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2025年12月13日土曜日

「レーダーロック」:中国空母が沖縄近海で日本に送った不気味なメッセージは日本の安全保障に大きな意味がある(National Security Journal)

 これだけの事態になって沖縄知事はどんな受け止め方をしているのでしょうか。まさかPLANの動きを歓迎していないでしょうね まず尖閣諸島で日本漁船が追い出されてもなにも反応しない人ですからね 安全保障のセンスが全く時代に追いついていない人は早く表舞台から退いてもらいたいものです。

追記 玉城デニー知事は「このような行為が地域の緊張を高め、不測の事態が発生することを危惧している。絶対にあってはいけない」と強調した。政府に対し「平和的な外交で中国との関係改善を図ることが重要だ」と求めた(日本経済新聞)そうですが、どこかピントがずれていませんか

ジャック・バックビー

CV-18 Fujian

中国空母CV-18福建。画像クレジット:クリエイティブ・コモンズ。

要点と概要 

 中国空母「遼寧」と駆逐艦3隻は日本の南西諸島周辺で約1週間活動し、J-15戦闘機とヘリコプターを計約100回出撃させた。さらに日本のF-15戦闘機に火器管制レーダーを捕捉したとの報告もある。

 空母群は沖縄と宮古島の間を通過後、異例のS字航路を描き、北大東島を周回した。東京はこの動きを台湾有事の予行演習及びフィリピン海へのアクセス制限の試みと見る。

 ロシアがTu-95爆撃機で参加し、日本の緊急発進と米B-52による迅速な示威行動を招いた。日本にとってこれは単発の挑発というより、新たな常態化だ。

中国空母が日本近海で「S字航路」訓練。東京は台湾への警告と見る


統合幕僚監部

中国空母・遼寧は日本の南西諸島近海で1週間近く集中的な作戦行動を展開し、日本は戦闘機を緊急発進させ、レーダー捕捉事件を巡る外交摩擦を引き起こした。

米国も直ちに軍事力を見せつける行動に出たため、12月5日から数日間にわたる緊張の高まりが生じた。

一連の出来事は、日本の至近域における中国空母の能力を示す最も顕著な実証の一つとなり、東京ではこうした訓練が常態化しつつあるという懸念が高まっている。

防衛省によれば、遼寧と駆逐艦3隻は12月5日に東シナ海を離れた。翌日は沖縄と宮古島の間を通過し、異例のS字型訓練航路を取り日本列島沿いに北東へ進んだ。

その後、艦隊は12月8日から9日にかけて日本の北大東島を時計回りに周回し、中国機が波状飛行作戦を展開する中、事実上この海域を周回した。東京の発表によれば、海上自衛隊の駆逐艦「てるづき」が艦隊を追跡した12月5日から9日にかけて、J-15戦闘機とヘリコプターで約100回の離着艦が記録された。

この演習には中国とロシアによる長距離飛行活動が伴った。

12月9日、ロシアのTu-95爆撃機2機が中国H-6爆撃機2機と合流し、東シナ海上空を飛行。その後沖縄と宮古島の間の海域を太平洋方向へ進み、同じ経路で帰還した。途中、中国J-16戦闘機4機が合流した。

日本側はほぼ1週間にわたり戦闘機を緊急発進させた。12月7日の週末には、中国空母遼寧から出撃したJ-15戦闘機が沖縄南東で航空自衛隊F-15に対し2件の別々の事案火器管制レーダーをロックオンしたと東京は主張している。

防衛省によれば、1件目のロックオンは午後4時32分頃に数分間、2件目は午後6時37分頃に約30分間続いたという。

東京はこれらの行動を危険かつ不安定化要因だと正式に抗議したが、中国当局者はこの主張を退け、日本機が頻繁に接近偵察を行い訓練区域を妨害していると非難した。

中国海軍報道官は、空母打撃群が飛行訓練を実施中であり、その過程で日本軍が繰り返し中国海軍の訓練空域に接近し、飛行安全を脅かしたと述べた。しかし、同報道官はレーダー照射に関する非難には応じなかった。

北京はまた、中国海軍艦艇が日本側に今後の作戦を通知し、口頭での確認を得たとする音声記録を公開した。しかし日本は、標準的なルートを通じた正式な通知は一切受けていないと否定し、自国戦闘機が訓練全体を通じて安全な距離を保っていたと主張している。

小泉進次郎防衛相は、日本の航空機が中国戦闘機にレーダーを照射した事実はないと主張し、中国の説明を不正確だと一蹴した。

新たな地域情勢

空母遼寧をめぐる一連の活動は、日本の南西諸島近海における中国空母作戦が、単発的な示威行動から持続的な戦略的挑戦と存在感へと移行しつつあるという東京の懸念を裏付けるものとなった。

日本政府関係者は、異例のS字航路と北大東島を時計回りに周回する動きが、海軍航空戦力の誇示だけでなく、台湾関連事案を想定した訓練に類似していると警告している。

こうした事態下では、中国軍が日本や米国のフィリピン海への進出を制限しようとする可能性があり、今回の出来事は中国海軍部隊がその事態に備えていることを示唆している。

米国は最近の事態に迅速に対応し、中国とロシアの爆撃機が沖縄と宮古島の間で長距離飛行を行った翌日に日本との共同訓練を実施した。

米軍のB-52戦略爆撃機2機が日本のF-35およびF-15と共に飛行し、同盟国の準備態勢と、ワシントンが「揺るぎない」と表現する日本の安全保障へのコミットメントを示した。

こうした活動が地域で日常化する中、東京の当局者は懸念の核心は単発の事件ではなく、日本の空域・海域周辺で複雑化する中露共同作戦の累積的影響にあると指摘する。演習は日常活動が急速に外交紛争へエスカレートしうるかを示しており、特に双方がレーダー使用や空域行動に関する主張を争う状況下では顕著だ。

ワシントンがこうした遭遇が地域の平和と安定に寄与しないと示唆する中、警戒態勢強化が常態化する新たな戦略環境に日本は直面している。

著者について:

ジャック・バックビーはニューヨーク在住の英国人作家、対過激主義研究者、ジャーナリストであり、ナショナル・セキュリティ・ジャーナルに頻繁に寄稿している。英国、欧州、米国を報道対象とし、左派・右派の過激化を分析・理解するとともに、現代の喫緊課題に対する西側諸国の対応を報告している。著書や研究論文ではこれらのテーマを探求し、分極化する社会への実践的解決策を提案している。近著は『真実を語る者:RFK Jr.と超党派大統領制の必要性』である。


Military Hardware: Tanks, Bombers, Submarines and More

‘Locking Radar’: China’s Liaoning Aircraft Carrier Just Sent Japan a Chilling Message Near Okinawa

By

Jack Buckby

https://nationalsecurityjournal.org/locking-radar-chinas-liaoning-aircraft-carrier-just-sent-japan-a-chilling-message-near-okinawa/


2025年12月12日金曜日

日中が対立する中、中露爆撃機が日本列島を周回する共同威嚇飛行を実施していたのは陰湿ないやがらせだ(TWZ)

 

中露の共同爆撃機パトロール飛行に日韓戦闘機が緊急発進で対応(TWZ)

北京と東京の緊張が高まる中、中露共同航空演習が実施された。

ハワード・アルトマン

2025年12月9日 午後5時39分 EST 公開

Japan and South Korea scrambled jets to respond to a joint Russian-Chinese bomber patrol.

(中国政府)

日韓両国は12月9日、両国近くの公海上空を飛行した中露共同爆撃機パトロールに対応し、戦闘機を緊急発進させた。年次二国間演習の一環ではあるが、この飛行は、日本の台湾支援姿勢の強化を巡り日中間の緊張が高まる中で行われた。

ロシアのTu-95ベアターボプロップ爆撃機2機が日本海から南下し東シナ海へ進入したと防衛省が発表した。日本西側と韓国南東側を飛行した後、沖縄沖で中国のH-6爆撃機2機と合流した。

防衛省

「その後、東シナ海から四国沖の太平洋まで長距離の共同飛行を行った」と同省は説明した。

爆撃機が沖縄島と宮古島の間を往復飛行した際、中国のJ-16フランカー多用途戦闘機4機が合流したと防衛省は指摘した。ベア爆撃機はその後、同じルートを北上し日本海へ戻った一方、中国機は中国へ帰還した。

Australia is pushing back on a report that Russia asked to base its long-range bombers at an Indonesian airbase.ロシアのTu-95Mベア爆撃機(ターボプロップ機)。(英国王室著作権)

CHANGCHUN, CHINA - SEPTEMBER 16: H-6 bomber attends a flight rehearsal ahead of the 2025 Changchun Air Show on September 16, 2025 in Changchun, Jilin Province of China. The aviation open-day activities of the Chinese People's Liberation Army Air Force (PLAAF) and the Changchun Air Show 2025 will be held from September 19 to 23 in Changchun. (Photo by Cao Nan/VCG via Getty Images)

英国王室著作権中国製H-6爆撃機が、2025年9月16日に中国吉林省長春市で開催された2025長春航空ショーに先立ち、飛行リハーサルに参加した様子。(写真提供:Cao Nan/VCG via Getty Images)VCG

防衛省によると、今回の飛行に加え、ロシアのA-50メインステイ早期警戒管制機1機とSu-30フランカー戦闘機2機も日本海上で確認された。

防衛省は「これに対し、航空自衛隊南西航空方面隊などの戦闘機が緊急発進した」と説明したが、戦闘機の飛行経路の詳細は明らかにしていない。

The Beriev A-50U 'Mainstay' airborne warning and control system (AWACS) aircraft based on the Ilyushin Il-76 transport aircraft belonging to Russian Air Force in the air. 'U' designation stands for extended range and advanced digital radio systems. This aircraft was named after Sergey Atayants - Beriev's chief designer. (Photo by: aviation-images.com/Universal Images Group via Getty Images)

ベリエフA-50U「メインステイ」空中警戒管制機(AWACS)。(写真提供:aviation-images.com/Universal Images Group via Getty Images) aviation-images.com

韓国も戦闘機を緊急発進させた。中国・ロシアの共同飛行が韓国の防空識別圏(KADIZ)に一時的に侵入したためだ。聯合ニュースによると「中国軍機2機とロシア軍機7機が午前10時ごろ相次いでKADIZに進入したため、軍は偶発的な事態に備え空軍の戦闘機を派遣した」と韓国合同参謀本部(JCS)は述べた。

JCSは、中露共同飛行に参加した航空機の種類を特定しなかったが、爆撃機と戦闘機が「約1時間にわたりKADIZに断続的に進入・離脱した後、防空識別圏から完全に撤退した」と説明した。

この海域での中露共同飛行は初めてではない。2019年以降、両国は共同演習中に年1~2回、事前通告なく軍用機をKADIZに侵入させていると聯合ニュースは説明した。

前回は2024年11月、「中露両国から計11機の軍用機が共同でKADIZに侵入した」と聯合ニュースは報じた。

初の共同飛行は2019年6月だった。ロシアのメインステイ機が韓国が領有権を主張する小島群(韓国名:独島)上空の領空を侵犯したため、韓国軍機が一連の警告射撃として20mm機関砲弾約360発を発射した。日本もこれらを自国領土と主張し竹島と呼んでいる。当時、日本もメインステイが日本の領空を侵犯したと抗議した。

今回の共同飛行は10回目となったが、中国と日本が日本の高市早苗首相の発言を巡り激化する対立の真っ只中で発生した。同首相は、中国による台湾へのいかなる攻撃も東京にとって存亡の危機と見なすと発言している。北京は台湾を自国の一部とみなし、平和的か軍事的かいずれの手段で奪還すると明らかにしている。一方、自衛を目的とした日本の軍事力拡大を、脅威の増大と見なしている。

この緊張の高まりは土曜日、沖縄近海で遼寧空母から発進した中国J-15戦闘機が日本のF-15イーグル戦闘機2機にレーダー捕捉したことで顕在化した。双方が事件の発生を認める一方、原因と対応の是非を巡って対立している。

日本は、自国戦闘機が遼寧と護衛艦隊から安全な距離を保って飛行中、標的にされたと主張している。中国は、日本の戦闘機が訓練を妨害したことが事件の発端だと主張している。

問題は火曜日まで持ち越され、中国は空母群と日本の間で交わされたとされる警告通話を公開した。日本は以前、中国が衝突回避ホットラインに応答しなかったと不満を表明していた。

こうした動きは、台湾から約70マイル(約113キロ)に位置する与那国島に日本が兵器を追加配備する計画に対し、中国の懸念が高まる中で起きている。

日本の防衛省は「沖縄県与那国島に航空機通信を妨害可能な電子戦(EW)防空部隊を配備する計画」を発表したと、日経新聞が先週報じた。同紙は具体的なEWシステムの種類について明らかにしていない。

昨年11月、本誌は日本が与那国島に防空システムを設置する意向であると報じた。台湾に近い同島の軍事化が進む兆候と見られる。

これらの飛行は、中国とロシアの軍事協力が強化されている一環だ。昨年、中国のH-6シリーズ航空機2機がロシアのベア爆撃機2機と共に、アラスカ周辺の防空識別圏(ADIZ)を飛行した。これは中国のH-6が同地域で活動した初事例だった。中国の海上艦隊行動も増加傾向にある。

日本と韓国近海での中露共同爆撃機パトロールは常態化し今後も継続される見込みだが、北京と東京の間の緊張の高まりは収まる気配を見せていない。■

ハワード・アルトマン

シニアスタッフライター

ハワードは『ザ・ウォー・ゾーン』のシニアスタッフライターであり、『ミリタリー・タイムズ』の元シニアマネージングエディターである。それ以前は『タンパベイ・タイムズ』のシニアライターとして軍事問題を担当した。ハワードの作品は『ヤフーニュース』『リアルクリアディフェンス』『エアフォース・タイムズ』など様々な媒体に掲載されている。



Joint Chinese-Russian Bomber Patrol Sends Japanese, South Korean Fighters Scrambling

The latest Chinese-Russian joint aviation exercise comes amid growing tensions between Beijing and Tokyo.

Howard Altman

Published Dec 9, 2025 5:39 PM EST

https://www.twz.com/air/joint-chinese-russian-bomber-patrol-sends-japanese-south-korean-fighters-scrambling