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★日本は「アジアの英国」になる(海軍関係を中心に)

今年あれだけ世論を騒がせた安保法案(戦争法案と勝手に名称を変えた向きは一体どんな精神構造なのでしょうか)ですが、今はすっかり話題から遠のいています。現実世界がそれだけ先行していることのあらわれなのですが、そもそも日本の安全保障という時には日本だけが安全でいればいいという「国境派」(孤立主義に通じる可能性あり)と日本の利益線を見ることができる「グローバル派」との決定的な知見の溝があるのではないでしょうか。その背景を理解するには戦後史を理解することが必要で、今回は米海軍の現役士官がコンパクトにコレまでと現状、将来をまとめてもらっているのでご紹介することにしました。なお、今回の論文はかなり重厚な構造になっているため、あえて原文も並列してご覧頂きます。誤訳などあればご指摘頂きたいと思います。なお、本稿は米海軍協会紀要USNI Proceedings本年12月号に掲載されたものです。 'The Britain of Asia' Proceedings Magazine - December 2015 Vol.141/12/1,354 By Lieutenant Joshua Duran, U.S.Navy Strengthening our alliance with Japan would boost regional security and benefit both nations. 日本との同盟関係強化は地域内安全保障の強化につながり、両国が恩恵を受ける Any strategy built on the mantra of “doing more with less” will fail. We must do more with more. To do this at a time of austerity in our defense spending, the United States must reinvigorate its multilateral engagement to bring in allied capabilities and investments to replace our decline in expenditures. We must expand beyond