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★川崎C-2は軍用輸送機のすき間需要に活路を見つけられるだろうか

JAPAN AEROSPACE: Kawasaki sees unique niche for C-2 transport 12 OCTOBER, 2016 BY: GREG WALDRON TOKYO https://www.flightglobal.com/news/articles/japan-aerospace-kawasaki-sees-unique-niche-for-c-2-430287/ Wikipedia Commons 川崎重工業 は航空自衛隊向けにC-2輸送機二号機を2017年に納入する。1号機は今年6月に納入し供用中と同社広報が説明。 同広報は納入予定の合計機数を明示しなかったが、防衛省から20機から40機の受注を得て、供用中のC-1の代替機材として納入できると見ている。年間生産は3ないし4機に増産できるが、防衛予算の動向次第だ。 また ジェネラル・エレクトリック CF6ターボファン双発のC-2は輸送任務用途で隙間需要に対応できると同広報は述べ、30トンの貨物を搭載し6,000キロを僅かに満たない距離まで輸送できるという。 ボーイング がC-17生産ラインを閉鎖して、戦略輸送機の高性能機材で不足が発生している。同広報によれば数か国C-2に関心を寄せているという。川崎重工業はその中で ロッキード・マーティン C-130の後継機需要に期待している。 「C-130を上回る搭載量で遠距離輸送するニーズにC-2は最適」と同広報は述べている。 また民生用派生機種の開発は凍結しているという。川崎重工業は大型貨物輸送機の需要があると見ていた。 だが航空貨物輸送分野各社との意見交換で現状では民間貨物輸送市場には同機価格は高すぎるとわかった。ただし今後も民間貨物輸送分野を注視していくという。■