Matt Rourke/AP 暗殺者とされる人物はイラン国内にいるとみられ、現在も逃走中であると検察局が発表した ド ナルド・トランプ次期大統領は2020年1月以来、イランの標的となっている。トランプは大統領として、当時イランで最も強力な軍事将軍だったカセム・ソレイマニを殺害する無人機攻撃を命じた。 イラン政府は2024年の選挙前にドナルド・トランプを暗殺するよう工作員に命じたと、マンハッタン連邦検察当局が金曜日発表した。 検察当局は、ファラッド・シャケリを嘱託殺人と外国テロ組織への物質的支援提供の罪で起訴した。 本人はイランにいると見られ、逃走中と検察当局は述べた。 トランプ殺害計画に加え、シャケリと他の2名(カーライル・リベラとジョナサン・ロードホルト)は、イラン政府に公然と反発するイラン出身の米国市民を標的にした別の嘱託殺人未遂計画でも起訴されている。 マンハッタン連邦裁判所で公開された刑事訴状によると、シャケリはFBIの事情聴取で、9月にイラン・イスラム革命防衛隊(IRGC)からトランプを監視し殺害するよう指示されたと語った。 シャケリがIRGC幹部に、そうするのは金がかかると告げると、幹部は「金は問題ではない」と答えた。シャケリは「IRGCは以前、被害者4を殺害する努力に多額の金を費やしており、被害者4の暗殺を調達しようとする試みには、今後も多額の金を費やす意思があると理解した」と、告発文書にある。 検察によれば、1カ月後の10月7日、IRGCはシャケリに、1週間以内にトランプ暗殺計画を打ち出し、それが不可能とわれば、選挙が終わるまで計画を一時停止するよう命じた。 訴状によると、シャケリはFBIの事情聴取で、IRGC幹部が指示した期間内にトランプを「殺害する計画を提案するつもりはなかった」と主張したという。 訴状によると、シャケリはアフガニスタン国籍で、幼少時に米国に移住し、1994年に強盗で有罪判決を受けた後、ニューヨーク州の刑務所で14年間服役した後、2008年に国外追放された。 訴状によれば、シャケリは服役中に犯罪ネットワークを構築し、「IRGCに工作員を提供し、標的の監視と暗殺を行なっていた」とある。 ...
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