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新年度防衛予算の概算要求内容をAviation Weekはどう伝えているか

Japan Increases Defense Spending By Bill Sweetman william.sweetman@aviationweek.com Source: AWIN First aviationweek.com December 17, 2013 日本の2014年度防衛予算要求は前年比3%増で右よりの現政権が昨年12月に発足後の防衛費増加傾向が続いている。 重点項目で変化はなく、南西部島嶼の防衛で中国を想定、弾道ミサイル防衛では北朝鮮、そしてゲリラ特殊部隊の侵攻への対抗措置が挙げられている。特に後者はとかく存在を疑問視されやすい陸上部隊向けの項目であり、このたび公表された8輪駆動の戦闘車両(105mm砲搭載)が注目される。 離島防衛用に水陸両用部隊を新設し、米国製AAV7を2両試験調達する。 ベル・ボーイング V-22オスプレイ他、空中早期警戒機の新機種導入の調査費目で小額ながら予算がついた。後者は現有の グラマン E-2C(沖縄に配備中)の代替機種検討で 川崎重工業 から四発ジェット機P-1哨戒機のAEW機改修案が出ている。 要求どおりなら来年度の大きな買い物リストには ロッキード・マーティン F-35A戦闘機計4機(693億円)、川崎P-1計4機(773億円)、25DD汎用護衛艦の二隻目(733億円)、そうりゅう型潜水艦の第10号艦(513億円)が含まれる。 研究開発で目をひくのは新型地上配備火器管制レーダーで中国製J-20等ステルス機へ対応すること、将来の国産ステルス戦闘機向け基礎技術として一体成型機体構造、小口径高出力ジェットエンジンがある。防衛省技術研究本部は24DMU(2012年式デジタルモックアップ)と呼称する戦闘機機体構想を10月末に公開している。 この24DMUを見ると スホイ T-50と ノースロップ YF-23を組み合わせたようで、技術研究本部によると構想は戦闘シミュレーションにより 三菱 F-2後継機の要求性能を決めたという