スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

ラベル(AAM)が付いた投稿を表示しています

中国の狙いは西側支援機材を空から排除することなのか。大型空対空ミサイルPL-17の写真をPLAAFがあえて公開した意図を理解する必要がある。

中国は戦略思考で色々悪いことを企んでいますが、そのひとつが脆弱な米軍の支援機材の給油機などを早期に排除することです。そのため超大型の空対空ミサイルを開発しています。The War Zoneがこのたび公表されたJ-16戦闘機が搭載した大型ミサイルについて考察していますのでご紹介します。 PLAAF 中国J-16戦闘機に巨大なPL-17空対空ミサイルの搭載が目撃された 空 対空ミサイルを装備したJ-16フランカー派生機の写真を中国が公開した。J-16の4機が頭上でブレイクするパターンで最も印象的な装備は、巨大なPL-17(PL-XXまたはPL-20とも呼ばれる)長距離空対空ミサイルだ。  画像は、各種の空対空ミサイルを搭載した4機のジェット機の編隊で、そのうち2機が特に印象的だ。問題の戦闘機はPL-10を4基、PL-12を1基、PL-15を4基、そして大型のPL-17を1基搭載している。この装備は短距離から超長距離の交戦範囲に及び、PL-17は前例のないリーチを提供する。  下の写真のキャプションにはこうある: 「2023年11月25日、実戦訓練中に編隊を組んで飛行するPLA空軍航空旅団所属の戦闘機。(撮影:Zhao Yutong)"。 PLAAF  我々がPL-17と呼ばれるミサイルを初めて見たのは、非公式には7年前だった。それ以来、このミサイルに対する我々の分析は変わっていない。中国の空対空ミサイルに関する最新のガイドでは、PL-17について次のように述べている:  PL-15はPL-12の後継として広く見られているが、現在開発中の別のAAMプログラムもある。  通常、西側諸国ではPL-XXとして知られており、おそらくタンカーや空中早期警戒機のような高価値資産を主な標的とする超長距離AAMと考えられている。PL-17やPL-20という呼称もあるが、未確認のままである。  このプロジェクトは、PL-12のラムジェットエンジン版、あるいは同じくラムジェットモーターを搭載したライバルのPL-21の計画に取って代わった可能性が高い。その代わりに選ばれた新兵器はデュアルパルスロケットモーターを採用した。  こうして誕生したミサイルは、PL-15よりもかなり長く、幅も広く、全長はほぼ20フィート(約1.5メートル)。操縦には4つの小さな尾翼と推力方向制御の組み合わせで

F-15EXは「兵装大量搭載トラック」となり、新型超長距離AAMも搭載可能となる。中国、ロシアが開発中の長距離AAMへの対抗を急ぐ。

THE WAR ZONE U.S. AIR FORCE / U.S. DEPARTMENT OF DEFENSE VIA FLIGHTGLOBAL.COM   米 空軍の新型長距離空対空ミサイル搭載に F-15EXイーグルII戦闘機が最有力候補になった。米軍の空対空ミサイルとして長距離交戦兵器 Long Range Engagement Weapon ,   LREWが数年前に登場したものの(少なくとも一般の目から)姿を消して以来の新型だ。 新型ミサイルの詳細を初めて伝えたのは Air Force Magazine で、空軍から2022年度予算要求用の内部資料を入手した。空軍は400機もの旧型機を退役させ、300機近くの新型機を導入しようとしており、次世代制空機材(NGAD)のほか、F-16後継機の「完全新型」多用途戦闘機(MR-X)が登場する。 U.S. AIR FORCE F-35A がAIM-120 AMRAAM をメキシコ湾上空で試射した。空軍はさらなる長距離ミサイルを話題にしている 。   興味深いことに同資料では無人の「大型...空対空兵器をF-15EXに搭載可能」とあり、イーグルIIを「大型兵装トラック」と評している。これまでF-15EXで運用する最大の空対空兵器としては標準型AIM-120高性能中距離空対空ミサイルAMRAAMがあった。空軍は同ミサイルの性能を引き上げてきたが、明らかに開発の余地がなくなりつつある。 F-15EXの兵装搭載量の大きさはかねてから知られているが、極超音速ミサイル含む空対地兵装の想定だった。AGM-183A空中発射迅速反応兵器ARRWがF-15EX搭載になるといわれている。 U.S. AIR FORCE AGM-183A ARRW のテスト用がB-52H爆撃機にに搭載された。F-15EXでもこれを搭載する案がある。   そこで、F-15EXに新たな兵装が搭載され、地上のみならず空中の敵を撃破することになる。いずれの場合でもF-15EXが飛ぶ空域は制空権確保が困難ではない、あるいは敵の接近阻止領域拒否の圏外となるはずだ。 ここで興味を引くのは空軍が海軍と共同で新型AAM開発にすでに着手していることが判明しており、AIM-120AMRAAMを超える射程を実現するのがAIM-260はAMRAAMと同程度の寸法になるといわれてき

★★シンガポール航空ショーにて>戦闘機の新潮流に乗り遅れるな

これを見ると日米の第一線配備戦闘機は相当遅れている気がします。特に日本の場合は深刻では。攻撃、防御ともにバランスが必要ですが、中でもジャミングなど機体防御の能力が決定的に足りないのではないかと思います。相当先を行かれている感じがしますね。米空軍の場合は言ってみれば唯我独尊で世界の動向と無関係の世界に安住しかつF-35に相当の予算を取られたことが痛いのでしょう。なんといってもF-15/F-16コンビには今後20年近くがんばってもらわねばなりませんので改修へ相当のの投資が必要です。だったらヨーロッパの新型機材を導入したほうが安上がりという計算も成り立つでしょう。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- New World Ordnance At Singapore Airshow Feb 17, 2016 Bill Sweetman | ShowNews http://aviationweek.com/defense/new-world-ordnance-singapore-airshow   シンガポールのF-15SGは攻撃用兵装、レーダー、電子防御で先を行く機体だ。 これからのアジアでの空対空戦の姿をシンガポール航空ショーの航空展示・地上展示で垣間見ることができる。マレーシア空軍所属のSu-30MKMの姿は同機がSu-35S登場までは大きな存在であったことを思い出させてくれる。Su-35Sはまもなくアジアにも登場するだろう。ラファールが戻ってきた。地上ではシンガポール空軍のF-15SGとF-16はおなじみの機体だが、搭載性能は改めてよく観察する価値がある。 ロッキード・マーティンのF-35共用打撃戦闘機は非ステルス機に対し6対1の航空優勢があるとの触れ込みだが、米空軍が額面通り信じているのなら供用開始後35年のF-15Cで性能改修に何十億ドルも投入しないはずだ。 アジア太平洋でステルス機が大きな存在だが、スホイ各機を見れば戦闘機に二つの分野で整備が必要なのがわかる。電子戦と搭載兵器だ。 2012年10月にUSSジョー