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.英海軍原子力潜水艦がロシアのスパイ船の横に浮上し、明確なメッセージを発信(The War Zone)―海底ケーブルの位置を把握し、インターネット含む情報を遮断する作戦に備えているのでしょうが、看過できませんよね

     Crown Copyright 海底インフラをマッピングしたと告発されていたたロシアのスパイ船ヤンタルが英国海域に戻ってきたため英国が反応している 英 国は、英海軍の原子力潜水艦の1隻が、昨年末に悪名高いロシアのスパイ船「ヤンタル」の近くに浮上し、観測していることを明らかにしたと認めた。英海軍は、英領海に戻ったロシア船を綿密に追跡していた。英国国防長官によると、ヤンタルはここ数カ月、「英国の重要な海底インフラをマッピング」しており、NATO全般が海底ケーブルへの明らかな妨害行為への懸念を強めている最中だという。  ヤンタルは昨年11月にもイギリス海域を航行しており、その際、ジョン・ヒーリー国防長官は、「イギリスの重要な海底インフラの上をうろついているのが発見された」と述べた。 2018年英仏海峡を通過するヤンタル。 クラウン・コピーライト LPhot Dan Rosenbaum  興味深いことに、ヒーリーは、英海軍の潜水艦が11月に英国海域にいたとき、ヤンタルを監視する任務についていたことを明らかにした。 国防長官は、軍艦と哨戒機もロシア船の追跡に関わっていたと述べた。  ある時、潜水艦がヤンタルの近くで浮上し、「我々がヤンタルの一挙手一投足を秘密裏に監視していたことを明らかにするためだった」と国防長官は語った。  潜水艦の艦名は明らかにされなかったが、現在稼働中の5隻のアスチュート級攻撃型潜水艦の1隻であっただろう。 イギリス海軍のアスチュート級原子力攻撃型潜水艦。 クラウン・コピーライト www.twz.com  ロシア船はその後、ダブリンの東にあるアイルランド海域に移動し、イギリスとアイルランドを結ぶ重要なエネルギーやインターネットの海底パイプラインやケーブルのスパイ活動を行っているのではないかという懸念を呼び起こした。その後、スパイ船はアイリッシュ海を去った。 英国政府が原子力潜水艦の活動、特にこのような機密性の高い監視任務に関する情報を公開することは珍しい。ロシアに重要な水中インフラを狙ったスパイ活動をこれ以上行わせないようにするために、情報が公開されたのだろう。  この戦術は効果的であったようだ。ヒーリーによれば、今週イギリス海域に侵入したヤンタルは、長く駐留することはなく、23型フリゲートHMSサマセットとリバー級...