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ラベル(The First Battle of the Next War: Wargaming a Chinese Invasion of Taiwan (2023))が付いた投稿を表示しています

台湾を巡る米中戦シミュレーションのCSIS報告書へのホームズ教授のコメント。木を見るのではなく森を見るべき。

  CSIS報告書については速報をお知らせ済みですが、ホームズ教授の見解が出てきたのでご紹介します。対艦ミサイルLRASM等の重要性に着目しつつ、「最初の戦い」という表題にもコメントが出ていますので御覧ください。 STRAIT OF MALACCA (June 18, 2021) The Navy’s only forward-deployed aircraft carrier USS Ronald Reagan (CVN 76) transits the South China Sea with the Arleigh Burke-class guided missile destroyer USS Halsey (DDG 97) and the Ticonderoga-class guided-missile cruiser USS Shiloh (CG 67). Reagan is part of Task Force 70/Carrier Strike Group 5, conducting underway operations in support of a free and open Indo-Pacific. (U.S. Navy Photo by Mass Communication Specialist 1st Class Rawad Madanat) 思い通りにならないと、北京は再挑戦してくるかもしれず、台湾島に巨大な重圧になる 用心せよ、中国。そして台湾、アジア、アメリカ。ワシントンの戦略国際問題研究所(CSIS)のチームが「The First Battle of the Next War: Wargaming a Chinese Invasion of Taiwan」と題した報告書を発表した。報告書には、多くの示唆が含まれている。制服組やその政治的主人、そして議会が熱心に読むことを願うばかりである。 報告書は、2026年の台湾海峡を舞台にした非機密扱いのウォーゲームの設計と結果を詳述している。ゲームは、政治的・戦略的決断、同盟政治、戦略・作戦、戦闘員が使用できる武器やセンサーなど、各種変数を変化させながら24回繰り返し行われ、横断的テーマを特定し、さまざまな状況に適用できる知見と提言をまとめ上げた。 CSISのゲームは、敗北を予言しがちな軍