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F-35Bのエグリン基地での初飛行がやっと実現

F-35B Finally Flies At Eglin Training Base By Amy Butler abutler@aviationweek.com aviationweek.com May 22 , 2012  エグリン空軍基地(フロリダ州)でのF-35Bの初飛行が5月22日に実施され、同機のパイロット養成に同基地が今後活用される意味で大きな一歩となった。 F- 35A通常離着陸型の一号機はすでにエグリン基地に2011年7月に配備されており、海兵隊向け短距離離陸垂直着陸機能を持つB型は今年1月に到着してい た。同基地には現在12機が配備されている。パイロット養成開始は本来は昨年秋に開始予定だったが、同機の完成度とくにソフトウェアに疑問がテスト実施部 隊から寄せられたことから空軍と海軍が初飛行を延期していた。 F-35Aの「習熟」飛行は3月に実施済みだ。今の目標は運用実用性評価operational utility evaluation (OUE)をF-35A六機で今年の夏に開始することだ。 OUEは空軍と海軍の飛行テスト部隊が実施し、その結果次第で空軍教導軍団が正式なパイロット養成の開始を決定する。所期訓練とOUEにはブロック1Aソフトウェアを用い、基本となる飛行制御はカバーするが兵装放出などの高度な機能はない。 正 式にパイロット養成が開始となればF-35開発の大きな一歩となる。初期作戦能力(IOC)の獲得には一定数のパイロットおよび整備陣が必要だ。各軍のう ちでは海兵隊が最初にこれを達成しそうで早ければ今後二三年のうちとなろう。F-35が第一線部隊に配備されると旧式機を退役させて保守点検費用を節約す ることができる。 現時点でF-35Aは合計47回の飛行をエグリンで実施している。機体引渡し後に飛行を実施していない間を利用して第33戦闘隊は機材を地上整備訓練に使用していた。