Image: KCNA. 北朝鮮が建造中の弾道ミサイル潜水艦が完成に近づいていると日本の情報機関の高官二名が明らかにした。 この二名は聯合通信が最近配信した記事の内容を認めた。 記事では「北朝鮮は同潜水艦の登場で戦略的な効果を盛り上げるタイミングを図っており、米国への圧力も計算に入れている」とあり、「北極星3号などSLBMを発射し、同時に潜水艦の姿を公表するのではないか」とみている。 姿をあらわすのは何か トランプ政権下でホワイトハウスにつとめた元高官は北朝鮮が数カ月以内に新型潜水艦を公表するのはほぼ確実とみている。「数週間以内」かもしれないという。バイデン政権の対北朝鮮政策に強硬な対抗策を示すためだという。北朝鮮ウォッチャーは今月末までに政策発表があるとみており、早まってもおかしくない。 「北朝鮮は今までより過激なエスカレーションを起こす構えで、新型潜水艦の進水式もその一環で、ソ連時代の旧型潜水艦がベースでも固体燃料式の弾道ミサイルが発射可能となれば、各国も反応せざるをえなくなる」と上記高官は解説している。「朝起きてみたら潜水艦の写真がソーシャルメディアに掲載されていても驚かないだろう。また潜水艦でミサイル試射を行うかもしれない。こうやって北はバイデンに対し引き下がるつもりはない意思を示すだろう」 トランプ大統領スタッフだった別の人物もこれはバイデン政権にむけ北が準備中の内容の始まりに過ぎないと述べている。この元高官は「ピョンヤンは新型兵器のテストをしたくてたまらない様子で、新型潜水艦や弾道ミサイル以外に昨年軍事パレードに登場した新型ICBMも例外ではない」と述べてくれた。 元米海軍士官は脅威に過剰反応しないよう注意喚起。 ある退役米海軍軍人は北朝鮮潜水艦に懸念があるものの、この種の潜在的脅威に過剰反応するのもよろしくないと述べた。 「そもそも弾道ミサイル潜水艦は海中で探知を逃れてこそ抑止力を発揮できるものです。各国がマスターするのに何十年もかかっている潜水艦の静粛化技術を北朝鮮がこの段階で実用化しているとはとても思えません。つまり、米海軍は同盟国とともに同艦を簡単に探知撃...
軍事航空、ISR、 無人機、サイバー、宇宙、安全保障、最新技術....防衛産業、軍事航空、軍用機、防衛関連宇宙開発等の最新技術動向を海外メディアからご紹介します。民間航空のニュースは「ターミナル1」をご覧ください。航空事故関連はT4へどうぞ。無断転載を禁じます。YouTubeでご利用の際はあらかじめご連絡ください。