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T-7AはeT-7Aに名称変更。デジタルエンジニアリングによる機体製造の最初の例となる。

  今 後調達する機体の設計テストはデジタル仮想空間で行ってから実機生産に入る、と空軍長官バーバラ・バレットが空軍協会主催イベントで発表した。 デジタルが基本の設計、開発、製造で調達そのものが変わるパラダイムシフトとなる。その例がボーイングT-7Aレッドホークで同機は今後はeT-7Aと呼称する。空軍省は新構想による機体をデジタルeシリーズとする。 「デジタルエンジニアリングの可能性を現実に移す努力を各社に促す意味でも、空軍省はウェポンシステムの新名称として『eシリーズ』を立ち上げます。航空機材、衛星、兵装システム他でデジタルエンジニアリングで実現した装備に『e』の呼称を前につけていきます」   第一例となったeT-Aレッドホークでは先にモデルを作り、3Dデザインツールで組立工程を8割削減し、ソフトウェア開発時間は半分にできた。コンピュータ内の存在だった機体が36か月後には初飛行していた。   その他装備品でもデジタルエンジニアリングの威力を生かし、設計試験の時間を減らしている。今後も多数の機材調達に活用される。   空軍関係者によればeシリーズのデジタル調達事業では最初から最後までデジタル環境かつすべてネット接続された環境でほぼ完ぺきなレプリカを作成し、現実の装備品の姿を検討する。前例のない迅速かつ柔軟な対応が可能となり、仮想要素を数千どころか数百万単位でマシンのスピードで設計し、最適装備に仕上げることが可能だが、最終的に製造に移るのはその中で一つだけ最良の選択となるという。■ この記事は以下を再構成したものです。デジタルなので「d」かと思ったのですが。 SECAF unveils new “eSeries” classification in nod to Department’s digital future By Secretary of the Air Force Public Affairs / Published September 14, 2020