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イスラエル空爆でハマス幹部が死亡(The Hill)

  2025年3月23日日曜日、イスラエル南部から見たガザ地区北部に立つ、イスラエルの地上・空爆で破壊された建物。 (AP Photo/Leo Correa) A P通信によると、イスラエルの空爆により、ハマスの著名な幹部が死亡した。  AP通信によると、パレスチナ国会議員で政治局員のサラ・バルダウィルは、土曜日の夜から日曜日の朝にかけてガザ南部で行われたイスラエル軍の空爆で死亡した少なくとも26人のうちの一人であった。この攻撃でバルダウィルの妻も死亡した。  イスラエルとハマスの戦争が始まって以来、ガザでのパレスチナ人の死者は5万人以上にのぼるとガザの保健省が発表した。  イスラエル軍によると、イスラエルは昨年、レバノンの過激派組織ヒズボラとの停戦が不安定な中、レバノンへの報復攻撃も最近開始した。  今週初め、イスラエルはま停戦を阻止したガザのハマスにも致命的な攻撃を次々と行った。  イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の事務所は、400人のパレスチナ人を殺害した攻撃は「ハマスが人質解放を繰り返し拒否し、スティーブ・ウィトコフ米大統領特使や調停者から受けた提案をすべて拒否した」後に起こったと述べた。  「イスラエルはハマスに対して軍事力を強化して行動する」とも首相府は述べた。■ Israeli strike kills top Hamas official by Tara Suter - 03/23/25 8:19 AM ET https://thehill.com/policy/defense/5209459-israeli-strike-hamas-official-deaths/

暴風で機能停止していたガザの仮設桟橋の修復が完了し、援助物資搬入が再開の見込み。米中央軍隷下の海軍部隊が作業を担当。

  ガザの一番の問題はパレスチナ住民をハマスが盾に使っていることで、移動勧告があったにもかかわらず同地を離れられなかった一般住民がイスラエルの攻撃による犠牲になっているのはやむを得ないとも言えます。とはいえ、人道上の理由で補給物資の搬入が続いており、一部で略奪も発生しているとのことですが、パレスチナ人の統治能力固めされていると言えましょう。米海軍がノルマンディ上陸作戦から続く技術の蓄積で構築した人工埠頭が暴風で機能できなくなっていましたが、この度復旧に成功したというThe War Zone記事からのご紹介で、現地でのイスラエル軍工兵隊の支援を米軍も評価しています。のぞむらくは海上からの物資搬入が拡大することですね。 Twitter screencap 米政府関係者は、今後数日以内に援助物資50万ポンドの輸送を開始し、 その後さらに増える予想 米 中央軍の副司令官が金曜日に発表したところによると、ガザのトライデント人道支援桟橋は再構築され、今後数日間で物資が到着し始める。桟橋は、設置から2週間も経たない5月28日、悪天候で壊れてしまった。  ブラッド・クーパー副司令官Vice Adm. Brad Cooper は、「今朝早くガザで、米軍が仮設桟橋をガザ海岸に取り付けるのに成功したことを発表でき、とても嬉しく思う」と、本誌含む記者団に語った。「イスラエル国防軍の工兵部隊が桟橋を安全に設置するため必要なあらゆる支援を提供してくれた」。 5月29日、荒波の被害を受けたトライデント桟橋。衛星画像 ©2024 Maxar Technologies 今週初め、米国防総省は桟橋と修理費用の合計が2億3000万ドルになると発表していた。  「米軍の地上戦は行わないという方針は有効です」とクーパーは付け加えた。「今後数日のうちに、現地での人道支援物資輸送を再開する予定だ。海上からガザ住民に援助を届けるこの方法は、効果が証明ずみだ。臨時桟橋は、前回の1週間の運用期間中も1,000トン(200万ポンド以上)の援助をガザに届けた」。  この援助は、「期間中、ガザに入った援助量としても2番目に多く、p同じ週にガザに届けられた全援助物資の約30%を占めた」。 桟橋を確実に保持するため、どのような対策が取られたのか尋ねられたクーパーは、天候が主な問題だと繰り返した。  「明らかに、今回の問...

ガザへの人道物資輸送で沿岸に臨時貨物取扱インフラを米海軍が設置する可能性について

  ガザへの救援物資搬送には海上輸送が最も効果的なのですが、肝心のガザにハマスが居座っている限り安心な輸送がままならないというジレンマもあります。ただし、沿岸に臨時の貨物取扱インフラを構築運用する能力を米軍が有しており、実際に運用するかは政権の決断次第となりますが、米国側に犠牲者が出ない保証がないままの見切り発車となれば、大統領選挙への影響も必至で、バイデンでは決断ができないかもしれません。The War Zone記事のご紹介です。 USN . 米国がガザで前線基地を展開する可能性はあるが、リスクがないわけではない 米軍には、ガザの海岸線にアクセスし、援助物資を輸送する能力がある ハ マスによるイスラエルへの攻撃が信じられないほど激しい戦争の火種となって5ヶ月が経過した。このような作戦は危険と隣り合わせだが、米国がガザへの援助物資の空輸を実行する側に加わった数日後のことである。ガザ地区の大部分は、イスラエルによる何万回もの空爆と、現在も続いている地上戦によって破壊されている。  『Politico』は、バイデンが今夜の一般教書演説でこの計画を正式に発表すると報じている。非公開の政権高官3名を引用し、「バイデンは米軍にガザに臨時の港を設置するよう命じ、より多くの人道援助が必要なパレスチナ人に届くようにする」と述べている。ある政権高官は、この計画には「米軍の駐留は必要ない」と述べたという。具体的にどのように可能なのかは不明だ。ガザには現在、港湾施設がない。  Politicoによれば、この新しい臨時港は、食料、水、医療品、その他の支援物資をガザの人々に移送するために使われる。キプロスからガザへの海上回廊はこの港湾施設を利用する予定で、バイデン政権はこの構想を実現するため「各国政府と商業パートナー」を獲得しようとしている。この海上支援ルートは、既存の陸上ルート、すなわちガザとエジプトの間にあるラファ交差点、イスラエルが開設に合意したとされる新しい交差点、そして追加の空輸作戦を補完する。  ガザの大部分は破壊されている。状況は悪化の一途をたどっており、すでに大規模な人道的大惨事となっている状況は、時間の経過とともにはるかに悪化する可能性がある。  海上から貨物を大量に運ぶことができれば、この点では確かに助けになるし、トラックや断片的な空輸作戦よりもはるかに効率的だが...

主張 ガザ向け国際援助を横流ししてロケット製造するハマスを援助団体機関は黙認すべきではない

    ガザ住民を人間の盾につかい、正当な根拠のないまま同地区を支配するハマス等の戦闘集団が国連等の善意を悪用して援助物資を横取りしているとの問題提起です。ことあれば悪いのはイスラエル、パレスチナは被害者だからと一方的な価値観を押し付けているのは誰でしょうか。もっと現実を直視しないといけませんね。 ガ ザへの国際人道援助がミサイル、ロケット弾の追加調達につながってはならない。 イスラエル、ガザ双方から恐ろしい写真が再び流出している。11日間にわたりミサイル、ロケット数千発がガザから発射され、イスラエル国民数百万人が防空壕に避難した。解説者は暴力に満ちたパレスチナとイスラエルの長い抗争の歴史に触れ、人権、国際法にも言及している。外交筋、各国指導層は戦闘終結を求め、「終わりなき暴力の応酬」を終わらせようとしている。   だが、こうした動きの裏で見逃している論点がある。世界有数の貧困地区ガザがどうやって30千発ものロケット弾、ミサイルを調達できたのか。ハマス(イスラム抵抗運動)率いるパレスチナ戦闘集団は今回わずか11日で4,350発をどうやってイスラエル都市部に向け発射できたのか、また次回に備え相当数を備蓄しているのか。   これだけの装備を集積していたのに誰も気づいていなかったのは不思議だ。ガザ住民を支援していると主張しており、 国際連合パレスチナ難民救済事業機関 (UNRWA)、 国連人道問題調整事務所 (OCHA)、国連児童基金(UNICEF)が各国から資金数億ドルを集め、米国もジョー・バイデン大統領が拠出を再開し、報告書の洪水を作り、さらなる資金援助を喫緊の課題と強調している。さらに、不思議なのはガザ内の工場多数でロケット弾を製造し民間施設に貯蔵し再充填式発射機も備えているのに、報告書でこうした言及が皆無なことだ。   ガザでの武器貯蔵の背景にはイスラエルによる反攻から武器類を守るコンクリート補強構造のトンネル網が人口稠密地帯の地下に張り巡らされていることがある。だがNGO団体、国連機関、各国政府の援助部門は目をつぶっている。各方面は明白な証拠があるのに沈黙を守っている。   2001年にパレスチナの「抵抗」ロケット弾がガザ境界各地から初めて発射されて以来、10千発がイスラエルに放たれた。大部分が現地製...