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2026年1月30日金曜日

中国の超大型AAMのPL-17の全体像が流出 – 中国は米軍の高価値支援機材を長距離から狙う作戦構想のようだ

 

中国の巨大空対空ミサイルPL-17を間近で捉えた写真が出てきた

全長約6メートル兵器の模型と思われる写真が公開された

TWZ

トーマス・ニューディック

公開日 2026年1月27日 午後7時15分 EST

One of the most enigmatic weapons in the arsenal of the Chinese People’s Liberation Army Air Force (PLAAF), the PL-17 very long-range air-to-air missile, appears to have been shown for the first time at close quarters.via X

国人民解放軍空軍(PLAAF)の兵器庫の中で最も謎に包まれた兵器の一つPL-17超長距離空対空ミサイルが、初めて間近で公開されたようだ。このミサイルは比較的長い間存在しているが、詳細はほとんど公開されていない。一方、同ミサイル含む中国製空対空ミサイルがもたらす脅威から米国で武器開発の急増を引き起こしている。

こうした画像によくあることだが、PL-17の写真が本物に見えることは認めつつも、確証はない。撮影日時や場所も不明だが、展示会か見本市で展示台に載せられたPL-17(正確には実物大のモックアップ)が写っている。ミサイルの前には顔が検閲された男性がポーズをとり、武器の背後にはJ-20ステルス戦闘機を宣伝する看板が掲げられている。

中国から新型軍用機や兵器の設計図が「リーク」される現象には、長年にわたり慣れ親しんできた。PL-17が約10年前に初めてぼやけた写真で公開された事実と相まって、展示会に登場したとしても必ずしも驚くべきことではない。

一方、中国人民解放軍空軍(PLAAF)はPL-17の公式画像を公開している(ただし、ミサイルはかなり離れた位置に写っており、詳細な部分は確認できない)。2023年に公開された以下のPLAAF写真は、このミサイルがJ-16戦闘機に搭載され、実戦配備されているか、あるいはその段階に近いことを裏付けるものと見なされた。

PLAAFが公開した画像には、異なる構成の空対空ミサイルを搭載した4機のJ-16編隊が写っている。うち2機はPL-10×4、PL-12×1、PL-15×4、そして大型のPL-17×1を搭載。この装備構成は短距離から超長距離までの交戦圏をカバーし、PL-17が前例のない射程を提供している。PLAAF

2016年に初めて公開された際、西側諸国ではPL-XXと呼ばれていたが、その後PL-20という呼称が提案された。しかし少なくとも新写真に基づけば、PL-17が正式名称であることが確認された。実戦配備時には西側報道名CH-AA-12オーガー(Auger)が与えられたとの報告もある。

当初から、PL-17はその驚異的なサイズ(全長約6メートル)から超長距離空対空ミサイルと見なされていた。この射程を持つミサイルの主要標的は、給油機や空中警戒管制機を含む高価値で大型の資産である可能性が高い。

この2016年の画像がPL-17の初公開となった。中国インターネット

別の2016年画像ではPL-17の詳細が確認できる。中国インターネット

詳細を見ると、PL-17は二重パルス式ロケットモーターを搭載し、制御は比較的小型の尾翼4枚と推力偏向ノズルによって行われる。報道によれば、射程は約250マイルとされるが、この数値は膨大な要因に依存し、実際の射程は交戦状況で大きく変動する。最高速度は少なくともマッハ4と推定される。

誘導方式は双方向データリンクと、電子妨害対策に極めて強いとされるアクティブ電子走査アレイ(AESA)シーカーの組み合わせによるものと見られる。主シーカーを補完する受動式対放射シーカーの存在も報告されている。これは特に空中早期警戒機や地上移動目標指示(GMTI)レーダー搭載機に対して有効と考えられる。

ただし、射程面でPL-17の性能を最大限に発揮させるには、スタンドオフ資産(例:自軍の空中早期警戒機(中国が巨額投資している能力群)、目標に近い位置の他機、地上・艦載レーダー、さらには衛星など)から提供される目標捕捉データを利用した交戦が想定される。

過去には、ミサイル機首側面の光学窓が追加赤外線シーカーを示唆する可能性が推測されていたが、実物大モックアップにはその兆候は見られない。

現時点でPL-17が搭載されているのはJ-16のみだが、J-20への外部搭載も想定されている。

外部ミサイル8発を搭載したJ-20(PL-17ではない)。中国インターネット

確かに、J-10シリーズやJ-35への搭載には大きすぎるように思われ、その輸出可能性について大きな疑問を投げかけることになるだろう。一方で、このミサイルは将来の中国戦闘機、特にJ-36第六世代戦闘機(豊富な内部兵装容量を特徴とする)の兵装として想定される可能性が高い。

いずれにせよ、PL-17の存在は、他の先進的な中国製空対空ミサイルの開発と相まって、米軍にとって極めて深刻な問題となっている。中国が西側諸国との「ミサイル格差」を縮めているとの懸念から、AIM-260 ジョイント・アドバンスト・タクティカル・ミサイルをはじめとする長距離空対空ミサイル計画が、極秘レベルのまま進められている。

昨年、米海軍は少なくとも限定的な規模で、スタンダード・ミサイル6(SM-6)の空中発射型をAIM-174Bの名称で導入した。この兵器の射程は機密扱いだが、AIM-120D先進中距離空対空ミサイル(AMRAAM)を大幅に上回るとみられ、大型目標に対しては少なくとも2倍、場合によっては3倍の射程を持つ可能性がある。これは数百マイル(約400~640km)を超える距離から特定の航空目標を攻撃できる能力を示唆している。

現時点では、PL-17の能力や技術的特徴について多くの疑問が残る。しかし、新しい写真が本物ならば、北京がこの大型ミサイルをより広い層に公開する意思があることを裏付ける。この点を踏まえ、近い将来この兵器に関し追加情報が明らかになる可能性が高い。■

トーマス・ニューディック

スタッフライター

トーマスは防衛分野のライター兼編集者であり、軍事航空宇宙トピックや紛争を20年以上取材してきた。数多くの書籍を執筆し、さらに多くの書籍を編集し、世界の主要航空出版物に多数寄稿している。2020年にThe War Zoneに参加する前は、AirForces Monthlyの編集長を務めていた。


China’s Massive PL-17 Air-To-Air Missile Seen Up Close

A photo has surfaced that appears to show a mock-up of the roughly 20-foot-long weapon on display at an exhibition.

Thomas Newdick

Published Jan 27, 2026 7:15 PM EST

https://www.twz.com/air/chinas-massive-pl-17-air-to-air-missile-seen-up-close



2023年12月5日火曜日

中国の狙いは西側支援機材を空から排除することなのか。大型空対空ミサイルPL-17の写真をPLAAFがあえて公開した意図を理解する必要がある。


中国は戦略思考で色々悪いことを企んでいますが、そのひとつが脆弱な米軍の支援機材の給油機などを早期に排除することです。そのため超大型の空対空ミサイルを開発しています。The War Zoneがこのたび公表されたJ-16戦闘機が搭載した大型ミサイルについて考察していますのでご紹介します。


Chinese Flanker photographed with PL-17 very long-range air-to-air missile

PLAAF


中国J-16戦闘機に巨大なPL-17空対空ミサイルの搭載が目撃された


対空ミサイルを装備したJ-16フランカー派生機の写真を中国が公開した。J-16の4機が頭上でブレイクするパターンで最も印象的な装備は、巨大なPL-17(PL-XXまたはPL-20とも呼ばれる)長距離空対空ミサイルだ。

 画像は、各種の空対空ミサイルを搭載した4機のジェット機の編隊で、そのうち2機が特に印象的だ。問題の戦闘機はPL-10を4基、PL-12を1基、PL-15を4基、そして大型のPL-17を1基搭載している。この装備は短距離から超長距離の交戦範囲に及び、PL-17は前例のないリーチを提供する。


 下の写真のキャプションにはこうある: 「2023年11月25日、実戦訓練中に編隊を組んで飛行するPLA空軍航空旅団所属の戦闘機。(撮影:Zhao Yutong)"。


<em>PLAAF</em>PLAAF


 我々がPL-17と呼ばれるミサイルを初めて見たのは、非公式には7年前だった。それ以来、このミサイルに対する我々の分析は変わっていない。中国の空対空ミサイルに関する最新のガイドでは、PL-17について次のように述べている:

 PL-15はPL-12の後継として広く見られているが、現在開発中の別のAAMプログラムもある。

 通常、西側諸国ではPL-XXとして知られており、おそらくタンカーや空中早期警戒機のような高価値資産を主な標的とする超長距離AAMと考えられている。PL-17やPL-20という呼称もあるが、未確認のままである。

 このプロジェクトは、PL-12のラムジェットエンジン版、あるいは同じくラムジェットモーターを搭載したライバルのPL-21の計画に取って代わった可能性が高い。その代わりに選ばれた新兵器はデュアルパルスロケットモーターを採用した。

 こうして誕生したミサイルは、PL-15よりもかなり長く、幅も広く、全長はほぼ20フィート(約1.5メートル)。操縦には4つの小さな尾翼と推力方向制御の組み合わせで、航続距離186マイル以上を持ち、最高速度は少なくともマッハ4と報告されている。誘導は、双方向データリンクとAESAシーカーの組み合わせによって達成されると考えられており、電子的対抗措置に対し高い耐性を持つと言われる。このような長距離を伴うため、ほとんどの交戦では、味方の空中早期警戒機、目標に近い他の航空機、地上のレーダー、あるいは人工衛星などのスタンドオフ・アセットから提供される照準データが使用されると予想される。

 ミサイルの機首側面にある光学窓は、追加の赤外線シーカーの可能性がある。このような大型AAMのコンセプトに採用されても不思議ではない。

 PL-XXのサイズは、少なくとも今のところ、外部搭載に制限されていることを意味する。この武器はJ-16で初めて確認され、2016年11月には同型機から発射に成功している。AAMは他のフランカー・と互換性がある可能性があり、J-20に外部搭載される可能性もある。しかし、この兵器の現状はやや不透明で、2020年現在、テスト中のようだが、正式な就役は今のところ確認されていない。

 このミサイルは、他の中国の遠距離発射型空対空ミサイルの開発とともに、米軍に大きな懸念材料となっている。このような懸念から、米軍は他の長距離空対空ミサイルの構想の中でも、いまだ高度に機密化されているAIM-260統合高機能戦術ミサイルの迅速な実戦配備に取り組んでいる。

 大型ミサイルを搭載したJ-16が写った写真は、運用可能か、運用に近いことを示している。同時に、画像は中国軍が投稿したものであり、西側に見られることを意図している。そのため、情報戦の側面も否定できない。■



Massive PL-17 Air-To-Air Missile Seen On Chinese J-16 Fighters


BYTYLER ROGOWAY|PUBLISHED DEC 2, 2023 2:13 PM EST

THE WAR ZONE