まれる。その間、KC-10は不朽の自由作戦とイラクの自由作戦を含む様々な軍事作戦の支援で重要な役割を果たした。 以前のDVIDSメディアリリースでは、10月3日、PSABに帰還する最後の戦闘出撃に参加したKC-10の画像を提供した。問題の航空機は、第378航空遠征航空団内の暫定部隊である第908遠征空中給油飛行隊(EARS)に配属されていた。 第908飛行隊の不活性化式典は、その後10月4日にPSABで行われた。 KC-10の退役への歩みは続いている。9月15日現在、37機のKC-10がボーンヤードに置かれている。 オランダもKDC-10を2機受領し、現在は商...

★★★ついに100年飛ぶことになったKC-135

機体に窓がないKC-135は恐ろしく長い期間にわたり供用されており、さらに延長されることになりました。もちろん空軍整備陣の保守管理もあるのですが民間では考えられない事例ですね。しかし100年間の供用期間というのはすごいですね。B-52等もあり空軍の機材が高齢化していくということですね。 This Air Force plane will be over 100 when it flies to the boneyard  この空軍機は100年飛び続けてから機体墓場に送られる By idcosta May. 10, 11:32 AM http://www.wearethemighty.com/uncategorized/the-kc135-will-be-over-100-when-it-flies-to-the-boneyard KC-135ストラトタンカーは今でも米軍装備で最古の機体に属すがさらに供用期間を40年延長され最古の機体になると航空機動軍団司令官のカールトン・エバーハート大将が述べている。 同機が退役すると100年を超える供用期間となり、米史上他に例がない事態となる。供用開始の1956年以来米国が関与した戦役すべてを支えてきたストラトタンカーは米空軍でもっとも親しみを持たれる機体といえよう。 KC-135全機がボーイングKC-46ペガサスにより更新の予定だった。だが予算削減とKC-46調達削減により空軍は給油機不足に各地で直面し戦闘機材の活動にも支障がでてしまう。そこでKC-135を「スーパーストラトタンカー」とでも呼ぶべき仕様に改修し40年の供用期間延長を狙う。その時点でKC-Z後継機がストラトタンカーに交代する予定だ。 Crew members from the 第340遠征給油飛行隊の乗員が飛行前準備にあたるこのKC-135はイラク上空で空中給油にあたり不朽の決意作戦を支援する。 KC-135は50年にわたり米空軍の空中給油の中心でさらに40年間の供用が決まっている (U.S. Air Force photo by Staff Sgt. Douglas Ellis/Released) 物議をかもしたKC-X事業から生まれたKC-46はKC-135より大型で飛行距離も伸び...