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ラインメタル自社開発の新型主力戦車パンサーに注目。独仏共同開発の次期MBTはどうなる。

  Rheinmetall ドイツのラインメタルが発表した「KF51パンサー」は独仏の新主力戦車計画を混乱させる可能性を秘める。 ウ クライナ戦が激化し、戦車戦が再び注目が集まる中、 ラインメタル は本日、130mm口径主砲を搭載した最新主力戦車「KF51パンサー」を発表した。ドイツ陸軍で広く使用されているレオパード2の後継機種を目指す設計だが、好戦的なロシアの脅威に対抗するべく装甲部隊の再編成を進めるその他ヨーロッパ諸国の関心を引く可能性がある。 KF51パンサーは、第二次世界大戦中のナチスドイツの伝説的戦車を思い起こさせる名前で、本日パリで開催されたユーロサトリ陸上防衛展で、ラインメタルのアーミン・パッパガー Armin Papperger  CEOにより発表された。 これまで同社は、この新型MBTとその仕様について、ほとんど情報を公開してこなかった。重量は約65トンと伝えられる。これは、最新2A7V型で70トン強のレオパルド2より軽い。同じ1,475馬力ディーゼルエンジンを搭載するため、パンサーは現行車両より機動性が向上しているはずだ。パンサーは、現在の西側MBTの多く、特にアメリカ製のM1エイブラムスの後期バージョンより軽く、戦闘時総重量は70トンを超える。設計者がハイブリッドパワープラントなど、現代的な推進装置を選択しなかったことのは驚きであるが、開発・生産は迅速かつ容易になるはずだ。 新型MBTは、レオパルド2の120mm主砲から130mm口径滑腔砲になり、火力も増強された。これは、戦車兵装の大口径化への関心を反映したもので、砲そのものはラインメタルが以前から開発してきたものだ。パッパーガーCEOによると、130mm砲はレオパード2の砲より「50%以上効果が高い」し、「はるかに長い射程距離を実現する」という。運動エナジー式サボタージュ弾とプログラム可能爆発弾の両方を発射する。 その他武装としては、12.7mm同軸機関銃とオプションの遠隔操作式ウェポン・ステーションがある。また、対空機関砲については今のところ言及されていないので、おそらく局地防空用のHERO 120滞空弾、ドローン、未公表のミサイル用の発射装置も用意されるだろう。 防御に関して、情報は皆無に近いが、ラインメタルは、乗員はレオパルド2よりも保護され、アクティブ、リアクティブ、パッシブの各防