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携帯レーザーでドローン墜落させる実験に成功

今年の夏はDE指向性エネルギー技術の進展ぶりを示すニュースが多かったですね。さらにここまで小型化しつつ威力が出てきた(照準技術の進歩?)ことになると、高価な攻撃手段が安価に(数ドル?数十セント?)撃破することも夢でなくなり、数で勝負を挑む某国の戦術思想が破綻する可能性も出てくるわけです。公表されている技術がここまでなら、闇の世界ではもっと進歩があるのではないかと頼もしく思えますね。 Portable Laser Weapon Melts Flying Drone by BRENDAN MCGARRY on SEPTEMBER 1, 2015 http://defensetech.org/2015/09/01/boeings-portable-laser-weapon-melts-flying-drone/ ボーイングが新型携帯レーザー兵器が飛行中の無人機に熱で穴を開け、最終的に墜落させる動画が公開した。 同社の小型レーザー兵器システム部門はポイント・マグー演習地(カリフォーニア州)で機種不詳の無人機(UAV)を「戦術」距離から攻撃する実証を行ったとYouTube上で解説している。 「溶接トーチを目標に向けるようでしたが、実際には距離は数百メートルです」とボーイング技術者はビデオで解説している。「レーザー照射からおよそ15秒で無人機が飛べなくなりました」 携帯レーザーは出力2キロワットで装置四点で構成。水冷冷却装置、バッテリー電源、レーザー発射部分と最近改良を受けた照準部分と同社は説明。操作は一人で可能で、実戦化の一歩手前まで来た、と同社は述べている。 ペンタゴンは指向性エネルギー兵器の実用化になみなみならぬ関心を示してきた。 空軍とペンタゴン研究開発部門Darpaは今夏から150キロワット級電気レーザーの地上テストを、ロケット弾、迫撃砲弾、車両、地対空ミサイルを標的にホワイトサンズミサイル射撃施設(ニューメキシコ州)で展開中だ。このプロジェクトはDLWS(レーザー兵器実証システム)と呼称され、Darpaが開発した高エネルギー液体レーザー地域防衛システム(Hellads)が原型。 その前には空中発射レーザー事業があり、メガワット級化学(酸素ヨウ素)レーザーをボーイング747-400貨物機に取り付けテストは成功

レーザー搭載機構想を巻き直し

なるほど最近DE(指向性エネルギー)兵器関連の話題が賑やかになった背景に電気レーザーで相当の進展があるのですね。まだ兵器として完成出来る状態ではないようですが、今後に期待が持てそうですね。一方で機密保護が重要ですね。 Return Of The ABL? Missile Defense Agency Works On Laser Drone By SYDNEY J. FREEDBERG JR. on August 17, 2015 at 4:00 AM http://breakingdefense.com/2015/08/return-of-the-abl-missile-defense-agency-works-on-laser-drone/feed/ 2012年にモスボール保存になった空中発射レーザー機  HUNTSVILLE, ALA.: ミサイル防衛庁(MDA)がレーザー空中発射機をモスボール保存して3年たったが、MDAは新時代にあわせた構想を再スタートしようとしている。 以前のABLは巨大なボーイング747に乗員とともに化学原料を搭載し、出力を得ようとしていた。これに対し新構想では高高度を長時間飛行する無人機に小型の電気レーザーを搭載する。だがレーザー武装した航空機で弾道ミサイルを迎撃するのは打ち上げ直後のもっとも脆弱な時間をねらうため、機体は標的近くの空域を飛行する必要があり逆に撃墜される危険性があるのはこれまでと同様だ。 「打ち上げ直後をねらうため、接近する必要がある」とフランク・ケンドール国防副長官は宇宙ミサイル防衛会議の席上で発言している。接近すると「ロケットという柔らかい目標を狙える。再突入体は相当硬い構造だ」という。だが敵地で打ち上げられたばかりのロケットを狙えば敵もこちらに狙いを定めてくるだろう。 「空中発射レーザー構想が出た当時の私はペンタゴンにいたので、何機調達して、どうやって空域に配備してどうやって機体を守るのか尋ねたことを覚えている。明確な答えがなかったが、ともかく空中発射レーザー構想を実現することとした」(ケンドール) ミサイル防衛庁は今回は「漸増型、段階別、事実に基づく」方法論をとるとジェイムズ・シリング長官(海軍中将)が述べている。「前回はいきなり新構想を取り上げ利用できる