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F-47の今後を大胆に予想。生産規模、発展型、輸出の可能性、さらにデジタルセンチュリーシリーズとの関係など―F-47戦闘機プログラムで複数バージョンが段階的に製造される可能性(The War Zone)

 The U.S. Air Force’s F-47 sixth-generation stealth fighter may just be “Increment 1” of a family of Next Generation Air Dominance (NGAD) combat jet designs. This is the opinion of former Assistant Secretary of the Air Force for Acquisition, Technology & Logistics Andrew Hunter. It echoes something that was previously hinted at, namely the possibility that the Air Force might consider fielding two distinct versions of the NGAD fighter component.  

ボーイング



NGAD戦闘機プログラムに深く関わっていた米国高官は、同プログラムは単一構成でなく、段階的に繰り返し製造される設定だと明らかにした


ーイングの第6世代ステルス戦闘機F-47は米空軍の次世代制空戦闘機構想(NGAD)における「インクリメント1」に過ぎないのかもしれない。これは、バイデン政権末期まで同プログラムに深く関わっていた、前空軍副長官アンドリュー・ハンターの見解である。

 ハンターは、フランク・ケンドール前空軍長官とともに、Defense & Aerospace ReportのAir Power Podcastの最新号で語った。2022年7月、


ボーイングが獲得したNGAD有人戦闘機の競争入札は「創造性を奨励する仕組みになっていた」と強調したハンターは、F-47は「インクリメント1」に相当し、このプログラムは将来的にインクリメントが追加されていくコンセプトに基づいていると指摘した。

 そのため、NGAD戦闘機の競争は「オール・オア・ナッシング」ではなく、最終的に「おおよそ」100機の生産契約が勝者に与えられることになり、その後も「さらに注文が続く」ことになるだろう。

 過去にケンドールは、NGAD有人機型はおよそ200機で構成されると繰り返し述べていた。

 興味深いことに、空軍のCCAプログラムでは、これと非常に似たコンセプトがすでに具体化されつつある。アンドゥリルとジェネラル・アトミックス両社は現在、インクリメント1の一部として設計開発を行っており、それぞれYFQ-42AおよびYFQ-44Aと名付けられている。空軍当局者は、最終的にインクリメント1のCCAを100機から150機購入し、プログラムの全体で数千機もの無人機を購入する可能性があると述べている。 インクリメント2がすでに視野に入ってきた。

 ハンターの発言は、エンジニアリングおよび製造開発(EMD)契約をボーイングのF-47設計に奪われたロッキード・マーチンにとって、まだ望みがあることを示唆しているようだ。

 ノースロップ・グラマンは、2023年のNGAD戦闘機コンペティションから自主的に撤退すると発表しており、同社が主導的な立場としてプログラムに復帰する道もあるかもしれない。一方で、ハンターはノースロップ・グラマンがコンペティションから排除される可能性を示唆しており、その場合、同社の将来の見通しに悪影響を及ぼす可能性もある。

 もちろん、各社が将来、インクリメントを通じて有人NGAD構想で中心的な役割を担うかは疑問である。F-47のさらなる開発が、ハンターが言及するような目標を達成するため現実的な道筋であるように見える。また、これらの企業が依然として(おそらくある程度は)このプログラ しかし、ハンターはNGAD戦闘機プログラムの一部として異なる増分を想定している。「最終的に何機が製造されるかは、時が経てば明らかになるだろう」と彼は述べた。

 将来の増産がどのような形になるかについては、ハンターはこれ以上の詳細を明らかにしていない。「両方の設計は非常に独創的」と指摘したが、ボーイングのF-47は、ライバルであるロッキード・マーチンの設計よりも大胆で革新的なものである可能性があるようだ。ハンターは、一般的に現行の請負業者(この場合はすでにF-35を製造しているロッキード・マーチン)は、挑戦者よりもリスク回避的であることが多いと述べている。ボーイングには、より強い動機があったのかもしれない。「ある意味では、ロッキード・マーチン以上にボーイングがこの契約を勝ち取る必要があった」とハンターは付け加えた。

 ハンター、ケンドール両名は、F-47がどのようなものになるかについて、見解を示した。これは、将来的にさらに改良が加えられた場合の参考になるだろう。

 全体的には、F-47はステルス戦闘機F-22の基本哲学を踏襲しているようだ。ケンドールの説明によると、F-47は主に「F-22のような長距離航空優勢重視の航空機で、戦力投射を目的として設計され、今後直面する最も深刻な脅威に対抗できるように設計されている」という。

 さらに、F-47は当初から「クォーターバックの役割」を担う装備が搭載され、無人戦闘機(CCA)を制御する。NGAD戦闘機のさらなる改良型には、これらの特性が備わっている可能性もあるが、さらに能力が追加される可能性もある。

 あるいは、将来の改良型は、最高レベルの侵攻力を持つ航空優勢能力を提供するのではなく、「戦闘質量」を最大化することを目的とした、単純で安価な設計の低コストNGAD戦闘機となる可能性もある。

 後者のオプションは、輸出仕様F-47というアイデアとも一致しているように思われる。ドナルド・トランプ大統領は、ボーイングの勝利を発表した際に、この輸出仕様F-47について言及していた。

 トランプ大統領は、米国の同盟国が「絶えず」連絡してきており、NGAD戦闘機の輸出バージョンを入手したいと考えていると述べた。そして、米国は「特定の同盟国」に販売するつもりだと述べた。「性能を落としたバージョンだ。我々は性能を10パーセントほど落としたいと考えているが、それはおそらく理にかなっている。なぜなら、いつか彼らは同盟国ではなくなるかもしれないからだ」。


WASHINGTON, DC March 21, 2025: The F-47 6th generation fighter jet in the Oval Office of the White House on Friday March 21, 2025. US Secretary of Defense Pete Hegseth and General David Allvin attended the meeting. (Photo by Demetrius Freeman/The Washington Post via Getty Images)2025年3月21日、ホワイトハウスの執務室に展示されたF-47戦闘機のレンダリング。 写真:デミトリウス・フリーマン/ワシントン・ポスト紙/ゲッティイメージズ ワシントン・ポスト


 前回指摘したように、F-47の輸出許可取得は、たとえグレードダウンしたバージョンでも、F-22案件よりさらに難しい課題となる可能性がある。ケンドールは、F-47輸出バージョンの可能性について、概ね慎重な見方を示している。

 「もしもパートナーの誰かが、新型航空機の単価を支払う用意があるとしたら、私は非常に驚きます」と述べ、基本的なF-47の価格について言及しました。ケンドールによると、F-47の単価は、公開されている情報に基づくと、F-35の少なくとも2倍、1億6000万ドルから1億8000万ドルの範囲と予想されている。過去には、この新型機は既存の設計の3倍、つまり3億ドル以上になるとの発言もあった。当初の見積もりを引き下げるような変化が何だったのかは明らかではない。

 「もちろん、同盟国に対する我々の姿勢が、多くの同盟国に協力の度合いやコミットメント、そして我々を装備の供給源として頼る度合いを再考させていることも、現在の要因のひとつです」とケンドールは付け加え、相互防衛に対するワシントンのコミットメントや、戦略的パートナーとしての信頼性で懸念を強めている一部NATO加盟国と米国との間の亀裂を指摘した。

 また、ケンドールは、潜在的な顧客の要求に基づく「F-47の簡易版」の実現可能性にも疑問を呈した。

 「今後、F-47の国際販売には多くの問題が生じると思います。その一つが、能力低下です。私たちは基本的に、伝統的に非常に緊密な同盟関係を築いており、同盟国に対しては、私たちの能力の最高レベルの一部を共有しています。なぜなら、私たちは同盟国に対して大きな信頼を寄せているからです。しかし、現政権はそうした観点を持っていないようです」。


 一方、同盟国側は、大幅にコストダウンされた有人戦闘機NGADであれば、購入に前向きになる可能性がある。 NGAD戦闘機の将来の異なるバージョンが、その実現の1つの方法となる可能性がある。

 現時点では、「インクリメント2」以降がどのようなものになるのか、また空軍がそれらにスペースと予算を見つけることができるのかさえも不明である。

 しかし、NGAD戦闘機の複数のバリエーションを配備することが提案されたのは今回が初めてではないことが注目に値する。

 2021年、TWZは、空軍がインド太平洋およびヨーロッパの各戦域での運用に最適化された、NGAD戦闘機の長距離および短距離バージョンの配備を検討していると報じた。


 空軍の2022会計年度予算要求に関する下院軍事委員会の公聴会で、ジェームズ・M・ホームズ空軍航空戦闘司令部司令官(退役)は、NGAD戦闘機のコンポーネントとして、長距離/高ペイロードミッションに最適化された「インド太平洋版」と、欧州の作戦地域で十分な短距離版の2つの異なるバージョンのアイデアを提示した。少なくとも、これらの目標を達成するには、それぞれのジェット機に異なる翼平面形が必要であると思われる。

 これらの異なる構成により、「欧州仕様」は購入価格が若干安くなる可能性があるが、その分、サポートインフラが別に必要となり、配備や運用に関する概念に波及効果をもたらす可能性もある。

 後に、このコンセプトは、NGAD戦闘機プログラムにおける米空軍の方向性から外されたと言われる。しかし、NGAD戦闘機では反復的なアプローチによって、そのようなアイデアが復活し、現実のものとなる可能性が残っている。

 同時に、機体の基本構成に関わらず、異なるNGAD戦闘機のインクリメントの間には、依然としてかなりの共通性が残るはずだ。別のインクリメント間で航空機のサブシステムとソフトウェアを同一にすることで、リスクを低減し、共通性を高め、コストを削減することができる。さらに、レーダー、赤外線捜索追跡システム(IRST)、電子支援測定、電子戦能力、エンジン、通信アーキテクチャ、兵器など、より幅広いNGADファミリーシステムも同一のものとなる。海軍のNGADプログラムも、特にここで挙げた要素に関して、空軍の同等のプログラムと多くの共通点がある。

 過去において、本誌は空軍がモジュール性の高い設計を選択し、異なるバージョンの戦闘機を実現する可能性について検討した。しかし、ハンター発言は、少なくともより明確な反復の可能性を示唆しているように聞こえる。それは同じメーカーによるものではない可能性もある。

 以前にも、より迅速な新型戦闘機設計の開発に関するより広範な議論があった。これは現在、ハンターのNGAD戦闘機反復の概要に反映されているように思われる。

 とりわけ、ハンターの前任者である米空軍の調達・技術・兵站担当次官補ウィル・ローパーは、いわゆる「デジタル・センチュリー・シリーズ」を推進していた。このアプローチでは、新型戦闘機を5年ごとに開発するというものだった。耐用年数を制限することでコストを削減し、繰り返し生産を行うことも、このようなビジョンにおける主要な要素となる可能性があった。この構想は非常に野心的なもので、NGADプログラムで中心的な役割を担うことが期待されていた。ハンターの言葉は、少なくとも一部では、今やそれが現実のものとなっている可能性を示唆しているのかもしれない。しかし、有人戦闘機がこれほど驚異的なペースで次々と開発されることは、依然として非常に考えにくい。


 全体として、F-47についてこれまでに分かっていることを踏まえると、NGAD「システム群」での今回のコンポーネントは、無人機コントローラーなど新機能が追加され、その能力が全般的に優れているとはいえ、主にハイエンド戦闘用のラプター後継機となるようだ。

 しかし、前空軍副長官の発言は、少なくともNGAD戦闘機の追加バージョンに関する考えを示唆している。最も可能性が高いシナリオは、同じ基本設計のF-47を連続生産し、特定の変更を加えるというものだろう。

 このような設計が実際に実現するはまだ分からないが、今のところ、徐々にその全貌が明らかになりつつある同プログラムで新たな興味深い可能性となりそうだ。■


F-47 Fighter Program Could See Multiple Versions Built In Increments

Top U.S. officials that had a major hand in the NGAD fighter program say it was designed to be built in iterative increments, not just as a single configuration.

Thomas Newdick

Published Apr 1, 2025 4:43 PM EDT


https://www.twz.com/air/f-47-fighter-program-could-see-multiple-versions-built-in-increments


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