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グアム攻撃演習を繰り返す中国は北朝鮮より懸念すべきではないか

北朝鮮ばかりに目をむけるのではなく、本質的に警戒すべきちゅごくの軍事力、作戦構想、行動を意識しなければアジア太平洋の安全保障は片手落ちになるよね、という当たり前の話なのですが、統合参謀本部議長に同行する報道陣に背景説明する米関係者の力の入れようがわかります。日本の記者は同じ話を聞いても勝手に解釈した「解説」をしてしまうのでしょうか。一時ほどではありませんが、中国の取り扱い方にはまだ遠慮した内容がめだちませんか 。 China has practiced bombing runs targeting Guam, US says 中国はグアム空爆の予行演習をしていると米国が発表 U.S. military officials are concerned over China's increasing air power in the Asia-Pacific region. One activity by the Asian nation is proving especially worrisome. 米軍関係者は中国空軍力がアジア太平洋地区で強化されている現状に憂慮している。 By: Tara Copp    1 day ago https://www.defensenews.com/flashpoints/2017/10/31/china-has-practiced-bombing-runs-against-guam-us-says/ JOINT BASE PEARL HARBOR-HICKAM, Hawaii — 中国が米領グアムを標的に爆撃演習を行い、その他行為とともに米側に中国が北朝鮮以上に太平洋地区最大の心配の種だと改めて感じさせている。 南シナ海人工島への 中国による 軍事施設構築はよく知られているが、中国は同時に大規模の戦闘機部隊を整備し、東シナ海、南シナ海さらにその先で連日のように演習を行っていると米軍関係者は指摘している。中国の非軍事手段も米国の作戦実行を困難にする手段と見られている。 米関係者が中国の過熱する動向を伝えたのは統合参謀本部議長ジョセフ・ダンフォード大将 C hairman of the Joint Chiefs of Staff Gen. Joseph Dunford

中ロ関係の背後に見える両国の異なる思惑から正しく南シナ海情勢を理解する

Brookings Panel: Improved China – Russia Relationship is a Marriage of Convenience By: John Grady March 24, 2016 12:43 PM http://news.usni.org/2016/03/24/brookings-panel-recent-china-russia-relationship-is-a-marriage-of-convenience 習近平とウラジミール・プーチンが共同海軍演習に参加した中露海軍関係者を出迎える。上海、2014年5月20日。Xinhua Photo ここ数年で中国とロシアの接近が目立つが、その関係は便宜上の結婚のようなもので両国にとって最重要な外交関係国は実は米国である。 ブルッキングス研究所主催のフォーラムがワシントンDCで開かれ、九州大の 益尾知佐子 准教授は「中露関係は強いが永続しない」と述べた。 ロシアにとって「中国は信頼できるただ一つの友好国」で貿易相手国としても大きな存在だ。ロシアの軍需産業基盤を支援する形で中国はロシアから高性能ミサイルや航空機を購入しており兵力投射能力を向上させている。 ただ益尾准教授は両国関係でほころびが明白になっているとも指摘。中央アジアではロシアが歴史的に安全保障で強力な役割を果たしてきたが、今や中国が経済面で上海協力機構の仕組みを使い旧ソ連共和国各地で重要度を高めているという。 これに対しユーラシアグループのデイヴィッド・ゴードンが追加コメントした。「ロシアは次々に自らが二番目の役割を演じていることに気付いている」と二国関係では中国が経済力を背景に強大になっていることを言及した。「両国が協力しながらも競争する場面が増えている」 中露関係が密接になったのは2014年にロシアがクリミア半島を併合し、ウクライナ東部の分離主義勢力を軍事的に支援したため米国、EUからの厳しい経済制裁を受けたことがきっかけで中国へ天然ガス売却の合意が成立したことだ。「このヘッジはうまく機能しているとはいいがたい」(ゴードン) 「エネルギー問題は今後も両j国関係に影響を及ぼす」が、両国の二国間協力は「まだ始まったばかり」とゴードンは述べ、ロシアはまだ