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人工知能が副操縦士を務めるKC-135空中給油機が来年飛行予定(The War Zone)―設立わずか6年前の新興企業がこれだけの大きなインパクトを与えているのが米国の文化とも言えますね。防衛省がいくらハイテクといえども聞いたこともないような企業を相手にするでしょうか

    Tech. Sgt. Joshua Smoot KC-135にAI主導の自動化と自律性を注入する動きは、将来の空中給油機計画で不確実性が高まる中で、重要性を増す可能性がある 米 空軍のKC-135空中給油機に、自律飛行技術を専門とする企業 マーリン Merlin のAI(人工知能)「副操縦士」を搭載した機体が、来年には空へ飛び立つ。間近に迫った飛行試験は、パイロット搭乗オプション付きKC-135につながる可能性のある新たな重要なステップとなる。また、空軍が優先度の高い近代化への取り組み費用をどのように捻出するのかという深刻な懸念が広がる中、空軍の空中給油計画の先行きに不透明感が増している。  マーリンは同社の自律パッケージを搭載したKC-135の耐空性計画が空軍により承認されたことを本日発表した。また、同社は、マーリンパイロットと呼ばれる同社のソフトウェアを空中給油機に統合し、地上試験を年内に完了させる。  エドワーズ空軍基地(空軍のテストおよび評価の拠点)について、先週本誌インタビューで、マーリン社の創設者でCEOのマット・ジョージは次のように語った。「これはエドワーズ基地に配備されるXプレーン(実験機)ではありません。実戦配備される空軍の航空機です」。 「つまり、空軍がここ3年間、我々と協力し、実験的なテスト範囲の世界だけでなく、運用中の部隊においても自律性を実現できるような、承認された耐空性計画の策定までこぎつけたという事実は、一連のプロセスであるかのように聞こえます」とジョージは続けた。「しかし、これは空軍にとって、実験段階から自律性を獲得し、その自律性をコアな戦力へと移行し始めることができるという、かなり大きな瞬間なのです」とジョージは続けた。  Merlinは2018年に設立され、すでにセスナ・キャラバンを含む他の小型航空機で、自律パッケージによる飛行試験を実施している。全体として、同社は自律機能の追加と信頼性の構築に向けた漸進的なアプローチに重点的に取り組んできたし、今後もその姿勢は変わらないとしている。まずは、人間の乗組員の作業負荷を軽減できる機能に焦点を当てている。  空軍は、2025会計年度末までに349機のKC-135を運用する予定だ。ここで強調すべきは、各機は空軍の保有機で最も古い部類に属する機体であり、真っ先にここ...