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AJUSが誕生? 日豪米の情報・産業協力を強化すべきと専門家が提言(Breaking Defense)

  「もがみ」級フリゲート艦の4番艦「みくま」を進水させる三菱重工業。 (海上自衛隊) インド太平洋での軍事力バランスに関し、3カ国協力が「目に見える結果を出すのに最適であることは間違いない」と、新しい報告書は主張している 「 日 米豪3カ国の戦略的見通しにおける前例のない収束」によって、北京に対抗するために、特に情報共有の強化や実戦的な作戦協力の強化に関し、日豪米3カ国が防衛問題でより緊密に協力する必要があると、新しい報告書は強調している。  AJUSは、AUKUSやQuadのような"ブランド力"には欠けるかもしれないが、インド太平洋における軍事力のバランスという点では、目に見える結果を出すのに最も適したグループであることは間違いない。米国研究センター United States Studies Centerが発表した新しい報告書の主執筆者であるトム・コーベンTom Corbenは、「AJUSは、国力の全領域にわたって統合された集団戦略を追求するために、最も連携し、能力もあり、そして重要なことだが、意欲もある国々で構成されているからだ」と書いている。  同センターは豪国防総省と協力し、3カ国の政策専門家や実務家を集め、協力拡大や政策転換のための分野を特定する5段階のプロジェクトを進めている。最初の報告書は "実践的な三国間防衛協力"に焦点を当てている。  報告書では、3カ国は「インド太平洋における軍事力のバランスに関し、目に見える結果を出すのに最も適したグループであることは間違いない」と論じている。  過去10年間、3カ国は国防と外交政策において緊密になってきたが、もっと多くのことをする必要がある、と報告書は論じている。  「このように関係が目覚ましく発展しているにもかかわらず、3カ国の防衛当局間で具体的かつ日常的な作戦協力が行われている分野はまだ薄く、ほとんどが場当たり的なものである」。アジア・グループのクリストファー・ジョンストン国防プラクティス委員長は、「3国は深い共通の利益を共有しているが、演習を "海洋・航空領域での実際の作戦"に反映させるという誓約にもかかわらず、各国の軍隊はいまだに日常的に3国間で共同作戦を行っていない」と主張している。  報告書はAJUSにで4つの幅広い提言を行っている: ...