2023年3月19日、大西洋を通過するUSSジェラルド・R・フォード(CVN-78)。米海軍写真 ジ ェラルド・R・フォード空母打撃群は、初の海外展開のため、5月2日午後に海軍基地ノーフォークを出発した。 船舶トラッカーによると、USS Gerald R. Ford (CVN-78)は午後3時30分頃、ジェームズ川を下り大西洋に移動した。 フォードCSGは、空母に搭載された一連の新技術を運用することになると、艦長リック・バージェス大佐は声明で述べている。 「本艦と乗組員は、米海軍の能力を刷新し、海軍航空戦力の未来を強化する 」。 海軍は、フォードCSGの正確な作戦区域を明示していない。当局者はUSNI Newsに対し、2022年初頭のロシアのウクライナ侵攻に先立ち、米国が2021年12月に開始した地中海での一貫した空母プレゼンスをフォードが継続することになると語った。 第12空母打撃群司令官グレッグ・ハフマン少将は、海軍の報道発表で、「配備期間中の海上での我々のプレゼンスは、同盟国協力国にシーレーン維持で安心感を与え、共同作戦は、相互運用性と海洋の安定への当方のコミットを示す」と述べている。 フォードと直衛艦、そして間もなく乗艦する空母航空団(CVW)8の配備は、空母就役から6年後となる。 先月、フォードCSGは複合訓練ユニット演習(COMPTUEX)を終え、空母、護衛艦、航空団の配備に備えた。1ヶ月に及ぶ同演習でフォードCSGは国家任務認定を受けた。 CSG12、CVW8、駆逐隊(DESRON)2でジェラルド・R・フォードCSGを構成する。 フォードを護衛するのは、誘導ミサイル巡洋艦USS Normandy(CG-60)、誘導ミサイル駆逐艦USS Ramage(DDG-61)、USS McFaul(DDG-74)、USS Thomas Hudner(DDG-116)の4隻。各艦船は、ヴァージニア州ノーフォーク海軍基地、フロリダ州メイポート海軍基地から出港する。ヴァージニア州オセアナ海軍航空基地所属の第8空母航空団(CVW 8)がフォードに乗艦し、合計9つの飛行隊が配備される。 フォードCSGの護衛艦や飛行隊の多くは、昨年末の作戦訓練クルーズで同空母と一緒に行動していた。CSGは、このクルーズの一環として、サイレント・ウルヴァリン演習でNATOパートナー...
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