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航空自衛隊にE-2D一号機引き渡し、ノースロップ・グラマン

JASDF receives first E-2D Advanced Hawkeye AEW&C aircraft 航空自衛隊がE-2D高性能版ホークアイAEW&C初号機を受領 Gabriel Dominguez, London - Jane's Defence Weekly 31 May 2019 https://www.janes.com/article/88962/jasdf-receives-first-e-2d-advanced-hawkeye-aew-c-aircraft 2018年12月に航空自衛隊はE-2D高性能版ホークアイの訓練飛行を実施しており、日本向け初号機は2019年3月29日に航空自衛隊に引き渡された。 Source: Northrop Grumman ノ ースロップ・グラマン はE-2D早期警戒統制機(AEW&C) 初号機を航空自衛隊に今年3月29日に納入したと発表した。 同社声明文は同機は2015年の契約で製造され、「日本の早期警戒監視体制を大幅に強化する」と述べている。 日本はE-2D三機を発注し2018年末にノースロップ・グラマンから追加9機の製造が決まったと発表があった。同社は32.73百万ドルを米国防総省から五号機製造の前渡金として受け取った。 2019年末から2020年末までに3機のE-2Dが引き渡され、5号機は2022年末の納入予定だ。 防衛省は2014年にE-2Dの導入を决定し、旧式化してきたE-2CホークアイAEWと四機あるボーイングE-767AWACSに加えることとした。 E-2D運用が始まれば13機あるE-2Cは順次用途廃止される。E-2Cは日本で1983年から供用中で、日本亜h米国外で最大の運用国だ。E-2Cはホークアイ2000仕様に改修を受けたが耐用年数の終わりに近づいている。 日本はE-2D導入にこれまで約10億ドルを投入している。■

E-2Dは日本へ、P-8、ペイトリオットを韓国へ、軍事装備販売を強化する米国の動き

米国から見れば貿易赤字解消に即効効果があるのは軍事装備品の販売です。しかし日本にとって米製装備依存が高まると国内の防衛産業の基盤がそれだけ弱まってしまいます。ただでさえ日本の防衛産業はやる気を失いかねないので長い目で見て痛い効果を生みそうです。韓国軍には「国民感情」に流されず北朝鮮の監視警戒を続けてもらいたいものです。 U.S. Sending Billions Worth of P-8s, E-2Ds To Asian Allies  米国はP-8,E-2D数十億ドル相当をアジア同盟諸国へ提供 Japan and South Korea are getting new generations of sub-hunting and intelligence-gathering aircraft as China, North Korea, and Russia continue to push more assets into the waters of the Pacific.  日本、韓国が新世代対潜哨戒機、情報収集機を導入し、中国・北朝鮮・ロシアが引き続き太平洋で軍事力増強を続ける状況に対応 By PAUL MCLEARY on September 13, 2018 at 6:15 PM https://breakingdefense.com/2018/09/u-s-sending-billions-worth-of-spy-planes-to-asian-allies/ US Navy P-8 Poseidon 米 国務省が総額26億ドルでP-8Aポセイドン対潜哨戒偵察機6機、ペイトリオット弾道ミサイル迎撃兵器64本の韓国向け販売を承認した。米同盟国側が米製軍事装備の強化で中国に対抗する姿勢の一環であり、同時に北朝鮮へも警戒を怠らない動きにもなる。 このうち ボーイング 製ポセイドンは対潜哨戒をしながら偵察任務を広範囲な海洋上で行なえ、韓国軍には北朝鮮潜水艦追跡能力で新次元を提供sルウ。2010年に北朝鮮小型潜水艇が韓国海軍コルベット艦天安を沈め、46名の生命を奪った事案が発生している 。 Navy E-2D Advanced Hawkeye 中国はこれまでより高性能潜水艦の展開をすすめており、一部は

日本向けE-2D三号機調達にゴーサイン

Japan signs for third Advanced Hawkeye 日本向けアドバンストホークアイ三号機の調達契約が成立 Gareth Jennings, London - IHS Jane's Defence Weekly 06 June 2018 http://www.janes.com/article/80659/japan-signs-for-third-advanced-hawkeye    Japan has now signed for three of the four E-2D Advanced Hawkeye AEW&C aircraft that it is expected to procure. Source: Northrop Grumman 日 本が ノースロップ・グラマン E-2Dアドバンストホークアイ早期警戒統制機(AEW&C)の通算三号機調達契約に調印したと国防総省が6月5日に明らかにした。 機体単価153.2百万ドルで日本仕様のE-2Dを2020年3月までに納入する契約で、これより先に2015年11月、2016年7月に一号機二号機で同様の契約が成立している。日本は780百万ドルをE-2D調達事業に投入しており、一部はエンジニアリング及びインフラ関係の支出分だ。 防衛省は2014年にE-2Dを選定し、AEW&Cのニーズの一部にあてることとした。日本はすでに初期型のE-2Cおよび ボーイング E-767空中早期警戒機(AWACS)を導入済みだ。E-2Dが航空自衛隊で供用開始するとE-2C(13機)、E-767(4機)に加わる。■

★日本向けE-2D初号機が初飛行に成功

以下、ノースロップ・グラマンの社外広報資料からのご紹介です。ホークアイはもともと艦載機で機内も狭く電子機器の発熱ですごい環境なのでしょうね。30年以上もたって装置も能力向上しながら小型化が進んでいるはずで、新旧の電子性能の比較が楽しみです。 Northrop Grumman Completes First Flight of Japan’s E-2D Advanced Hawkeye ノースロップグラマンが日本向けE-2D高性能ホークアイ初飛行に成功 日本向けE-2D初号機が初飛行の準備に入っていた。Japan’s First E-2D prepares to take flight at the Northrop Grumman Aircraft Integration Center of Excellence in St. Augustine, Florida. November 15, 2017 https://news.northropgrumman.com/news/releases/northrop-grumman-completes-first-flight-of-japans-e-2d-advanced-hawkeye ST. AUGUSTINE, Fla.– Nov. 13, 2017 – ノースロップ・グラマンコーポレーション (NYSE: NOC)は日本向けE-2Dアドバンストホークアイ(AHE)の初飛行に同社のセントオーガスティン(フロリダ)航空機管制施設で成功した。 「日本向けE-2Dアドバンストホークアイの初飛行は同国の空中早期警戒監視能力の向上で大きな一歩になります」とE-2D事業を担当する同社副社長ジェーン・ビショップが語った。「航空自衛隊(JASDF) の現行ホークアイ部隊にE-2DAHEが加われば日本の安全保障や情報収集面の要望にさらに応えることが可能となります」 防衛省はE-2Dを2014年に選定していた。ノースロップ・グラマンは2016年に製造を開始し現在二機が最終製造段階にある。 米海軍除き最大規模のホークアイ運航者がJASDFでE-2C13機が1983年から稼働している。■

E-2D新型ホークアイがIOC獲得

海軍が進めるNIFC-CA構想で大きく期待されるE-2Dが初期作戦能力を獲得したというニュースです。機体スペースがない同機にさらに空中給油までやらせるのはいかがなものでしょうかね。(ポッドでするんでしょうが)   Navy Declares IOC For E-2D Advanced Hawkeye By: Dave Majumdar Published: October 16, 2014 3:30 PM Updated: October 16, 2014 3:30 PM 艦載空中早期警戒飛行帯VAW-125のE-2Dホークアイが セオドア・ロウズベルト USS Theodore Roosevelt (CVN-71)から発進しようとしている。US Navy Photo NAVAL STATION NORFOLK — 米海軍は ノースロップ・グラマン E-2D発展型ホークアイが初期作戦能力(IOC)を獲得したと発表。最初の飛行隊は空母早期警戒機飛行隊VAW-125でノーフォーク海軍基地(ヴァージニア州)で運用する。 今回のIOCでUSSセオドア・ロウズベルト(CVN-71)が再就役(2015年)する時点で海軍は5機種を運用することになる。. 海軍にはすでに15機のE-2Dが納入されており、今後も断続的に引き渡しがある。50機が発注済みで、最終的に75機を導入すると2027年になり、その時点でE-2Cは全機退役している。. E-2Dの位置づけは重要で、構築中の海軍統合火器管制対空対抗手段Naval Integrated Fire Control-Counter Air (NIFC-CA) でネット接続の中心となる。セオドア・ロウズベルト空母打撃群はNIFC-CA運用可能となる。 今年早々に海軍はNIFC-CA機能の実証として ロッキード・マーティン APY-9UHFレーダーでLink-16と協調交戦能力Cooperative Engagement Capability (CEC) のデータリンクで ボーイング F/A-18とイージス艦に目標情報を流し、 レイセオン 製スタンダードSM-6艦対空ミサイルを発射させている。 将来はE-2Dに戦術標的ネットワーク技術 Tactical Targeting Netw

☆ ステルス機に有効なE-2Dの新型レーダー

空軍からちっとも華々しいニュースが来ないのと対照的に海軍からは色々と話題がでています。 ステルスの弱点もここまでわかってくるとF-35が第一線化する時点ですでに威力が低減しているかもしれませんね。宣伝してきたロッキードはその時にどうするのでしょうか。わかっているだけに海軍はF-35Cに過大な機体はしていないのでしょう。 ところで、新型UHFレーダーですが、本当にそれだけ高性能なレーダーであれば、AWACSのみならずJ-STAR後継機など用途がいろいろありそうですね。 The U.S. Navy’s Secret Counter-Stealth Weapon Could Be Hiding in Plain Sight USNI News By: Dave Majumdar Published: June 9, 2014 9:14 AM Updated: June 9, 2014 9:15 AM An E-2D lands on the aircraft carrier USS Dwight D. Eisenhower (CVN-69). US Navy Photo ノースロップ・グラマン E-2D高性能ホークアイは米海軍にとって敵の第五世代戦闘機や巡航ミサイルの脅威に対する秘密兵器になるかもしれない。 そのカギを握るのが同機が搭載する強力なUHFバンドの機械式・電子スキャン式のハイブリッドAN/APY-9レーダー( ロッキード・マーティン 製)だ。UHFレーダーはステルス技術への効果的な対抗手段となる。 その一例が国防大学National Defense Universityの合同軍四季報 Joint Forces Quarterly 学術誌の2009年第四四半期号に掲載されたアレンド・ウェストラ Arend Westra の論文だ。 「波長を延ばして共振させることでVHFおよびUHFレーダーでステルス機を探知できる」とウェストラは「レーダー対ステルス」の題で投稿している。 UHFバンドのレーダーの周波数は300MHzから1GHzで波長は10センチメートルから1メートルになる。ステルス機戦闘機では物理特性によりKa、Ku、X、Cバンドのいずれかあるいは一部のSバンドの高周波数で探知