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ロシアがシリアに持ち込んだ最新鋭防空装備に注目

Russian deployment of new Pantsyr to Syria confirmed Jeremy Binnie, London and Nikolai Novichkov, Russia - IHS Jane's Defence Weekly 08 February 2016 http://www.janes.com/article/57814/russian-deployment-of-new-pantsyr-to-syria-confirmed 新型レーダーを搭載したパンツィーリがフマイミム空軍基地で初めて確認された。RTが2月3日に放映した画像から。 Source: RT ロシアが新型パンツィーリ Pantsyr 防空装備をシリアのフマイミム Humaymim 空軍基地に導入していたのがRTニュースチャンネルで2月3日に明らかになった。 同基地をパンツィーリS1で防御していたのは国防省が同装備の写った写真を昨年10月に昨年10月に公表して判明していた。RTはパンツィーリS2だとし、2015年に実戦化したとのロシア軍の説明を紹介している。 RTの映像では新型双方向レーダー装備が導入されているのがわかる。また新型パンツイーリがロシア軍で供用されているのが写ったのはこれがはじめて。 この形式の双方向性レーダー装備はすでにアルジェリア、イラクで導入しており、型式名称はパンツィーリS1だとロシア国内で2015年5月に開催のMAKS航空ショーで紹介していた。 この装備の売りは各レーダーを正反対の方向に向けることで360度走査が可能になることだ。ただし、映像で見えるレーダーは回転しており、片方のレーダーしか作動させていなかった。 パンツィーリをフマイミム基地に配備するのは長距離防空ミサイルS-400トリウームフ Triumph の運用を助ける近接防空の任に充て、巡航ミサイル他の精密誘導兵器へ対抗するためだ。 ただし今のところS-400に新型40N6長距離ミサイルが搭載されているか確認できていない。■

中国>S-400防空ミサイル導入で何が変わるか

長距離防空ミサイルの導入は他国の航空作戦への牽制効果がねらいでしょう。メッセージに注目すべきです。記事が指摘するように台湾が苦しい立場になりますが、日本も当然注視していくべき事態ですね。ロシアは防衛装備以外にめぼしい輸出工業製品がなく、このS-400も各国にこれから売り込みにかかるのでしょう。 S-400 Strengthens China's Hand in the Skies By Wendell Minnick 1:20 p.m. EDT April 18, 2015 http://www.defensenews.com/story/defense/air-space/strike/2015/04/18/china-taiwan-russia-s400-air-defense-adiz-east-china-sea-yellow-sea/25810495/ (Photo: umnick/wikipedia) TAIPEI — 中国はロシアと新型S-400対空防衛システムの導入で合意し、中国の防空体制はいっそう強固になると専門家は見ている。 射程400キロメートルではじめて台湾上空の飛行物体の撃破ができる他、ニューデリー、カルカッタ、ソウルも射程範囲におさめる。黄海や南シナ海の防空識別圏でも防御が固められ北朝鮮内のいずれの地点にも発射できる。 日本と対立が深まる尖閣諸島近くまで防衛空域を伸ばすことも可能と指摘するのは ワシリー・カシン Vasiliy Kashin (モスクワの戦略技術分析センター Centre for Analysis of Strategies and TechnologiesCentre for Analysis of Strategies and Technologies で中国専門家) 中国が配備ずみのS-300の有効射程は300キロだが、台湾の北西沿岸部上空までしか射程におさめず、インドや韓国の首都は対象外だとアレクサンダー・フアン  Alexander Huang  (台北にある戦略軍事演習研究協議会 Council on Strategic and Wargaming Studies の会長)は指摘する。S-400で台湾の防空体制が試される。 「新装備で中国は航空抑止力を増